つくる・食べる・暮らす

不器用でも手作りを楽しむ暮らしの記録。

ポリゴナムの階段

冬は、庭の草花の中にも葉が紅く色づくものがあります。
 
ピンクのポンポン状の花が愛らしいポリゴナム(ヒメツルソバ)もその一つです。
 
古い我が家には石の階段が数か所かあるのですが、隙間の土の部分から草が生えます。
 
ここの部分は、人が良く通るところで目立つので、地味に草取りが大変です。
 
そこに、家族が植えたのか、それともこぼれ種で増えたのか、ポリゴナムがびっしりと広がっています。
 

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おかげで他の草が生えません。
 
よいグランドカバーになってくれて、助かっています。
 
ここはちょっと増えすぎで、夏は切り戻しをしないと蒸れるかなと思いましたが、きれいに刈り込む自信がなくて放っておいたら、こんなに茂ってしまいました。
 
匍匐した茎をつまみあげると、いとも簡単にびろーんととれるのですが、不器用な私が手を加えるとバランスが崩れて不自然になってしまいそうで…。
 
 
 
ポリゴナムの開花期は7~11月ごろまで、冬は地上部は枯れますが、根は生き残ります。
 
繁殖力も強く、すでに飛び石のように転地して、周辺に小さな芽が出ています。
 
 
こんな感じで。

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こんなところからも、こんにちは。

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7月か8月に、もう一箇所の石段の隙間も花壇に見立て、それらを1,2本植えておいたのですが、今はこんな感じになっています。
 
増えすぎよりも、このくらいがちょうどいいかも⁉
 

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まだ他の草が少し生えていますが、ポリゴナムがどんどん優勢になっています。
 
最初、ここには多肉植物セダムか、踏むとよい香りが広がるイブキジャコウソウを植えようかと迷ったのですが、地味な階段をちょっと明るくしようかなと思ってポリゴナムにしたのでした。
 
家族からは「増えるぞ~」と脅されていますが、あの手ごわいハマスゲを知ると、ポリゴナムなんてかわいいもんです。
枯れてしまうまでもう少し、冬の庭に彩を添えてもらおうと思います。

干し芋日和

朝晩の空気は冷たいけれど、良いお天気です。
 
昨日、ご近所さんから、さつまいもと大根をいただきました。
 
わ~~~い、こんなにたくさん♪

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さつまいもも大根も、植えたいと思いながら、今年はタイミングを逃してしまっていました。
 
大根は、こんなにあっても我が家ではぺろっと食べてしまいます。
 
おでん大根が好きなので、おでん出汁をつくって、大根と練り物他あるものをぽいぽいっとシャトルシェフ(保温調理鍋)に突っ込んでおきます。
 
大根が主役のおでん、がっつりメインでも、ちょっと副菜にも。
 
 
 
さつまいもは、長持ちするし、焼き芋におやつの素材にと大活躍ですが、お天気も良いから、本日は干し芋を作りました。
 
 
蒸し器にどんっと入れじっくり蒸します。
 

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蒸し上がったらお好みの厚さに切り分けます。
 
私はやわらかい半生タイプが好きなので、厚めに切りました。
 

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そして、干しかごに入れて外に出して3~4日、お天気によっては4~5日、様子を見てお好みの具合に乾燥したら完成です。
 
太陽のおかげで、甘みがぎゅぎゅっと凝縮されます。
 
夜露がつくとカビが生えてしまうので、夜は取り込みます。
 

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保存袋に入れて冷蔵庫で保存し、食べきれない場合は冷凍庫に入れておきます。
 
でも、このくらいだったら、取り合って、ペロリです。
 
おいしくできたら、さつまいもをくれたおばちゃんにも持っていこうと思います(お家で作ってるかな?)
 
 
この干し芋を、トースター(うちでは魚焼きグリル)で焼いて、表面をこんがり、香ばしくして食べるのが好きです。
 
緑茶はもちろんですが、コーヒーや紅茶にも合うんですよね~。
 
おいしいし、繊維たっぷりでヘルシーだし、お腹も満たされる、いいことづくめの干し芋です。
 
 
そして、このブルーの干しかご、色気はないけれど実直で、頼りになる相棒です。
 
お家でとれた野菜、たくさん買ったキノコなどを干しておくのに便利、よい仕事してくれます。
 
 
やっぱり、今年も切り干し大根を作りたいから、今からでも大根を植えようかなあ…。

捨てるもの/捨てたくないもの

今年も残すところあと一か月ちょっとですね。

 

体内時計がカレンダーと噛み合わず、パニックを起こしています(汗)。

 

年末に大掃除が大変にならないよう、今から少しずつ取り組んでいます。

 

最近は断捨離やシンプルライフを学んで、すっきりした生活を心がけてはいますが、それでも、私がなかなか捨てられないものの1つが洋服など布類です。

 

洋服の処分方法については、状態の良いものは買取サービスを利用したりもします。

 

状態がひどいものや、Tシャツなどはさっさと掃除に使って処分しています。

 

