つくる・食べる・暮らす

不器用でも手作りを楽しむ暮らしの記録。

シンプルなおいしさのネギだけチジミ

温かい日が増え、ほぼ休耕中の畑の隅の山東菜もだいぶ大きくなりました。

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春撒きの分は間引きが大変なくらいたくさん芽が出ましたが、アオムシと人間で半分こ。
 
秋は台風や行事で畑仕事ができず、遅れて11月半ばに撒いたら、発芽したのはほんのわずか。
 
山東菜は白菜の原種らしく、白菜とレタスの中間的な食感で、色々使えて便利です。
 
大きくなると結球して漬物に使われるそうですが、うちでは柔らかいうちに外葉から摘んでいただいています。
 
もう少し待つと軸のシャキシャキ部分が育って美味しいのでしょうが、待ちきれずにおひたしや炒め物にしています。
 
 
 
親戚からりっぱなおネギをいただきました。

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うちのネギは小さいので、こんな大きな白ネギをいただくとテンションが上がります⤴
 
ネギを主役にしたくて、週末ランチにネギだけのチジミを作りました。
 
ネギは一人につき1本、贅沢?に。
 
他には何も入れず、卵もなしでネギの甘みを堪能します。
 
薄切りネギ、小麦粉、片栗粉、だしの素少々を水でといて、ごま油で焼きます。

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片栗粉を入れて、油多めで焼き付けると外はカリッと、中はもっちりになります。
 
 
シンプルに酢醤油で、お好みで七味を振っていただきました。
 
サクサクで、ネギが甘くておいしかった~。

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途中でチーズを足そうか迷いましたが、ネギを堪能したいので入れなくて正解でした。
 
 
ネギだけレシピと言えば、どこかで読んだ『美味しんぼ』で、山岡さんが遭難中(うろ覚え)に作った台湾のローピン(これもうろ覚え)なる料理が忘れられません。
 
食べ物がなくイライラしていた人たちも、小麦粉、ネギ、塩、ごま油だけでごちそうを作った山岡さんに感心して冷静さを取り戻す、確かそんなストーリーでした。
 
そういえば、中国出身の友人が、餃子のついでにちゃちゃっと似たものを作ってくれたこともあったっけ。
 
次はレシピを聞いて、そちらも作ってみます。

断捨離とリメイクの狭間で~玄関のミニ鏡(アイアン塗装編)

続きです。
なぜ私はこんなものを取っておいたのか…。
 
一番の理由は、このアイアン塗料を使ってみたかったからです。
 
左からブラック、アンティークゴールド、プライマー(下地塗料)です。
 

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窓枠やサッシを塗り替えたくて塗料を探している時に、この塗料を知りました。
 
鉄の質感は古い家にもなじむので、サッシは無理でも、いろいろ塗ろうと思います。
 
 
しかし、いきなり大物に手を出して失敗すると目も当てられません。
 
小物で試そうとして目についたのがこの鏡(兼温度計&カレンダー)、凝った装飾との相性がよさそうだなと思ったのでした。
 
 
まずは、養生テープで鏡やガラス部分をカバーし、プライマーを二度塗りします。

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乾かす時間があるので、仕事や家事の隙間時間にちょこちょこ作業しました。
 
 
次に、とろみのあるブラックをしっかり塗り込みます。
 
なめらかに塗るよりも、スポンジ等でポンポン乗せたほうが、鉄の質感がでるそうです。
 
細筆で2度塗りし、仕上げに鉄っぽさを意識してポンポン厚塗りをして、完成!

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おおお、鉄っぽい…、アイアン「風」です。
 

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この「~風」ってどうかなと思っていましたし、表面だけ木目調プリントなどはあまり好きではありません。
 
でも、フェイクではありますが、これ、塗る作業も含めて楽しいです!
 
そして、本物のアイアン小物を買うよりお安く手軽に部屋の雰囲気を変えられます。
 
500mlの小さいサイズでも、小物なら いくつか塗れそうです。
 
アンティークゴールドも早く試してみたいな。
 
リメイク候補は、洗面所の古い鏡(異界のものが映りそうな感じのやつ)、額縁、椅子の脚でなどです。
 
 
断捨離のスピードは落ちますが、必要なお気に入りを選ぶのも手間と時間がかかるので、できる範囲でリメイクや手作りも楽しみたいと思います。
 
これがツアーの記念品であることに気づく人は、もういないでしょう、多分(笑)。

断捨離とリメイクの狭間で~玄関のミニ鏡(切断編)

庭の花壇は、私だけでは数か月かかるところを、師匠のご指導により少し前進しました。
 
すぐに結果が見えないことに取り組むと、つい目に見える成果を欲してしまうもの。
 
そんなわけで、ちょっと横道にそれ、空き時間に小物リメイクをしています。
 
 
インテリアは、我が家の古さに合う感じのスタイルに惹かれます。
 
しかし、古くても素敵なものとそうでないものが混在しているので、断捨離を進めてきました。
 
が、まだまだ課題は山積です。
 
 
例えばいつもは勝手口の横にあるこの鏡、かなり前のツアー会社の記念品です。
 
古い柱にもよくマッチして…って、これ、断捨離対象でしょ!
 

