つくる・食べる・暮らす

不器用でも手作りを楽しむ暮らしの記録。

ワンピースをリメイク-ワーク用カフェ・エプロン(風)

調理の時はもちろん、花や野菜のお手入れや収穫の時などにも、大きめのポケットつきのエプロンがあると便利だなと常々思っていました。
 
おしゃれなガーデナーさんたちが着用しているポケット付きのカフェ・エプロンのようなものがすてきです。
 
でもキッチン用は薄手でいいけれど、ガーデニング用のものは剪定バサミとかも収められるように丈夫な素材のようですし、どっちも欲しいけれど物は増やしたくないし、わざわざ2つ買うのももったいない。
 
それに、あるものを見て、ちょっと手を加えれば自分で作れるんじゃないかとイメージ(妄想)を膨らませていたので、あえて(ケチって)既製品は買いませんでした。
 
Before写真を撮り忘れましたが、あるものとは前ボタンのシャツ・ワンピースでした。
 
気に入っていたのですが、首回りと袖口、そして色が合わなくなり、タンスの肥やしになっていました。
 
“腰から下をチョキンと切ればエプロンになる”、“ベルトループも、ベルト代わりの長い腰紐もそのまま使える”、などと思いながらワンピースを見ているうちに、最終的にはエプロンにしか見えなくなってしまいました(笑)。
 
結局、たったこれだけの作業で、カフェ・エプロン(風)が完成しました。
①腰から下を好みの丈で切る
②切り口を三つ折りにしてミシンでダーッと縫う
③身頃から大きな長方形を切り取って、ポケット位置に縫い付ける
 

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それでも私がやると、切り口や縫い目が曲がったり、ミシンの下糸が絡まっちゃったりするのですが、リメイクなら行程を減らせるので、不器用な人でも取り組みやすいと思います。
 
薄手なので鋏類には弱いですが、所詮古着なので、家でも外でもガンガン使います。
 
完成した直後に、“ジーンズなら素材もポケットも庭仕事用のエプロンにぴったりだよね”、というイメージが降りてきました(笑)。
 
10月からは忙しいので、来年の課題にします。

ミントが好きな虫

ミントは地植えにすると増えすぎて他の植物を駆逐してしまうとよく聞きます。
 
裏返せば、そのくらい強い植物なので、放っておいても大丈夫ともとれるのですが、庭土との相性や水やりの加減など、難しいところがあります。
 
でも、ミントはその香りと清涼感で夏の暑さを和らげてくれるので、今年もグレープフルーツミントを2株だけ鉢植えにしていました。
 
最初は順調で、夏の盛りにもミントティーで頭も口の中もスッキリ爽やかな気分にしてくれました。
 
が、夏の半ばあたりから同じく鉢植えにしていたバジルとともに元気がない、バジルには何かの虫に食べられているような跡がありました。
 
香りの強いハーブ類は虫がつきにくいと思っていましたが、意外にそうでもなく、アブラムシ、ヨトウムシ等々がつきやすいようです。
 
結局、バジルを食べている虫は特定できませんでした。
 
そして今日、水やりのときにふと見ると、ミントの葉が一枚も残っていません。
 
いつの間に?どうして???
 
よく見ると、裸になったミントの茎にオンブバッタがとまっています。
 
どうやら、このオンブバッタもミントが大好きなようで、食べ尽くしちゃったようなのです。
 
おいしいですか、そうですか、でもちょっと残しておいてほしかったなあ(笑)
 
来年は多少虫に食べられてもよいように、もう少したくさん育てようと思いました。
 
バジルも鉢植えより挿し木で地植えしたほうがよく育ってくれましたし、ミントも区画を作っておけば増えすぎて困ることもないでしょう。
 
空いている草地を耕して水はけのよい土づくりをして、小さなハーブ畑にできるといいな。
 
グランドカバーとして空き地に植えた日本のタイム、イブキジャコウソウはだいぶ根づいて、少しずつ広がり始めました。

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葉っぱをそっとこすると、よい香りが広がります。
 
菜園も庭造りも試行錯誤の連続ですね!

季節の変わり目のお楽しみ-穂紫蘇の天ぷら

紫蘇の穂がでて、かわいい花が咲いています。

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紫蘇の実が固くなってしまう前に、穂紫蘇を楽しむことにしました。
 
実を佃煮や塩漬け、醤油漬けにしようかと思っていたのですが、天ぷらのレシピを見つけて気分は一気に天ぷらモードに!
 
まだ花が少しついたやわらかい穂紫蘇が天ぷらにはちょうどよいようです。
 
菜園でとれたかぼちゃ、ピーマン、オクラもいっしょに揚げましたが、今日のメインは誰がなんと言おうと穂紫蘇です!

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麻婆茄子もあわせて夏の名残の菜園メニュー、天ぷらは塩でいただきました。

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衣はさくさく、実はぷちぷちの歯ごたえ、そして口の中で紫蘇の香りがふわーっと広がります。
 
花が落ちて茎や実がもう少し固くなっていたら残念な感じたっだはず、とてもよいタイミングでおいしくいただけました!
 
