草のある庭~残す草/残さない草
久々に園芸店をのぞくと、野菜の苗がたくさん並んでいます。
そろそろ菜園の準備を始めなくちゃ。
最近まで外壁リフォームの足場が畑にかかって作業ができない間に、スギナがぽつぽつ生えてきました。
草とつきあって知ったのですが、芽吹かなくても植物の種は土中で生きていて、あるものが優勢なときは、他の種は土の中でスタンバイ。
そして、その優勢な植物を駆逐すると、「チャンス!」と他の植物が芽吹くのです。
この小さな畑でも、ここ数年で次のような植生変化がありました。
球根植物 vs 雑草
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掘り返して野菜畑に
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スギナにチャンス到来!
こんな時期もありました(気を抜くと、またこうなるかも)。
庭も同じです。
最近ではやみくもな草取りはやめ、「残す草」と「残さない草」とを分けて考えるようになりました。
球根状の根まで徹底的に取り除いています。
カタバミはかわいいし、おもしろい植物ですが、根と種と両方で飛び地していくので困っています。
クローバーのように覆ってくれればよいのですが。
背丈のある草はあまり目くじら立てずに草刈り機で地上部を刈っておしまい。
草の根があるおかげで固い土壌が砕かれ、表土が豊かになると聞いてそうしています。
そんなことを続けていたら、庭の一角でカタバミと背の高い草が減り、代わりに広がってきたのがこちら。
たぶんヘビイチゴだと思うのですが、今まで見かけなかった草です。
背丈が低くてかわいいし、地上を覆ってくれるので、こちらはグランドカバーとして残してみようと思います。
こちらのドクダミも、化粧水と入浴剤にするので「残す草」です♪