古い家のエアコン設置事情
お盆の前半は猛暑、後半は台風10号の影響で雨模様。
父の一周忌と初盆を前に、6月に仏壇のある和室にエアコンをつけました。
和室はリフォーム等もしておらず、築100年越えの「古民家的」な造りがそのまま残っています。
そのため、冷房効果はいまいちでしょうが、暑い中お参りくださる方々に少しでも涼んでいただけるようにと思って。
エアコンをつけるにあたり、いろいろ不安があったので、設置業者さんには下見と見積もりに来てもらいました。
1 エアコンを設置する壁と室外機設置場所の間には窓と縁側がある
→ エアコン本体はセール品だけど、ホースの延長料金や別途の工事料金が跳ね上がるのでは?
2 和室には古い梁や柱があり、設置工事による傷を最小限にとどめたい。
3 襖を取っ払うと6畳と8畳の和室がワンフロアになる日本家屋。6畳を冷やして、サーキュレーターで8畳に冷気を送り込むという作戦は現実的に可能か?
この不安材料のため、我が家では和室のエアコン設置はずっと先送りでした(汗)。
でも、ここ数年は「今までどうやって耐えてきたのか」と思うくらい暑く、喪服着用だとさらに酷。
「こんな古い家にエアコン設置なんて、そんな依頼、他にもあります?」と聞くと、親切な業者さんは「もちろんです!それに、予想していたより全然OK、これなら設置できますよ!」と、希望に沿う方法を考えてくれました。
そうですよね~、当時の大工さんも、何十年か後にエアコンなるものがこんなに普及するとは、想像すらしなかったでしょうからね~。
おかげさまで窓パネルの設置以外は特に工事も必要なく、追加料金も最小限で、設置完了!
なんとかなるものですね!
お掃除やメンテナンスについては「エアコンクリーニングは基本的に年一回とされています。…あ、ぼくもそこまで頻繁にできてませんけどね(笑)」とのこと。
我が家のエアコン台数は新入り含めて3台、2台はリフォーム済みの居間と寝室につけています。
今まではフィルター掃除・消毒程度で済ませていたけど、現代工法の家屋用のエアコンを古ーい木造家屋で酷使するわけだから、これからはクリーニング業者への依頼も検討しようと思います。
新入りさんはお手頃価格でスペックもいたって標準的ですが、いい仕事をしてくれています。
6畳間もほどよく冷え、8畳もひんやり感を出せました。
ずっと気になっていた問題をクリアできて、ほっと一息。
お参りに来た方の涼しそうな顔を見て、亡き父も安堵したことだろうと思います。
に ほ ん ブ ロ グ 村 テ ー マ