つくる・食べる・暮らす

不器用でも手作りを楽しむ暮らしの記録。

年の瀬のごちそうリメイクごはん

ご近所さんが蠟梅の枝をくださったので、飾りました。
 
とてもよい香りが漂います。

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慌ただしくても、年末の節目の雰囲気は大好きです。
 
 
25日は出張、24日は移動&前泊でクリスマスっぽさは何もないけれど、見たかった博物館の展示と映画に遭遇、贅沢にも両方楽しみました。
 
展示は最終日で混みましたが、イブのレイトショーは静かで穏やかでした。
 
 
26日は遠方より親しき人々がやってきて、クリスマス会&年の瀬お疲れ会。
 
準備はあらかた済ませていたのですが、急に一緒にお見舞いに行くことになり、バタバタして料理写真を撮り忘れる始末…。
 
写真がないのはブログとしてはダメですが、お見舞いにも行け、心おきなく飲み食いと会話を楽しみ、気持ちもお腹も満たされました。
 
来年は、もう少し写真上手になりたいです。
 
 
覚書だけでも。
 
○梨の生ハム巻き
○4種の豆サラダ
○火鍋の白いほう(鶏だんご、海老、ほたて等)
○鶏天&フライドポテト
○温野菜(ヨーグルトと味噌のディップ)
バゲット・ピザ
○マグロ刺身
○みかんゼリー
 
火鍋は中国の土産のスープを使用、これが人気で、スープ1袋では足りないくらいでした。
 
8人なら2袋用意するか、辛いスープと2種類にするとよかったな。
 
バゲット1本を切ってピザの土台代わりに、天板一杯になり豪華に見えて、つまみやすくて◎。
 
鍋もピザも鶏天も、アツアツをみんなで取り合うように食べてくれると、作った側もホクホクです。
 
当日写真はないですが、翌日の余り物リメイクで、当日の名残をふりかえります(火鍋、ピザ、鶏天は売り切れ)。
 
梨の生ハム巻き

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4種の豆サラダ

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マグロ(←奮発しました、家族が(笑))

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そして、余った温野菜と蒸しジャガに、ベーコンやサワークリームも入れた濃厚ホワイトソースをたっぷりかけたリメイクグラタン。

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そして、よく実ったけれど、見た目は今一つな庭のみかんを絞ってゼリーに。
 
 
小ぶりのみかんを25個くらい贅沢に使いました。
 
柑橘系のゼリーは固まりにくいので、ゼラチンに対し果汁を少なめ(1ℓを800㏄に変更)にすると、崩れず、ほどよい固さと食感になりました。
 
 
 
さあ、今日は残りの仕事と掃除と庭仕事!

古い家屋の寒さ対策3(しもやけ編)

DIYでトイレの洗面所の内窓作り、続きです。
 
作業を中断している間に、寒波が来ました…。
 
寒かった~~~。
 
髪がセミロングで毛先がはねやすい上、冬はマフラーやストールで首元がもこもこするので髪の毛は結ぶことが多いのですが、気がつけば右耳にしもやけらしきものができ、赤くなっています。
 
大掃除もだけど、急いで寒さをしのがねば!
 
本日は、まとまった時間が取れたので、作業を再開しました。
 
 
まずは、切って塗った木材を組み立てて窓枠づくり。
 
とはいえ、木工用ボンドで仮どめし、裏からタッカーでバチンバチンととめただけです。

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裏側は見えないので、これでよしとします。
 
 
次に、ポリカーボネート版を窓枠のサイズに切って、これも裏からタッカーでとめます。
 

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これで窓部分、完成です。
 

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今回は、これを出窓部分にはめ込むだけです。
 
本当は蝶番をつけて開く窓にしたいところですが、換気窓は他にあるので、ここは冬の間ふさぎます。
 
外そうと思えば簡単に外れて、バラして仕舞うこともでき、また使うときは組み立てるのも簡単です。
 
ぴったりサイズに作っているので、ハンマーでそっと叩き込み、微調整を繰り返します。
 
はめ込み内窓、完成です!

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ガラス部分がポリカだと安っぽく見えそうですが、意外とすりガラスのように光が柔らかくなって、いい感じです。
 
ちょっぴりできてしまった隙間は、お手拭きタオルのかごで隠しました(笑)。
 
なんとか年内に完了、1~2月の寒さが厳しい時期の前にできてよかったです。
 
もう一箇所は…、仕事納めの後に考えるとします。

 

年末、書類の山を前に思うこと

スケジュールが押しまくる年末、毎年こんなに忙しいものだっけと頭をひねっています。
 
大掃除以前に、普段から気を付けてはいるものの、溜まってしまうのが書類の束です。
 
仕事柄、書類を作る・もらうことが多いので、紙類を無駄にしないようにデータで済むものはデータで、どうしても印刷が必要な場合はコピーミスや余分な印刷はしないように心がけてはいます。
 
それでも溜まります…。
 
不要なものは古紙回収に出し、紙媒体で保管する必要のあるのもの以外は、スキャンしてデータ保管しています。
 
速効性を重視してハンディスキャナを導入し、書類はもらったその日に捌くようにしていますが、サボって後回しにしたものに今頃苦しめられています(泣)。
 
白いかごの中身はこれからスキャンするもの、それ以外は古紙回収に出すものです。

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スキャナーはお試しに一番安いものを買ったので、時々歪んだりもしますが、単なる情報なら読めればOKです。

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そして、自戒も含めて思うことは、「わざわざ印刷する必要があるのか」という程度の情報の多いこと。
 
