つくる・食べる・暮らす

不器用でも手作りを楽しむ暮らしの記録。

雨の中の遅咲きひまわり

庭の隅のひまわり、今年の夏はポツポツとしか咲きませんでした。
 
しかし、このところの忙しさで気づかないうちに、こんなことになっていました。

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もう9月半ばなのに、雨の中、風で倒れそうになりながらも満開です。
 
寒がりの人間は、もう気の早い冬支度を始めているというのに…。
 
遅咲きになったのは、理由があります。
 
このひまわり、畑の一角にこぼれ種から芽吹いた物が、雑草と一緒にぐんぐん育っていたものです。
 
そのままでも野性味あふれてよかったのですが、せっかくならと空きスペースに植え替えたのです。
 
30~40cm丈のころに根を崩さないように慎重に掘り返して、移植しました。
 
まだ小さいから大丈夫だろうと思ったのですが、水をやってもうまく根づいていないのか、しばらく葉っぱがしおれたままでした。
 
植え替えた後で、「ひまわりは移植を嫌う」ということを知りました。
 
ああ、かわいそうなことをしてしまった…、このまま枯れるのかなと思っていました。
 
葉っぱが元気を取り戻すまで毎日水やりし(ひまわりが気になって、早起きになりました)、枯れ草や堆肥を入れた土で根元が乾燥しないようにマルチしたり、とにかく回復して欲しいといろいろ試しました。
 
最初のほうの葉はだいぶ枯れてしまいましたが、しばらくすると、新しい元気な葉がつきはじめ、背丈もぐんぐん伸び始めました。
 
ご近所のひまわりに比べると成長も開花も一足遅れましたが、回復してこんなに花をつけてくれて本当にうれしい!
 
もう移植しなくてよいように、ここをひまわりの場所と決めました。
 
咲き終わった後の茎や葉は、来年のために緑肥としてすき込みます。