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鏡以外はプラスチック、温度計と手動で切り替えるカレンダー付と多機能だけど、使わない…(苦笑)。
 

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以下は家族との対話です。
 
Q:これ、どう思う?
A:なんだっけ、それ。
 
Q:思い出の品か何かなの?
A:さあ、覚えはないなあ。
 
Q:必要?
A:身だしなみチェックに便利なんだよね。靴箱と棚の隙間にぴったりサイズだし。だから取っといて。
 
Q:温度計とカレンダーは?
A:温度計はともかく、カレンダーは使ってないね。というか、ダサいね。
 
Q:これじゃなきゃダメ?
A:ちょうどよい鏡があればいいけど…。
 
家族には必要そうなので、インテリア的にもOKな代用品を探しましたが、見つかりません!
 
断捨離やシンプルライフの基本は「なくても困らない」、私もそれに大いに賛同しているので、何度か処分しかけました。
 
しかし「もしかすると、自分好みにリメイクできるかもしれない」という心の声を断ち切れなかったのです。
 
 
 
本日、プラスチックも切断できるジグソーで、不要なカレンダー部分を切断しました。
 

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カレンダーとはさよなら、上部をこれから塗装します。
 
このリメイク、吉と出るか凶と出るか(←大げさ)。
 
 
イメージが湧かなければスパっと処分できるのですが、こんな風に断捨離とリメイクの間で心の針が振れることもしばしばで。
 
まだまだ修行が必要です。
 

庭に突如現れた穴とその対処

午前中いっぱいかけて、花壇にする場所からこれだけ大物(石)を掘り起こしました。

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土壌改良用の資材も購入しているのに、なかなか出番がやってきません(涙)。
 
そして行く手に待ち受けていたのは石だけではありませんでした。
 
地表の30cm下に、突如大きな穴が出現したのです。
 

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土を入れると、ズザザザザ~っと地中深くに落ちていきます。
 
おそるおそるメジャーをたらすと、40~50㎝の深さです。
 
どうやら石垣に使っていた間知石を埋めた後、その周辺の土が空洞化したようなのです。
 
ここだけ?地盤沈下の危険は?集中豪雨でどうなるの?
 
教えて師匠!
 
しかし庭の師匠はお留守、「庭」「地下」「空洞」のキーワードをネット検索しまくりました。
 
「突然庭に穴が」といったQ&Aがいくつか見つかりました。
 
Q&Aの内容からも、うちの状況から見ても空洞化は一部だけ、庭全体に広がるものではなさそうです。
 
対処法としてはそのまま埋め戻す、モルタルを流し込む等が紹介されていました。
 
土だけで大丈夫か不安だったので、庭から出土した割れ瓦と小石をまず入れ込み、隙間を土で埋めることに。
 
水はけもよくなるでしょうし、出土した大量の割れ瓦や小石を処分できて助かります。
 
郵便ポストに投函するように、割れ瓦をそっと落としていきます。
 
地味~な作業です(汗)。

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3か所の穴からバケツ10杯分くらいの割れ瓦と小石を充填し、そのあと土を流し込みました。
 
原理的には何もしないよりはマシ、状況は改善されたはずですが、あちこち掘り返したことで地盤が緩みやすくなっているかもしれません。
 
もう少し、大石除去&空洞の様子見が必要そうです。
 
 
花壇プロジェクトはなかなか前進しませんが、ポジティブに冬の間にこの作業を始めてよかったのだと思うことにしました。
 
この作業を春~夏の紫外線と暑さの中で行うなんて、考えただけでゾッとします。
 
きっと理想の花壇に一歩近づいた…はず!
 
 
くたくたの今夜の手抜きご飯。

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焼き魚にお総菜のタラの芽の天ぷら、ポタージュは作り置きを牛乳で伸ばしただけ。
 
タラの芽は…、やっぱり揚げたてを食べた~い!

開墾か?発掘か?ガーデニングまでの長い道のり

昨年、庭に細長い花壇を作りました。
 
もっと幅を広げたいけれど、大きな石がゴロゴロ埋まっていて、なんとか掘り起こせたのが塀沿いに植えている木の周辺だけでした。
 
この辺りは建物を壊した跡らしく、今は更地です。
 
菜園や花壇に活用したいけれど、踏み固められた土は固くしまり、石、茶碗やガラスの破片、割れた瓦などがゴロゴロでてきます。
 
昨年花壇を作る際にも掘り返して土壌改良材や堆肥を混ぜ込みましたが、深く耕せていなかったせいか、土の質も水はけもいまいちでした。
 
しかも冬は日陰になるので、日当たりの良いところまで花壇を拡張しようと思っています。
 
ミニ耕耘機を使おうにも、地表のすぐ下の大きな石にぶつかると故障しそうなので、とりあえず大物だけでも取り除くべく、連休中に人力で作業を始めたのですが、、、。
 
 
耕作というよりは、もはや開墾!そして発掘!
 
 
2時間程度で大きな石5つ、瓦、各種破片、割れていない瓶2本が出土。

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大物と私の足(24㎝)を比較してみました。

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大きな石は、まだ行く手にいくつか埋まっています。
 
このまま突き進むか、それとも引き返すのか。
 
 
ご近所に住む庭の師匠が寄ってくれたので、この先どうしたものかと相談しました。
 
こういう地道な作業は嫌いではない、むしろ好きですが、ガーデニングにたどり着く前の作業でアップアップしている時間があまりに長いので、時折「私はいったい何をやっているんだ」と思うこともあります。
 
けれど、その先に進みたい、そのためには人手や機材を借りるにしても、まず自分でこの作業をやってみるしかなかったのだとも思います。
 
 
師匠はやさしく「ある程度大石を取り除けたから、ミニ耕耘機も使えるよ」と。
 
週末にでも、使い方を教えてもらってチャレンジしてみようと思います。
 
ああ、早く「開墾」から一歩先に進みたいです。
 
明日はバレンタイン♪