樫の剪定くずで落ち葉の絨毯(実験)
今年の秋は台風や大雨の影響で、いろんな予定が後ろに後ろに流れてしまっています。
それが怒涛の嵐となって押し寄せる11月、しばしの小休止を挟んで年末まで駆け足です。
慌ただしいけれど、懐かしいあの人やこの人との再会、新しい出会いがたくさんあり、濃く、刺激的な日々です。
そんな中、いつの間にか庭仕事の師匠が、樫の垣根を剪定してくれました。
枝が飛び出していたところを、きれいに刈って整えてくれています。
なんとありがたいことでしょう!
さらにありがたいことに、師匠は剪定くずの処分まで買って出てくれましたが、そのまま置いたままにしてもらいました。
樫の葉は腐葉土に適しているそうです。
樫は常緑樹ですが、春の終わりから夏にかけて葉を落とします。
長年それが積もって腐葉土化したためか、うちの樫の根元も土が肥えています。
そこで、大枝だけ取り払い、風に飛ばされないように小枝に葉をつけたまま、 樫の周りに敷いておくことにしました。
積み上げたり、穴に埋けこんで腐葉土にする方法もありますが、手間がかかりますし、落ち葉の絨毯で遮光され草が生えにくくなる効果も少し期待しています。
新築の家の庭だとゴミを放置しているように見えるでしょうが、古くて雑草やらこぼれ種の植物やらがあちこちに顔を出すうちの庭ならこれもアリかなと。
害虫の温床にならないかが心配ですが、師匠によれば「この程度の量なら問題なし」とのこと、問題がありそうなら穴を掘って埋め、雑然と見えるようなら堆肥枠に突っ込みます。
葉はまだ青々していますが、すぐに枯葉色の絨毯になるでしょう。
少し早起きして剪定ばさみで大枝を取り払う作業が、ほどよい気分転換になります。
落ち葉の絨毯を踏み分けるカサッ、カサッという音が、秋の野山にいるような錯覚で癒されます。
行楽に行く時間がないのは悲しいけれど…。
寒くなったので本日のメニューはクリームシチュー、かぼちゃとにんじんが溶け込んで、あったかい黄色のシチューになりました。