けれど、多少汚れや傷があっても素材がいいと、何かにリメイクできないかと考えてしまいます。

 

mikipan.hatenadiary.com

 

ソーイングが得意ならそれでもいいのですが、技術と時間が追いつかず、一時期は布類が山積みになってしまいました。

 

今では、即リメイクのアイデアが思い浮かばないものは処分することに決めています。

 

最近は着物について悩んでいます。

 

亡くなった祖母の着物ですが、そのまま着る機会もなく、状態もまちまちで、買取してもらうほどでもありません。

 

それに、捨てるのは簡単ですが、人が手をかけて作ったものは、できるだけ大事にしたいと思うのです。

 

今は、こちらの本を参考に、ウール地の着物でスカートを作っています。

 

 

着物を解き、洗い、アイロンをかけ、型紙を当てて裁断し、まち針でとめて縫う…、書き出してみると作業は結構あります。

 

不器用な私がスキマ時間で作業をしているので、人より時間はかかっていますが、やっと筒状になりました。

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あとはウエストと裾だけ。

 

多少の虫食いや汚れはありますし、高価なものではありませんが、ていねいに織られた模様を見ているとなんともいえない気持ちになります。

 

あと何枚かある着物と帯、時間がかかってもいいから、大事に使わせてもらおうと思います。

思い出の味、山芋鉄板

仕事で再会、新しい出会いがたくさんあり、緊張もしましたが充実した先週末でした。
 
おいしいものもたくさん食べたのですが…、話と食事に夢中で、写真を撮るのをいつも忘れてしまいます。
 
「うちでも作ってみたいけど、どんなだったかな」とか、「すてきな盛りつけ方だったなあ」と後になってから気づくのです…。
 
 
そんな反省をしつつ、本日は懐かしの味を再現しています。
 
学生時代を九州で過ごした私にとって、居酒屋で頼む定番メニューの1つが「山芋鉄板」でした。
 
すりおろした山芋をお好み焼き風に焼いたものですが、熱々、ふわふわ、とろとろがたまりません。
 
みんな大好き山芋鉄板、鰹節がおどっている熱々のうちにつついていただきます。
 
最近になって、山芋鉄板は全国区のメニューではなく、福岡の屋台や居酒屋の味だったことを知りました。
 
そういえば九州以外ではお目にかかったことがないような、いや、ほかに美味しいものがありすぎて、気づかなかっただけかもしれませんね。
 
本日は、いくつかのレシピを参考に、次の分量で作りました。
(2人前くらい)
・山芋 300gくらいをすりおろす
・白だし 大さじ1 (めんつゆでも)
・たまご 1個
・トッピング用のネギ、鰹節など
 
これをぐるぐる混ぜて、フライパンで焼きます。

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ふわっふわです。スキレットが欲しくなりました。
 
バターで焼く、あるいは仕上げに少し落とすと、香りとコクがでる感じがします。
 
お好み焼きソースでいただきましたが、出汁で食べても絶対おいしいと思います。
 
野菜や小麦粉抜きのお好み焼きのようなものなので、大き目に焼いてもぺろっと食べてしまいます。
 

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私はお酒はたくさん飲めない体質ですが、食べ物は酒のおつまみのようなものが大好きです。
 
こういう単品おつまみみたいなものもよく作りますが、夕食の献立としては成立しにくいので悩みます。
 
これだけではお腹がすくので、かき揚げをのっけたお蕎麦も食べました。
 
食べすぎ?
 
単品つまみ食いな夕食でした。

秋の庭仕事―ムスカリ他

秋晴れだけれど風が強かった本日、先日剪定してもらった樫の剪定くずが吹き飛んでいないか心配しましたが、枝を残したおかげで大丈夫でした。
 
大枝を取っ払ったら、いかにも剪定くずという感じが少し消えたような気が…しま…す…(あくまで主観)。
 

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樫の枝の間にまた太めの蔦が高いところまで絡まっていたので、踏台にのって取り除きました。
 
なんの蔦かは判明しませんでしたが、丈夫なので、また編んで、製作費0円のクリスマス・リースにしようと思います(製作中)。
 

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パクチーはだいぶ大きくなりました。
 
パクチーらしい葉っぱの形になりつつあります。
 
そろそろ間引いたほうがよいのかな。
 

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山東菜は、やはり植えるのが遅かったせいか発芽率悪し、次からはもっと早く植えようと反省しました。
 
気温が問題なら、プランターで室内で育ててみようかな。
 
 
そして、本日はムスカリを鉢に植えました。
 
ぴょこんと伸びた青紫の房状の花が愛らしいのですが、初めて植えるので地植えにするとどんな感じになるかイメージが描きづらかったので、まずは鉢に植えて様子を見ることにしました。
 
慣れていないと、鉢植えにしても株間の取り方や配置が難しいですね…。
 

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これから寒い冬がやってきますが、冬を越して春になったらかわいい花を咲かせてくれることを期待しています。
 
 
晩秋~冬は庭も寂しくなりますが、待つ楽しみ、春に向けていろいろ準備する楽しみもありますね。
 
まだまだ知らないことだらけ、勉強したり計画するのもまた楽しいものです。