 
作業中にふと、映画のワンシーンを思い起こしていました。
 
18世紀のアルメニアの詩人の生涯にオマージュを捧げた『ざくろの色』という映画です。

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雷雨に打たれてぐっしょり濡れた書物を晴れた日に屋根に並べて乾かす場面があるのですが、美しい大量の宗教書が屋根の上でぱらぱらと風にはためくシーンは圧巻です。
 
この映画は色鮮やかな映像美のオンパレードなのですが、このシーンが一番好き、書物に対する詩人の深い敬意や愛情を感じます。
 
情報があふれかえる今の時代と比べるのは乱暴かもしれませんが、ここまで大事にしたくなる書物や情報って、今の時代にあるのでしょうか。
 
ジャンルも内容も重みも私が作るようなちっぽけな書類とは比べる対象にはならないけれど、大量の書類を前にいろいろ考えてしまいました。
 
ミスコピーをなくす努力ももちろんするけれど、その前に少しでも誰かに大事だと思ってもらえる情報になるように、心を込めて書類を作ろうと思った年末でした。

クリスマス?正月?庭の和素材リース

クリスマスシーズン、どこを歩いてもクリスマスの雰囲気であふれています。
 
私は以前、クリスマスやハロウィンを盛り上げる側の産業で働いていたので、正直なところどっちももうおなか一杯…。
 
が、クリスマスから年末にかけての雰囲気は大好きなので、ひっそり楽しむことにしております。
 
 
庭を眺めると、クリスマスリースにうってつけ(?)の素材が目につきます。
 
庭師匠が樫の剪定をしてくれた時に枝にぐるぐる巻きついていた蔦(何の蔦かは不明)。
 
セイヨウヒイラギのように実はつけないけれど、トゲトゲ葉っぱのヒイラギモクセイ。
 
そして、赤い実のつく万両。
 

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万両といえば、千両とともにお正月と関係が深い縁起木です。
 
が、この「赤い実がなんだかクリスマスっぽい」という、ただそれだけの理由でデコレーション素材に浮上しています。
 
当の万両も、きっと「は?なんでクリスマス?」と当惑していることでしょう、ふふふ。
 
 
 
この万両ですが、気づかぬ間に静かに増殖中です。
 
きっと、鳥の糞で運ばれたのだと思いますが、なぜかツツジの根元から生えているのです。
 

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何か法則でもあるのかと思って検索してみると、けっこういらっしゃいますね、ツツジの根元に万両が生えてきたという方が。
 
引っこ抜こうにもツツジの根と一体化したように生えてきているので、難しい。
 
ツツジと万両の関係はよくわかりませんでしたが、この増えすぎた万両の剪定を兼ねて、リースを作ることにしたのです。
 
 
 
蔦を編んで、万両の実とヒイラギモクセイを挿し込んでいきます。
 
 
ららら?けっこう難しいぞ。
 
 
 
センスと技術が問われるぞ。
 
 
 
いでで…(ヒイラギの葉が刺さる)。
 
 
 
ええい、力技だ!
 
 
…と数分格闘してできあがった和素材リース、ちょっとわさわさしてます(汗)。
 
山好きのおじさんがくれた杉の切り株に飾り付けました。
 

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家族は「かわいいじゃん」と肯定的に受け止めてくれました。
 
 
クリスマスまでに万両がしなっとしそうですが、まだ庭には万両がたくさんあるので、デコり方をもう少し工夫してみようと思います。
 
 
万両はもともとお正月の縁起物だから、もしかすると正月飾りもこれでいいのでは⁉

ひたし豆と陶器のお重

年末の会合やおせちのことも考える時期になりました。
 
食材の在庫チェックをしていたところ、青大豆の賞味期限が切れていました。
 
「2017年10月28日」か…、乾燥豆だし、ま、いいか(←自己責任)。
 
なによりフードバンクの学習会に参加したばかり、身近なところから食べ物を無駄にしないようにしたいのです。
 
 
そして、おいしくいただくためにも、在庫チェックはこまめにしようと思います。
 
 
青大豆はひたし豆にしました。
 
一晩戻した青大豆を茹で、だし汁、白だし、塩、酢などを沸騰させた調味液に漬け込み、冷まします。
 
おいしい~、鮮度の良い豆ならもっとおいしかったはず。
 
 
和風の豆料理の時は、陶器の重箱を保存容器として使います。
 
保存容器は、少しずつプラスチック製品から琺瑯やガラス容器にシフトさせています。
 
すべて統一するのも素敵だし憧れるけれど、このお重も好きなんです。
 

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はっきりは覚えていませんが、贈答品としていただいたのでしょう。
 
2段しかありませんが、本当は3段です。
 
1段は何かの集まりの際に他の食器に紛れ、誰かが持って帰ってしまったようです(泣)。
 
和風の牡丹柄が素敵ですが、お正月、法事等に用途が限られそうなので、一旦は手放すことも考えました。
 
でもこのお重は特別な日にはもちろん、普段の保存容器としても優秀なので、今では第一線で活躍しています。
 
〇陶器なので、プラスチックとちがって匂い移りがしない、きれいに洗える
〇蓋があるのでラップ不要、ゴミが出ない
〇重ねられるので、冷蔵庫や食器棚のスペースをとらない
〇作り置きをそのまま食卓に出しても、きちんと見える
和柄が古い我が家になじむ(東西いろんなテイストが混在する感じが好き)
〇200gの乾燥豆を調理すると、きっちり1段に収まる
 
今回のひたし豆も、ぴったり収まりました!
 

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木の枠が“岡持”っぽいところも気に入っています。
 
このお重でゼリーを作り、歩いてすぐの親戚の家に出前のように届けたりもします(笑)
 
 
2段でも十分、年末年始にもたくさん活躍してもらう予定です。