つくる・食べる・暮らす

不器用でも手作りを楽しむ暮らしの記録。

クリスマス?正月?庭の和素材リース

クリスマスシーズン、どこを歩いてもクリスマスの雰囲気であふれています。
 
私は以前、クリスマスやハロウィンを盛り上げる側の産業で働いていたので、正直なところどっちももうおなか一杯…。
 
が、クリスマスから年末にかけての雰囲気は大好きなので、ひっそり楽しむことにしております。
 
 
庭を眺めると、クリスマスリースにうってつけ(?)の素材が目につきます。
 
庭師匠が樫の剪定をしてくれた時に枝にぐるぐる巻きついていた蔦(何の蔦かは不明)。
 
セイヨウヒイラギのように実はつけないけれど、トゲトゲ葉っぱのヒイラギモクセイ。
 
そして、赤い実のつく万両。
 

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万両といえば、千両とともにお正月と関係が深い縁起木です。
 
が、この「赤い実がなんだかクリスマスっぽい」という、ただそれだけの理由でデコレーション素材に浮上しています。
 
当の万両も、きっと「は?なんでクリスマス?」と当惑していることでしょう、ふふふ。
 
 
 
この万両ですが、気づかぬ間に静かに増殖中です。
 
きっと、鳥の糞で運ばれたのだと思いますが、なぜかツツジの根元から生えているのです。
 

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何か法則でもあるのかと思って検索してみると、けっこういらっしゃいますね、ツツジの根元に万両が生えてきたという方が。
 
引っこ抜こうにもツツジの根と一体化したように生えてきているので、難しい。
 
ツツジと万両の関係はよくわかりませんでしたが、この増えすぎた万両の剪定を兼ねて、リースを作ることにしたのです。
 
 
 
蔦を編んで、万両の実とヒイラギモクセイを挿し込んでいきます。
 
 
ららら?けっこう難しいぞ。
 
 
 
センスと技術が問われるぞ。
 
 
 
いでで…(ヒイラギの葉が刺さる)。
 
 
 
ええい、力技だ!
 
 
…と数分格闘してできあがった和素材リース、ちょっとわさわさしてます(汗)。
 
山好きのおじさんがくれた杉の切り株に飾り付けました。
 

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家族は「かわいいじゃん」と肯定的に受け止めてくれました。
 
 
クリスマスまでに万両がしなっとしそうですが、まだ庭には万両がたくさんあるので、デコり方をもう少し工夫してみようと思います。
 
 
万両はもともとお正月の縁起物だから、もしかすると正月飾りもこれでいいのでは⁉