庭からの出土品~パピリオ・クリームの瓶
夏野菜のための畑を準備中、熟成中の自家製堆肥の箱を開けると、かわいいカエルちゃんがいました。
なぜかトカゲも勢いよく飛び出してきて、びっくりした~(すばしっこく、すぐに逃げた)。
2月に花壇を作ったときに、地中から大きな石、割れた瓦、割れた茶碗やガラスビンなどが大量に出てきました。
その中に、ちょっと気になる陶器の四角い瓶がありました。
白地にブルーで「P.」の文字がすてきで、なんだか気になります。
フタはないけれど、どこも欠けてはいません。
正体が知りたくなり、特徴を検索したらすぐにヒット。
これは昭和30年代のパピリオという会社が作った化粧クリームの瓶でした。
私は骨董品とか古いものの風合いとかデザインは好きですが、知識はなく、価値についても無頓着。
でも、高価な壺とかではなくただの化粧品の瓶なのに、昔のものは素材もデザインも絵になりますね。
この瓶が好きで探したり集めている人もたくさんいることを初めて知りました。
デザインしたのは洋画家の佐野繁二郎さん、マティスのお弟子さんらしいです。
気になって佐野繁二郎さんの作品も調べたら、絵の他にも本の装幀をたくさん手がけていた方だそう。
作品はクリーム瓶のシンプルなイメージとは違っていましたが、ヤバい、絵もデザインも、手書きの字体も気になります!
出土品からどんどん脱線、発展してしまいました。
断捨離中なのに、古いもの好きなので、手放せそうにありません…。
コレクションとしてしまったりせず、実用的に使ってみようかな。
小さな野草の切り花を飾ったり、重曹とアロマオイルで消臭&香りのポット代わりに♪
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