つくる・食べる・暮らす

不器用でも手作りを楽しむ暮らしの記録。

季節の変わり目のお楽しみ-穂紫蘇の天ぷら

紫蘇の穂がでて、かわいい花が咲いています。

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紫蘇の実が固くなってしまう前に、穂紫蘇を楽しむことにしました。
 
実を佃煮や塩漬け、醤油漬けにしようかと思っていたのですが、天ぷらのレシピを見つけて気分は一気に天ぷらモードに!
 
まだ花が少しついたやわらかい穂紫蘇が天ぷらにはちょうどよいようです。
 
菜園でとれたかぼちゃ、ピーマン、オクラもいっしょに揚げましたが、今日のメインは誰がなんと言おうと穂紫蘇です!

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麻婆茄子もあわせて夏の名残の菜園メニュー、天ぷらは塩でいただきました。

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衣はさくさく、実はぷちぷちの歯ごたえ、そして口の中で紫蘇の香りがふわーっと広がります。
 
花が落ちて茎や実がもう少し固くなっていたら残念な感じたっだはず、とてもよいタイミングでおいしくいただけました!
 
塩漬けや佃煮は保存できますが、天ぷらを楽しめるのはこの時期だけです。
 
明日の天丼用にと多めに揚げた残りの天ぷらも、家族が「おいしいね~。残り食べちゃうよ」と完食しました。
 
穂紫蘇、もっと揚げておけばよかったな~。
 
おつまみにもいいですね。
 
葉も、花も、実も…、今年は本当によく紫蘇を楽しみました。
 
紫蘇の実を使った料理はお裾分けでもらうことはあっても、自分では作ったことがありませんでした。
 
でも、これからは穂紫蘇の季節の楽しみがまた一つ増えました。
 
やっぱり塩漬け、醤油漬けも作っておこうかな。
 
 

夏の菜園をふりかえる

彼岸花が咲きました。

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毒性があり、不吉な印象を持たれることもありますが、エキゾチックで燃えるような花になんだか心惹かれます。
 
この時期になるとそろそろ夏野菜もおしまい、夏の菜園をふりかえりました。
 
■ナス科
トマトは大雨が続いたせいか、8月後半で終了しています。
 
支柱の立て方のせいか、大玉に日が当たりにくく若干実りが悪かったのが反省点、ミニトマトは豊作でした。
 
なすは途中色づきや実のつきが悪くなったりしましたが、剪定して日当たりをよくし、追肥したところ復活、もうしばらく秋なすを楽しめそうです。
 
ピーマンは今ごろピークを迎え、毎日素焼きピーマン(こういうシンプルな食べ方が一番好き!)をたっぷりいただいています。
 
1本しか植えなかったけれどたくさん実をつけた赤唐辛子、乾燥させて保存します。

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オクラは今も2~3日おきに収穫していますが、たくさん食べたいから、来年は株を増やします。
 
■ウリ科
胡瓜と間違えて苗を買った瓜も大雨以降は実が傷み、早めに終了でした。
 
瓜の浅漬けやサラダがおいしくて、新たな発見でした!
 
■シソ、ハーブなど
大葉は私の背丈くらいになり、バジルも十分大きく育ってくれました。
 
生姜の収穫はもう少し先、来年はぜひともミョウガを加えたいです。
 
ローズマリーやミントは鉢で育てましたが、いまいち元気がなく、パクチーも枯らしてしまったので、ハーブ類は要研究。
 
特に土を見直していこうと思います。
 
山東菜を初めて育てました。
 
結球しない白菜のような感じで、とても重宝しました。
 
ただ、防虫ネットをかけるのが遅れてアオムシが大発生、次は発芽したら即、ネットをかけようと思います。
 
 
家庭菜園の知識も技術もまだまだで改善の余地はたくさんあるものの、今年も十分すぎるほど夏野菜を楽しませてもらいました。
 
土に触れ、野菜の成長を見ていると元気が出るので、秋からも菜園をがんばります。

今年中に完成なるか?数年越しのグラニー・ブランケット

たしか3~4年前の秋に編んだちょっとレトロな感じのグラニー・ブランケット、今年も使おうと出してみました。

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それまではアクリルたわしくらいは編んでいましたが、それもかなりの適当ぶりで、力業で無理矢理丸くした…という代物でした。
 
