春の採集生活~山椒ジェノベーゼ
春、旬のものがおいしくて…。
昨日は、道の駅で買ったふきのとうを天ぷらに。
揚げたてをパクっといっちゃったので、出来上がり写真なし(汗)。
やわらかい新芽のうちにと、庭の山椒の葉を摘みました。
葉っぱをちぎるたびにふんわり山椒の香りが漂います。
摘んだ手にも山椒の香りが残って、癒されました。
実も好きですが、葉で昨年も作ったジェノベーゼソースを作りたかったのです。
摘んだ葉は全部で50gくらいでした。
材料は適当に味をみながら足していったのでうろ覚えですが
・にんにく 1かけくらい?
・くるみ 1つかみくらい?(松の実は常備していないので、くるみで)
・塩 少々
・オリーブオイル 適量
をガーっとすり混ぜました。
もちろん、すり鉢でもよいですが、今回はミルサーで作りました。
ミルサーに材料全部収まらなかったので、2回に分けました。
年季の入ったミルサーなので、もしかするとすり鉢のほうが早かったかも…。
それでも完成!
煮沸消毒した瓶に入れ、変色やカビ防止のためにオリーブオイルで蓋をし、余ったものは保存袋に薄く伸ばして冷凍しました。
たくさん作って保存をと思っていたけれど、このくらい、あっという間になくなりそうです。
さっそくパスタ、ではなく、今夜は鶏むね肉でバジルチキンならぬ山椒チキン。
冬の間、庭仕事で山椒の木のそばを通るたび、この香りと味を待ち遠しく感じていました。
こちらも春の味、そら豆の塩ゆでと一緒に。
バジルのジェノベーゼと同様、山椒バージョンもサラダにも、魚介のお料理にも、使い道はいろいろです。
1枚ずつばらした葉を塩に混ぜて山椒塩も。
粗塩だとなじみにくいので、パウダー状の塩を使うとよくなじみました。
お腹いっぱい、眠くなってきました…。
庭のはっさくで酵素シロップ
庭のはっさくで、酵素シロップを仕込みました。
収穫直後は酸味が強いので、冷暗所でしばらく置きます。
甘みが増したところで、ご近所さんや親せき、友人におすそ分け。
最近は剥きやすく甘みの強い柑橘系が人気なので、「子どもはあまり食べないんだよね」と言われることも。
でも、実だけにすると、大人も子どももよく食べます☻。
皮むき、面倒ですもんね、私も苦手です。
ムッキーちゃんが便利です。
酵素シロップを仕込むのは初めてです。
酵素の効果には興味津々ですが、冷えやすい体質なので、冷たいドリンクをあまり飲みません。
が、ここ数日の陽気で、久しぶりに冷たいドリンクが恋しくなりました。
精白糖を大量に使うのも気になっていましたが、発酵には精白糖がよいとのこと。
材料ははっさく1㎏と精白糖1㎏、果肉と砂糖の割合が1:1、覚えやすくていいですね。
瓶はよく洗って煮沸消毒するか、消毒用エタノールで拭いておきます。
今回は瓶が大きいので、エタノール拭きにしました。
はっさくの皮を剥き、白いわたも丁寧に取り除きます(苦くなるらしいので)。
瓶に輪切りのはっさくと白いお砂糖を交互に詰めます。
冷暗所に置き、シュワシュワ発酵が進み、10日程度で完成です。
発酵するとガスが発生するので、フタを密閉しないようにするか、ガーゼをフタ代わりにするようです。
ガーゼを巻きつけてみました。
心なしか、威勢がよさげで男前な印象に。
はっさくは皮も厚くて立派、これでマーマレードやはっさくピールも作れるようです。
せっかくの無農薬、皮まで使い切るのが理想ですが、余裕がないので今後の課題とします。
コンポストボックスに入れても油分が多く分解しにくいので、細かく切って天日で乾燥させてから投入します。
その乾燥したものは、入浴剤代わりにお風呂に入れると、よい香りで癒されます。
オーブンレンジの臭い取りにも効果あり、数切れ入れて1分加熱すると、庫内がスッキリしました。
酵素シロップの砂糖が少しずつ溶けてきました。
出来上がりが楽しみ♪
春の陽気に誘われて―お散歩&DIY
陽気につられて、近所の神社までお散歩に。
歩くと暑いくらい、日差しがまぶしいです。
今年の桜もきれいです。
ご近所さんが、桜の木の下で小さなお子さん連れでお弁当を広げていました。
いいね、私もおにぎりとお茶を持ってくればよかったな。
子どものころ、この季節はよく家族とこんな風に外でお昼ご飯を食べたのを思い出します。
遠出はしなかったけれど、お弁当はサンドイッチとかおにぎりだけだったけれど、シートを敷いて、ちょっとした遠足気分でした。
道すがら、春の植物にいろいろ出会います。
可憐なすみれ。
あ、柿の木にも新芽が出てきた。
神社の裏手の草地にはつくしがたくさん、つくしを摘んでいるご夫婦も。
今夜はつくしの卵とじかな?