塩漬けや佃煮は保存できますが、天ぷらを楽しめるのはこの時期だけです。
 
明日の天丼用にと多めに揚げた残りの天ぷらも、家族が「おいしいね~。残り食べちゃうよ」と完食しました。
 
穂紫蘇、もっと揚げておけばよかったな~。
 
おつまみにもいいですね。
 
葉も、花も、実も…、今年は本当によく紫蘇を楽しみました。
 
紫蘇の実を使った料理はお裾分けでもらうことはあっても、自分では作ったことがありませんでした。
 
でも、これからは穂紫蘇の季節の楽しみがまた一つ増えました。
 
やっぱり塩漬け、醤油漬けも作っておこうかな。
 
 

夏の菜園をふりかえる

彼岸花が咲きました。

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毒性があり、不吉な印象を持たれることもありますが、エキゾチックで燃えるような花になんだか心惹かれます。
 
この時期になるとそろそろ夏野菜もおしまい、夏の菜園をふりかえりました。
 
■ナス科
トマトは大雨が続いたせいか、8月後半で終了しています。
 
支柱の立て方のせいか、大玉に日が当たりにくく若干実りが悪かったのが反省点、ミニトマトは豊作でした。
 
なすは途中色づきや実のつきが悪くなったりしましたが、剪定して日当たりをよくし、追肥したところ復活、もうしばらく秋なすを楽しめそうです。
 
ピーマンは今ごろピークを迎え、毎日素焼きピーマン(こういうシンプルな食べ方が一番好き!)をたっぷりいただいています。
 
1本しか植えなかったけれどたくさん実をつけた赤唐辛子、乾燥させて保存します。

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オクラは今も2~3日おきに収穫していますが、たくさん食べたいから、来年は株を増やします。
 
■ウリ科
胡瓜と間違えて苗を買った瓜も大雨以降は実が傷み、早めに終了でした。
 
瓜の浅漬けやサラダがおいしくて、新たな発見でした!
 
■シソ、ハーブなど
大葉は私の背丈くらいになり、バジルも十分大きく育ってくれました。
 
生姜の収穫はもう少し先、来年はぜひともミョウガを加えたいです。
 
ローズマリーやミントは鉢で育てましたが、いまいち元気がなく、パクチーも枯らしてしまったので、ハーブ類は要研究。
 
特に土を見直していこうと思います。
 
山東菜を初めて育てました。
 
結球しない白菜のような感じで、とても重宝しました。
 
ただ、防虫ネットをかけるのが遅れてアオムシが大発生、次は発芽したら即、ネットをかけようと思います。
 
 
家庭菜園の知識も技術もまだまだで改善の余地はたくさんあるものの、今年も十分すぎるほど夏野菜を楽しませてもらいました。
 
土に触れ、野菜の成長を見ていると元気が出るので、秋からも菜園をがんばります。

今年中に完成なるか?数年越しのグラニー・ブランケット

たしか3~4年前の秋に編んだちょっとレトロな感じのグラニー・ブランケット、今年も使おうと出してみました。

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それまではアクリルたわしくらいは編んでいましたが、それもかなりの適当ぶりで、力業で無理矢理丸くした…という代物でした。
 
そんな私が編み物に挑戦したのは、友人から送られてくるモチーフ編みの写真が鮮やかで、とてもすてきだったからです。
 
かぎ編みの基本をよく知らない私に、「一回やればすぐ覚える」と、友人が一から編み方を教えてくれました。
 
それで、何か作りたくなって編んだのがこのブランケットでした。
 
服やインテリアも色味を抑えたシンプルなものが多いですが、時折、無性にパッチワークや何かをツギハギしたようなデザインに惹かれます。
 
それで、5色の丸いモチーフ編みをちょこちょこ作って、最後に黒い毛糸でつなぎました。
 
丸モチーフ同士の間の隙間が大きいため、真冬はこれ一枚では寒く、他のブランケットと重ねて使いますが、晩秋まで、そして春先には充分暖かいです。
 
何より色味の暖かさが気に入っています。
 
編み物は、この第一作目以降は進んでいませんでした。
 
とくに一昨年から今年にかけて、編み物をする気持ちの余裕がありませんでした。
 
このブランケットを出すたびに、「また何か編みたいな」と楽しかった製作期間を思い出していましたが…、今年はブランケットを出したときに、編みかけのモチーフも一緒に発見。
 
すっかり忘れていましたが、「四角モチーフで作れば隙間が少なくて暖かいだろう」と、作りかけていたようです。
 
後ろの第一作が丸モチーフ、手前のカゴの中が編みかけの四角モチーフです。

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もう少しモチーフを作って、つなげて…、冬に間に合うでしょうか。
 
でもどうやって編んだのかもよく覚えていないので(..;)、まずはスイートポテトを手土産に、友人の家を訪ねようかな。