草のある庭~残す草/残さない草
久々に園芸店をのぞくと、野菜の苗がたくさん並んでいます。
そろそろ菜園の準備を始めなくちゃ。
最近まで外壁リフォームの足場が畑にかかって作業ができない間に、スギナがぽつぽつ生えてきました。
草とつきあって知ったのですが、芽吹かなくても植物の種は土中で生きていて、あるものが優勢なときは、他の種は土の中でスタンバイ。
そして、その優勢な植物を駆逐すると、「チャンス!」と他の植物が芽吹くのです。
この小さな畑でも、ここ数年で次のような植生変化がありました。
球根植物 vs 雑草
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掘り返して野菜畑に
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スギナにチャンス到来!
こんな時期もありました(気を抜くと、またこうなるかも)。
庭も同じです。
最近ではやみくもな草取りはやめ、「残す草」と「残さない草」とを分けて考えるようになりました。
球根状の根まで徹底的に取り除いています。
カタバミはかわいいし、おもしろい植物ですが、根と種と両方で飛び地していくので困っています。
クローバーのように覆ってくれればよいのですが。
背丈のある草はあまり目くじら立てずに草刈り機で地上部を刈っておしまい。
草の根があるおかげで固い土壌が砕かれ、表土が豊かになると聞いてそうしています。
そんなことを続けていたら、庭の一角でカタバミと背の高い草が減り、代わりに広がってきたのがこちら。
たぶんヘビイチゴだと思うのですが、今まで見かけなかった草です。
背丈が低くてかわいいし、地上を覆ってくれるので、こちらはグランドカバーとして残してみようと思います。
こちらのドクダミも、化粧水と入浴剤にするので「残す草」です♪
古い板と2×4材で作るフラワースタンド3~いったん完了
年度末のあわただしさ、天候不良、迷いなどで制作が途切れていたフラワースタンドですが、塗装を済ませて使っています。
土台部分を塗装し、さあ天板も…というところで悩み、結局天板は塗りませんでした。
水やりしたり、風雨にさらされることを考えれば、塗装で被膜を作ったほうが長持ちします。
ただ、古材の風合いを塗料で覆ってしまうのがもったいなくなってしまい、考えた末、塗装せずに使いながら様子を見ることに。
今現在は、こんな感じで、軒下に置いて小さな鉢植えを整理しています。
すっきり~。
この状態で鉢に水やりすれば、天板も濡れます。
水受け皿を使うことも考えましたが、蒸れそうだし、水受けに水を溜めたくないので使っていません。
妥協案として、鉢を地に置いて水やりをし、花壇の水やりを済ませて戻ってきたときにスタンドに鉢を戻しています。
慣れればたいした面倒はなく、花壇から戻ってくる頃にはほどよく水切れできています。
ハーブ類は毎日水やりするわけではないですし、他の植物も土の水分量をチェックしてから水を与えるので、そこまで気にする問題でもなさそうです。
ゆくゆくは、ここには地植えが難しそうなハーブ類や多肉植物のコーナーにし、その他の花たちはなるべく花壇へ移していこうと考えています。
before
after
DIYって、BESTなものを作るのではなく、betterを目指してするものなんだなと改めて思います。
プロの仕事ではないので、不具合は当然でてくるので、そうしたらまた自分で修繕したり工夫する。
修繕して前よりちょっと使いやすくなったり、カッコよくなってウキウキする、自分好みのいい塩梅になっていくのが楽しかったりします。
なので、いったん完了しましたが、やっぱり風雨に強いフラワースタンドが欲しくなったら天板も2×4で作りなおしてガンガン塗装するかもしれません。
もしかすると天板の古材でベンチや棚を作りたくなるかもしれません(すでにちょっとその気あり)。
来年はどうなってるかな~?
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春の採集生活(2)~たけのこのバター醤油焼き
自分で採集したものではありませんが…。
今年もご近所さんからたけのこをいただきました!
2本もいただいたけれど、たけのこは皮をむけば意外と小さいもの、あっという間に食べちゃいそうです♪
昨夜のうちに圧力鍋で水煮にしました。
ぺろっと食べてしまうだろうけれど、余ったら水煮の状態で冷凍保存もできます。
たけのこレパートリーはまだ少ないですが、たけのこご飯や煮物と並んで必ず作りたくなるのがたけのこのバター醤油焼きです。
水煮をさっとバターで炒めて醤油を絡めるだけなんですけれど、箸が止まらないおいしさです。
今日はバタバタしていたので、さっとできるバター醤油焼きに。
庭の山椒の葉をぱらっと絡めて、できあがりです。
木の芽とたけのこ、相性がいいですよね。
焦がしたバター醤油と木の芽の香りがたまりません!
ああ、大して飲めないのにお酒が飲みたくなりました(気分だけ)。
後で気づいたけれど、作ったばかりの山椒の葉ジェノベーゼとも絶対合いますね。
明日はたけのこご飯と、たけのこジェノベに決まりです!