そして、つくしはそろそろ終わり、これから増えるのはわらび。
ぐるっと歩いて戻ってくると、畑の片隅にいつのまにか大きく育った菜の花が。
あれ、こんなところに咲いてたっけ?
この季節は、ちょっと見ない間に草も花も急成長していて、びっくりすることもよくあります。
まあ、それも楽しみですが、家の前のスペースや小道が草ぼうぼうになってきたので、そろそろ草刈もしなくちゃ。
散歩から戻ってもこの陽気に急かされ、仕事を後回しにし(汗)、組み立てまで済ませていたフラワースタンドを塗り塗りしました。
天気が良いので乾くのも早く、二度塗り完了!
明日にはデビューできる、かも。
米ぬか袋で縁側の古い床磨き
縁側の床を米ぬか袋で磨きました。
北側で日陰、梅雨や台風の時期は庭にも縁側にも湿気がこもりがちでした。
それでも、夏はここを開け放すと、涼しい風が抜けて気持ち良いのです。
冬は隙間風で信じられないくらい寒いですけれど。
古い木材の床は、年に1~2度、桐油で磨いてメンテナンスしています。
日常的には、以前は掃く→から拭きかたまに水拭きしていましたが、床が白けてくるんですよね…。
そこで、米ぬか袋で磨くようにしました。
米ぬかは、農家の親戚からお米を買うときにわけていただいています。
ぬか漬けは…、残念ながら、毎日お世話する自信がありません。
さて、米ぬか袋ですが、手ぬぐい(手のひらサイズになるよう半分に切ってます)に米ぬかを包むだけです。
最初は、袋を縫おうかと思ったのですが、布のままのほうが使い勝手がよいのでそのままに。
掃き掃除をしてから、ぬか袋で磨いていきます。
before
after
…一回磨いたくらいでは、そんなに変化がみえるものではありませんね(汗)。
しかし、磨いているとわかるのですが、米ぬかの油分が、水分が抜けて白けてしまった木に少しずつ浸透して、木目がはっきりし、つやっとしてくるのです。
定期的に続けることで、白けた床に艶がよみがえってきます。
床も、室内の空気もすがすがしくなりました。
使い終わったぬかはもちろん捨てず、コンポストボックスに投入です。
手ぬぐいはこのお天気なら、あっという間に乾きます(リアルに汚れが目立ってますがご容赦を)。
本日は床のみにて終了、次は古い柱を磨いてピカピカにします。
荒れ地のアジュガと今年の目標
桜が見ごろ、行く先々で美しく咲いています。
お花見はできなかったけれど、移動中にたくさん楽しみました。
たった二日間家を開けている間に、うちの庭にも目に見える変化がありました。
チューリップが大きく開き…
(植えるのが遅かったためか、背丈は低めですね)
植えたばかりのマルバノキのつぼみが大きくふくらみはじめ…
(よかった~、根付いてくれたかな)
ぴょこぴょこムスカリが大きくなり…
(来年は葉っぱにも気を使いたい)
山椒の葉がわさわさ茂り始めた~!
そして、うれしかったのがアジュガに花芽がついたこと。
茎がほふくして広がり、マット状に広がるアジュガは、グランドカバーにぴったりです。
昨年、草ぼうぼうの土地を耕して、土に堆肥を入れてから植えました。
わさわさと地面を覆ってくれることを期待していましたが…、全然広がらない…。
若干大きくなったように見えるけれど、小さくまとまったまま葉っぱが込み合うだけでした。
夏場は蒸れそうだったので掘り上げて、株を分けてから植え替えたりもしました。
その後は、周りの荒れ地に生えそうな草は成長するけれど、アジュガの成長は止まったまま秋になり、冬に入りました。
やっぱり土壌が合わなかったのだな、このまま枯れちゃうかなと思っていました。
新しい花壇もできたので、そちらに移し替えてみるかと思っていたところでした。
日当たりがいまいちな場所のものも、花芽をつけてくれました!
うれしいな~、楽しみがまた一つ増えました。
しかし、植えた場所の土の状態は、土壌をよくしたつもりだったけれどアジュガにとってはいまいちのようです。
この場所のまま少しずつ土壌を改善していくか、それとも新しい花壇に移すか、様子を見ながら検討しています。
長年放置されて荒れ地同様だったスペースの草取りや開墾に力を入れたこの一年、ブログを読み直してみると、本当に草取りをよくがんばってるなと(笑)。
4月からは土を肥やして草木が育ちやすい環境づくりに力を入れます。
さあ、ゴールデンウィークまで駆け足、菜園も計画を立てて少しずつ進めます。