そんな私が編み物に挑戦したのは、友人から送られてくるモチーフ編みの写真が鮮やかで、とてもすてきだったからです。
 
かぎ編みの基本をよく知らない私に、「一回やればすぐ覚える」と、友人が一から編み方を教えてくれました。
 
それで、何か作りたくなって編んだのがこのブランケットでした。
 
服やインテリアも色味を抑えたシンプルなものが多いですが、時折、無性にパッチワークや何かをツギハギしたようなデザインに惹かれます。
 
それで、5色の丸いモチーフ編みをちょこちょこ作って、最後に黒い毛糸でつなぎました。
 
丸モチーフ同士の間の隙間が大きいため、真冬はこれ一枚では寒く、他のブランケットと重ねて使いますが、晩秋まで、そして春先には充分暖かいです。
 
何より色味の暖かさが気に入っています。
 
編み物は、この第一作目以降は進んでいませんでした。
 
とくに一昨年から今年にかけて、編み物をする気持ちの余裕がありませんでした。
 
このブランケットを出すたびに、「また何か編みたいな」と楽しかった製作期間を思い出していましたが…、今年はブランケットを出したときに、編みかけのモチーフも一緒に発見。
 
すっかり忘れていましたが、「四角モチーフで作れば隙間が少なくて暖かいだろう」と、作りかけていたようです。
 
後ろの第一作が丸モチーフ、手前のカゴの中が編みかけの四角モチーフです。

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もう少しモチーフを作って、つなげて…、冬に間に合うでしょうか。
 
でもどうやって編んだのかもよく覚えていないので(..;)、まずはスイートポテトを手土産に、友人の家を訪ねようかな。

年長者からのお裾分けー小アジの南蛮漬けとスズメバチの巣のこと

不器用な私には、DIYと庭仕事の心強い師匠がいます。

 

古い我が家の修繕方法や庭木の世話の仕方を教えてくれたり、草刈りや剪定を手伝ってくれるご近所の初老のおじさんです。

 

地域の、とくに高齢のお宅のお手伝いを進んで行う師匠は、私だけでなく、みんなに頼りにされています。

 

その師匠が先週、釣果の小アジをお裾分けしてくれました。

 

新鮮な小アジをさっそく捌いてからっと揚げ、さっぱりいただける南蛮漬けにしました。

 

たまねぎと、うちの菜園のにんじん、ピーマンもたっぷり入れて。

 

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頭からしっぽまで丸ごとおいしくいただきました。

 

小アジを持ってきてくれたときに、師匠がうちの庭木にスズメバチが巣を作っていることに気づきました。

 

距離を置いてそっと撮影したため写真がぼけてしまいましたが、これ以上は恐くて近づけませんでした。

 

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ご近所には高齢者も小さい子どももおり、攻撃性の強いスズメバチの巣を放置するのは危険なため、 師匠のアドバイスに従って市役所で業者を紹介してもらい、巣の撤去をお願いしました。

 

撤去の日は私は不在でしたが、家族によると「あっという間に終了、プロはすごいね」とのことでした。

 

ミニスズメバチという種類だったようです。

 

費用の半額は市が負担してくれましたが、こういう制度があることも、今回初めて知りました。

 

自分だけでは気づけないことを気づく目を持ち、判断や対応が難しいことを長年の経験をふまえて教えてくれる年長者の知恵には学ぶことがたくさんあります。

 

海の幸や山の幸、そして知恵の幸をお裾分けしてくれる師匠、いつもありがとうございます!

 

それにしても、スズメバチの巣ってどんな作りになっているのでしょう?

 

恐いけれど、ちょっと気になります。

かぼちゃのポタージュで温まる

台風18号の備えや対応に追われた連休、冷たい雨に濡れたせいか、どうやら風邪を引いてしまいました。

 

くしゃみと鼻水がひどく、体の中からゾクゾクします。

 

張り詰めていた緊張がとけたせいでもあるのでしょう。

 

とにかく体の芯から温まりたい、やさしいホッとするようなものが食べたいと思ったときに目についたのがかぼちゃでした。

 

mikipan.hatenadiary.com

 

収穫していたこのかぼちゃで、ポタージュスープを作りました。

 

ほぼ放置で育てたせいかちょっと甘みが少なかったのですが、そういうときはポタージュにするのが一番です。

 

たっぷりの炒めたまねぎも入れるので、甘みがぐんとアップします。 

 

いつもは皮も一緒に入れてしまうのですが、今回は皮がちょっと固くなってしまっていたので実の部分だけ蒸して使いました。

 

軽く蒸した実をバターでたまねぎと炒め、スープで煮込み、ブレンダーでなめらかにすれば、ポタージュの素ができあがりです。

 

これを牛乳や豆乳でのばして、味を調えて完成です!

 

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期待通りほっとする味、温まるし、元気が出ます!

 

心なしか体のだるさも収まっていくのがわかりました。

 

ごちそうさまでした!

 

意外と簡単で、行程さえ覚えればいろんな野菜で作れるポタージュ、私はかぼちゃと大根の葉っぱがお気に入りです。

 

体は疲れていましたし、まだ片付け他してしまいたいこともありましたが、私にとっては料理は気持ちを切り替えるリセットのための時間でもあるので、心身ともにスッキリしました。