ポン酢の調合~自作調味料と保存瓶
梅の花がよい香りです。
芽吹き前の地下活動も活発で、この間引っこ抜いたばかりの畑のドクダミの根がもう大きくなっています。
春ですね。
季節によって調味料の消費量が違います。
鍋シーズンはポン酢が、夏は酢の物や甘酢サラダ、南蛮漬けに使う合わせ酢の出番が多いです。
ポン酢と合わせ酢、そして年中使うめんつゆは、基本の調味料をさっと調合するだけでできるので、買わずに作っています。
本日はポン酢を調合しました。
みりんと酒を煮切り、そこに保存していたかぼす酢(かぼす果汁と酢を混ぜたもの)、しょうゆ、昆布を入れて完成です。
レシピサイトを参考に作ってみて、自分好みに分量を調整しています。
柑橘果汁はわりと何でもOKみたいなので、今度は庭のみかんでも作ってみたいと思います。
ポン酢やめんつゆは、空き瓶(これは太白ごま油)をよく洗って煮沸し、蓋をするか、差し口をつけていました。
最初は常備ではなく気が向いたら作る程度だったので、空き瓶利用でよいかなと思っていました。
差し口はほぼぴったり、若干緩さが気になりましたが、とくに液だれすることもなく順調でした。
ただ、繰り返し使っていると、だんだん液だれするように。
また冬はポン酢をすぐ使い切るので、口の細い瓶を洗って煮沸するのが面倒になってきました。
そこで、ついに、セラーメイトの「調味ドレッシングボトル」を購入しました。
液だれの心配がなく、分解できて、洗いやすいのもうれしいです。
自作調味料のよいところは、基本の調味料さえ在庫しておけば簡単にできる、自分好みの味にできる、重たい瓶入り調味料を買わずに済む、瓶・缶のゴミの日が楽などなど、たくさんあります。
このボトルのおかげで、調理も手入れも時短できて、常備しやすくなりました。
自家製ポン酢に使ってます(画像が暗い…。真冬はこの倍量)。
ドレッシング瓶は3つ購入したので、続いてめんつゆと合わせ酢も作ってしまいます。
剪定枝のリサイクル~ガーデンシュレッダー
なるべく物を増やさないよう心がけていますが、必要なものは買います。
庭のメンテナンスやDIYには道具も必要です。
家族と相談してこれも必要経費だと奮発し、ガーデンシュレッダーを購入しました。
2月が逃げるように飛んでいく中、またもや庭の師匠が私の留守の間に果樹や椿の剪定をしてくれていました。
本当にありがとうございます!
剪定枝の山。
そして昨日、お天気が崩れないうちに例の剪定枝を粉砕してみました。
はじめは枝が粉砕されずに、つぶれただけで出てきたりしましたが、枝の太さに合わせて段階的にアジャスターを調整すれば大丈夫です。
そのことがわかってからは、スピードアップ。
あっという間にすべて粉砕完了です!
今まで剪定枝は市のゴミの日に手作業で細かくしてゴミ袋に詰めたり、枝は長さをそろえて束ねたりとけっこう手間をかけていました。
昨年は手作業でこんな試みもしました。
春の嵐にも飛ばされない、よい感じの落ち葉絨毯となっています。
けれど、剪定のたびにこの手間をかけられる余裕は、残念ながら今の私にはありません。
市町村によってはガーデンシュレッダーの貸出があるようですが、これも残念ながら私が住む街にはありませんでした。
せっかくなので、庭師匠や、いつも野菜をくださるご近所さんが必要な時には使ってもらおうと思います。
もう1つおまけにうれしいこと、この作業がよい発散になるのです。
私のちっぽけな、でもごちゃごちゃ悩んでいたことの8割くらいはスカッと吹っ飛びました。
私も剪定の仕方を勉強しているので、もう次の剪定作業が楽しみになりました。
道具置き場の整理もしなくちゃ。
早春の断捨離(2)ダウンジャケットの羽毛リサイクルについて
続きます。
数年悩んだダウンジャケットの手放し方に、少し光が見えました。
グリーンダウンプロジェクト
以前、羽毛リサイクルについて調べた時は大手メーカー数社のものだけが対象で、地方都市には回収窓口がなかったのです。
これならわが町でもOK、ダウン率50%以上のものは破れや汚れがあってもリサイクル対象です!
私のダウンは15年ものと、比較的新しいもの (といってもお下がり)の2着、いずれも今は部屋着&作業着です。
15年物はおしゃれ+寒さ対策で買いました。
だいぶ色褪せポケットの内側が破れても、寒い日の野外活動や庭仕事に重宝してます。
それで状態のよいうちに手放し損ね、作業着コレクションが増えつづけるという悪循環に(苦笑)。
また、羽毛の原料となる鳥の扱いを知り、できれば手元にあるものは「使いきる」か「リサイクル」したかったのです。
羽毛の生産と課題については、検索でもたくさんの情報を得ることができます。
羽毛に限らずウールやシルクなどの動物由来のものは、いや植物由来でも、命あるものの製品化と消費にはいろんな課題がつきものです。
単純に動物愛護か否かという問題だけではなく、生産‣流通・廃棄の方法、働く人の労働条件や生活、ファストファッション流行の背景、リサイクルの難しさなどなどが複雑にからみあっています。
私もその一端、それらの製品に助けられて生きてます。
どこから問題を解きほぐすか…と考えた時に自分の足元から始めたい、難しいけれどそのことを意識して物とつきあいたい。
私にとってはリメイクもその一環、楽しさや節約も大事ですが、お気に入りを使い切りたい気持ちも大きいです。
もちろん心地よくおしゃれもしたい、年相応に。
さて、15年物は長年の使用と洗濯でタグの文字も薄れ、「ダウン70%、フェザー30%」と読めるような、読めないような(汗)。
回収できるかどうかのギリギリライン?
