つくる・食べる・暮らす

不器用でも手作りを楽しむ暮らしの記録。

「生トマト」、「塩麹」、「無水鍋」で夏野菜のうまみを引き出すラタトゥイユ

畑の夏野菜がたっぷり食べられる夏の作り置き定番、ラタトゥイユ
 
ですが、トマト水煮(パックや缶)で作ると酸味の強さが気になり、数年前までは作り置きしてまで食べたいとは正直思いませんでした。
 
砂糖や調味料を足したり、煮込み時間を増やしたり…、でも足し算より引き算で
 シンプルに徹した結果、毎日食べたいラタトゥイユになりました♪
 
我が家のポイントは3つ。
〇トマトは生トマト使用で、マイルドな味に。
無水鍋で野菜の水分とうまみを引き出す
〇味付けはシンプルに塩麴と胡椒のみ。お好みでハーブを。
 
ラタトゥイユは野菜の水分だけで煮込む料理なので、無水鍋と相性よし♡
 
我が家の鍋、気が付いたら無水調理ができるものが一軍に。

f:id:mikipan:20190715062341j:plain

ジオプロダクトの片手鍋、ちょうどトマトソースを仕込んでいるところでした…
ジオプロダクトの片手鍋&両手鍋。
ストウブ(14㎝)。
おばあちゃんから引き継いだ無水鍋(26㎝)。
 
今は見かけない片手タイプの無水鍋は、母が珍しく断捨離していたので待ったをかけました(笑)。
 
無水鍋の無骨な感じが好きなんです。
 
普段使いには大きすぎですが、時々、大事な出番があるのです。
 
 
それに対して、ストウブ14㎝はちっちゃ!という感じですが、たっぷり2人分のラタトゥイユを作るのにぴったり。
 
野菜のうまみがぎゅっと詰まって、作りたてでもおいしいです。
 
 
***今回の材料(2人分)***
〇トマト 1個 ミニトマト数個(少々裂果したものも救済)
〇玉ねぎ 4分の1くらい
〇にんじん 3分の1
〇セロリ あれば5~10cm
〇なす 2分の1
〇ズッキーニ 小さめ1本
〇ピーマン 1個
〇パプリカ 1個
〇にんにく 1かけ
〇オリーブオイル 適量
ローリエ 1枚
〇塩麴 小さじ2~
〇胡椒 少々
 
1 鍋が小さいので、野菜は全てダイス状にカット(お好みで)。
 
2 潰したにんにくをオリーブオイルで香りが出るまで炒める。
 
3 油をよく吸い、煮崩れしそうななす、ズッキーニ、パプリカを軽く炒めて取り出しておく。
 
4 たまねぎ、にんじん、セロリなどの香味野菜を炒める。
 
5 へたをとったトマトを丸ごと塩麴ローリエも入れて蓋をし、蒸し煮にする。
 家庭菜園のちょっと傷んだものや裂果したミニトマトも煮崩れるのでぽんぽん入れる(皮が気になる場合は、後で取り出す)。 野菜から水分が出るけど、焦げそうなら水少々かワインを足す。

f:id:mikipan:20190715062534j:plain

 
 6 柔らかくなったトマトを潰し、3を戻してさらに煮込む。
f:id:mikipan:20190715062717j:plain
 
 7 胡椒やお好きなハーブで味を調えて完成。

f:id:mikipan:20190715062829j:plain

 
パプリカがない日もあれば、キノコ類やレンズ豆を入れて腹持ちよくする日もあります。
 
フランスの定番料理というよりは「夏野菜をトマトと塩麴で炊いたん」という感覚(笑)、とてもマイルドなので、ぜひフレッシュトマトで。
 
 
味の好みは人それぞれですが、白ワインやコンソメ、うまみのためのベーコンもなしで大丈夫、野菜の出汁で十分ウマいです。
 
塩麴はおいしい塩でもいいけれど、味が落ちつくし、家族の健康も考えて塩麴に。
 
コンソメに頼りすぎると「コンソメ味」になるので、野菜のうまみを楽しみたいならシンプルすぎるくらいがちょうどよいと思います
 
ちゃんと素材の味を楽しめる野菜を作ろう~と思うと、草取りも頑張れます!
 
ごちそうさまでした♪
 
 
 
に ほ ん ブ ロ グ 村 テ ー マ