田舎暮らしはいいことばかりじゃないけれど、旬の食べ物に関しては本当に恵まれています。
自分ではなかなか採りに行けない海や山の恵み、作っていない作物などもお互いに分け合いますし、なくても、直売所などでお安く手に入れることができます。
昔はめずらしい食材や食べ方に興味津々だったけれど(今でもありますが)、最近は身近な自然や畑にあるものに目が向き、それだけれでも充足できるようになりました。
歳を重ねたからですかね♪
以前は忙しいと余裕がなくて、四季の変化も見逃していました。
今は、慌ただしい中にも四季の変化を感じる余裕が自分の中にあることがうれしいのです。
春の採集生活~山椒ジェノベーゼ
春、旬のものがおいしくて…。
昨日は、道の駅で買ったふきのとうを天ぷらに。
揚げたてをパクっといっちゃったので、出来上がり写真なし(汗)。
やわらかい新芽のうちにと、庭の山椒の葉を摘みました。
葉っぱをちぎるたびにふんわり山椒の香りが漂います。
摘んだ手にも山椒の香りが残って、癒されました。
実も好きですが、葉で昨年も作ったジェノベーゼソースを作りたかったのです。
摘んだ葉は全部で50gくらいでした。
材料は適当に味をみながら足していったのでうろ覚えですが
・にんにく 1かけくらい?
・くるみ 1つかみくらい?(松の実は常備していないので、くるみで)
・塩 少々
・オリーブオイル 適量
をガーっとすり混ぜました。
もちろん、すり鉢でもよいですが、今回はミルサーで作りました。
ミルサーに材料全部収まらなかったので、2回に分けました。
年季の入ったミルサーなので、もしかするとすり鉢のほうが早かったかも…。
それでも完成!
煮沸消毒した瓶に入れ、変色やカビ防止のためにオリーブオイルで蓋をし、余ったものは保存袋に薄く伸ばして冷凍しました。
たくさん作って保存をと思っていたけれど、このくらい、あっという間になくなりそうです。
さっそくパスタ、ではなく、今夜は鶏むね肉でバジルチキンならぬ山椒チキン。
冬の間、庭仕事で山椒の木のそばを通るたび、この香りと味を待ち遠しく感じていました。
こちらも春の味、そら豆の塩ゆでと一緒に。
バジルのジェノベーゼと同様、山椒バージョンもサラダにも、魚介のお料理にも、使い道はいろいろです。
1枚ずつばらした葉を塩に混ぜて山椒塩も。
粗塩だとなじみにくいので、パウダー状の塩を使うとよくなじみました。
お腹いっぱい、眠くなってきました…。
庭のはっさくで酵素シロップ
庭のはっさくで、酵素シロップを仕込みました。
収穫直後は酸味が強いので、冷暗所でしばらく置きます。
甘みが増したところで、ご近所さんや親せき、友人におすそ分け。
最近は剥きやすく甘みの強い柑橘系が人気なので、「子どもはあまり食べないんだよね」と言われることも。
でも、実だけにすると、大人も子どももよく食べます☻。
皮むき、面倒ですもんね、私も苦手です。
ムッキーちゃんが便利です。
酵素シロップを仕込むのは初めてです。
酵素の効果には興味津々ですが、冷えやすい体質なので、冷たいドリンクをあまり飲みません。
が、ここ数日の陽気で、久しぶりに冷たいドリンクが恋しくなりました。
精白糖を大量に使うのも気になっていましたが、発酵には精白糖がよいとのこと。
材料ははっさく1㎏と精白糖1㎏、果肉と砂糖の割合が1:1、覚えやすくていいですね。
瓶はよく洗って煮沸消毒するか、消毒用エタノールで拭いておきます。
今回は瓶が大きいので、エタノール拭きにしました。
はっさくの皮を剥き、白いわたも丁寧に取り除きます(苦くなるらしいので)。
瓶に輪切りのはっさくと白いお砂糖を交互に詰めます。
冷暗所に置き、シュワシュワ発酵が進み、10日程度で完成です。
発酵するとガスが発生するので、フタを密閉しないようにするか、ガーゼをフタ代わりにするようです。
ガーゼを巻きつけてみました。
心なしか、威勢がよさげで男前な印象に。
はっさくは皮も厚くて立派、これでマーマレードやはっさくピールも作れるようです。
せっかくの無農薬、皮まで使い切るのが理想ですが、余裕がないので今後の課題とします。
コンポストボックスに入れても油分が多く分解しにくいので、細かく切って天日で乾燥させてから投入します。
その乾燥したものは、入浴剤代わりにお風呂に入れると、よい香りで癒されます。
オーブンレンジの臭い取りにも効果あり、数切れ入れて1分加熱すると、庫内がスッキリしました。
酵素シロップの砂糖が少しずつ溶けてきました。
出来上がりが楽しみ♪