復活!日陰のユキノシタ
家の裏手のユキノシタです。
ここはシェードガーデンなんて素敵な言葉とは程遠い、年中じめっとした湿気地帯です。
ユキノシタは湿り気がある場所を好むので、こんなところでもかわいく咲いてくれるありがたいお花。
昨年だったか、かわいいので、湿気がましな半日陰の場所に、数株移してみました。
日光、温度、湿度等の条件はまあまあ良かったと思うのですが、土がダメでした…。
もともとは古い家によくありがちな、養分も保水力もない涸れ土です。
それでも用土を足したり、何度か堆肥や土壌改良剤をすき込んで下準備をしたのですが、その程度じゃだめだったようです。
堆肥を入れた後にユキノシタを移植しましたが、しばらくすると土壌がまたパサパサして固くなりました。
ユキノシタは一応根付いてはくれたのですが、水分が足りず息苦しそうでした。
ああ、時期尚早だった、かわいそうなことをしちゃったと思っていました。
水をこまめにやっても、涸れ土ではなかなか植物にまで行き届きません。
先日ふと思い立ち、雑草抑制対策に使ったバーク堆肥の余りを、ユキノシタの周りにマルチのように敷いてみました。
すると…2~3日で肉厚で産毛のある葉がみずみずしく元気になってきました(before写真はないですが)。
そして、昨年は出なかった花茎がすーっと伸びて、花を咲かせてくれました!
混ぜるより、土の上にマルチしたほうが、保湿効果が高いようです。
バークの表面は乾いても、そっとめくってみると、土は柔らかく湿っています。
土は本当に大事ですね。
バーク堆肥だけでは肥料の要素が足りなさそうなので、元気に増えてくれるよう、 様子を見ながら追加していこうと思います。
ダメな土に植えてしまったのに、持ちこたえたユキノシタの強さにも感激!
そして…。
最初は鑑賞目的のみでしたが、ユキノシタを知るにつれ、さらに興味がわいてきました!
その理由は、また改めて♪
に ほ ん ブ ロ グ 村 テ ー マ