回収してもらえなかったら?
春夏はカバーをかけてクッションに、秋冬はまた作業着として活躍してもらいます!
早春の断捨離(1)~いらない服が減ってきた?
温かくなってきたので、洋服を整理しています。
ここ数年の断捨離でいらない服はだいぶ減らせたつもりですが、活躍できていないものはまだあります。
まだ肌寒い日もあるので、3月末に処分完了を目指してリストアップと記録を。
私の洋服の手放し方は5パターンあるようです。
大事なものはできるだけ「循環させる」か「使い切る」 ことを心がけています。
1 買取サービス等利用~体や趣味に合わなくなった状態の良いもの
・ジャケット(リネン)
・春夏用のパンツ
2 自治体の回収~痛みが激しくリサイクルできそうにないもの
・コート(肌寒い日のワンマイルウェア)
厚手ロングと薄手のショートトレンチで十分。
3 掃除やDIY(塗装)に使って処分~時に「作業着」というオプションも
・スカート(部屋着)
こちらの素敵なサイト様を参考に作ったもの。
毛玉がひどくなり処分決定、次作はお出かけ用のクオリティを目指す!
・カットソー
・無印レギンス
・レッグウォーマー 庭仕事で穴が開いたので、靴磨きに。
4 リメイク候補~死蔵になりやすいのでスピード対応必須
・Vネック(カシミア) →大事に着ていたのに部分的に痛みが(涙)。
レッグウォーマーに。
・ワンピース →ボタン紛失で買取不可?クッションカバーに。
・スカート →20年近く履いても全然へたれない冬の定番部屋着。茶系は似合わない
と気づき(遅)、裏地が破れたのを機にお役目終了。クッションカバーに。
5 資源としてリサイクル~長くなるので別の機会に。
不平不満もこぼしたけれど、どれも機能的で、楽しい気持ちや思い出をくれました。
ありがとう。
~番外編~
数年前のハロウィン(業務)で、徹夜で作った100均フェルト×オーガンジーのワンピ。
姪に譲ろうかと保管していたけれど、最近の若者の仮装はもはやハロウィン超え(!)
書きながら気づいたけれど、この「徹夜で」という部分に執着していたのね、私。
今度こそ、記念撮影してさようなら。
楽しい思い出をありがとう。
シンプルなおいしさのネギだけチジミ
温かい日が増え、ほぼ休耕中の畑の隅の山東菜もだいぶ大きくなりました。
春撒きの分は間引きが大変なくらいたくさん芽が出ましたが、アオムシと人間で半分こ。
秋は台風や行事で畑仕事ができず、遅れて11月半ばに撒いたら、発芽したのはほんのわずか。
山東菜は白菜の原種らしく、白菜とレタスの中間的な食感で、色々使えて便利です。
大きくなると結球して漬物に使われるそうですが、うちでは柔らかいうちに外葉から摘んでいただいています。
もう少し待つと軸のシャキシャキ部分が育って美味しいのでしょうが、待ちきれずにおひたしや炒め物にしています。
親戚からりっぱなおネギをいただきました。
うちのネギは小さいので、こんな大きな白ネギをいただくとテンションが上がります⤴
ネギを主役にしたくて、週末ランチにネギだけのチジミを作りました。
ネギは一人につき1本、贅沢?に。
他には何も入れず、卵もなしでネギの甘みを堪能します。
薄切りネギ、小麦粉、片栗粉、だしの素少々を水でといて、ごま油で焼きます。
片栗粉を入れて、油多めで焼き付けると外はカリッと、中はもっちりになります。
シンプルに酢醤油で、お好みで七味を振っていただきました。
サクサクで、ネギが甘くておいしかった~。
途中でチーズを足そうか迷いましたが、ネギを堪能したいので入れなくて正解でした。
ネギだけレシピと言えば、どこかで読んだ『美味しんぼ』で、山岡さんが遭難中(うろ覚え)に作った台湾のローピン(これもうろ覚え)なる料理が忘れられません。
食べ物がなくイライラしていた人たちも、小麦粉、ネギ、塩、ごま油だけでごちそうを作った山岡さんに感心して冷静さを取り戻す、確かそんなストーリーでした。
そういえば、中国出身の友人が、餃子のついでにちゃちゃっと似たものを作ってくれたこともあったっけ。
次はレシピを聞いて、そちらも作ってみます。