つくる・食べる・暮らす

不器用でも手作りを楽しむ暮らしの記録。

石臼×原種チューリップ(ブライトジェム)の観察記

もう5月だけど、我が家の原種チューリップのこと。

 

1つは花壇のクリサンタ、上から見ると黄色1色。

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サイドから見ると、やわらかい黄色と赤のバイカラー。

 

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他のチューリップたちと同様に、咲き始め、4月半ばに咲き終わりました。風にそよそよ揺れる姿がかわいいんです。

 

このクリサンタのイメージがあったので、石臼と鉢に植えたブライトジェムの姿や開花時期も同じだと思い込んでいました。

 

mikipan.hatenadiary.com

 

mikipan.hatenadiary.com

 


しかしブライトジェムは遅咲きだったようで、クリサンタと入れ替わりでやっと花芽が現れはじめました。
 
そして、花茎が伸びるのがとてもゆっくり、もともと草丈低めの品種だったみたいです。
(以下、草丈を見るために、石臼の高さに目線を合わせた写真ばかりになりました(笑))
 

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4月6日

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4月23日、ビオラからちょこんとのぞき始めた♪


周りにとりあえず植えこんだビオラも、かなり遅まきだったので、ちょうどよかったかな。
 

 

 
私が思い描いていた青写真は、ビオラの縁取りからチューリップがシュッと伸び、高低差がある立体的なイメージ。

毎朝、もう少し伸びるかなーと見守ってきましたが、ビオラの株もそろそろ疲れてきたし、ブライトジェムの草丈もこれがMAXのようです(^^)。

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4月26日、花を開いた状態

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4月28日、日が暮れると閉じていきます

 

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4月29日、全体像
 
しかも私、色はピンクだと勝手に思い込んでいましたが、柔らかいピーチのようなイエローにほんのりピンクがさしたような色味です。

私の思い込みイメージとは違った点も多かったけど、やさしくて愛らしい姿に癒されました。

 
知らないことだらけで慌てたり焦ったりしたけど、クリサンタと開花時期がずれたので、結果的にとても長く、愛らしいチューリップの姿を楽しめました。ありがとう❤️
 
来年も楽しみにしてるよ~。
 

さて、この後石臼には何を植えようか。

玄関前に置いたので、できれば年中楽しめるように工夫したい。


案は2つ。

①チューリップなどの球根と入れ替わりで芽吹いて成長する植物を植えっぱなしにする。 


②石臼に鉢のまま季節の植物を植え込み、花が終わった植物は鉢ごと取り出しバックヤードで休眠してもらい、他に季節の鉢と交替させる。


後者なら色々な花を玄関先で楽しめそう。株元をウッドチップか何かでマルチングすれば、鉢ごと埋めているのもバレないでしょう。

今のところ次の候補は、半額でゲットした見切り品のチョコレートコスモス。ブライトジェムの球根を掘り上げるまで、別の場所で大事に育てておこうと思います。


もう、1つの大きい方の石臼には、白のルリマツリを植えました。

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ちっちゃ!
 
ぐんぐん伸びてくれると期待して、ルリマツリだけしか植えてないんだけど、まだちょっと寂しい状態(^^;
 
夏ごろの姿を楽しみに見守ります。
 
そのころには、コロナウィルスのほうも終息に向かってくれていることを願うばかり。
 
 
 
に ほ ん ブ ロ グ 村 テ ー マ

ハーブ花壇とその周りの現在~フェンネルバターを仕込む

復活した花壇のケマンソウ(タイツリソウ)、たくさん釣れました♪

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そして、気がつくとニワゼキショウが一気に開花。

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ここはヤグルマギクを植えた場所の前の道。
 
道の両端に咲いてくれればいいものを、思い切りセンター、しかも道幅いっぱい(^^;

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かわいいから避けて歩くけどさ…。
 
しかし、いつの間にこんなに増えたんだろう?
 
 
昨年作ったハーブ花壇ですが、フェンネル(ウイキョウ)は私の身長を超える背丈に成長するので、花壇脇に地植えしてます。
 
ぐんぐん成長してます。
 

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黄色い花が咲くのが楽しみ♡
 
もう少しすると、葉にまるまるしたキアゲハの幼虫がけっこうつきます。
 
だいぶ慣れてきたけど、やっぱり出会うとぎょっとします。
 
だいぶもさもさしてきたので、幼虫さんに食べられる前に、風通しを良くすることを兼ねて、少し葉を収穫しました。
 
鱗茎部分は、もう少し育ってからいただきます。
 
 
魚料理によく使うフェンネル
 
刻んでバターに練りこんで冷凍しておけば便利なので、フェンネルバターを仕込みました。
 
魚のほうにしっかり下味をつけるので、塩分過多にならないよう、今回は無塩バターを使用。
 

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摘んで、洗って、刻んで、室温に戻したバターと混ぜるだけ。
 
すぐに使う分だけ保存容器に入れて、あとはラップとアルミホイルでくるんで冷凍庫へ。

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冷凍庫にヒラメの切り身があったので、ムニエルにしてフェンネルバターを添えてみました。
 

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簡単で、味や香りでバリエーションを付けられるハーブや香草系があると、とても便利です!
 
有塩バターで作って、にんにくのみじん切りを混ぜておけば、ロースト野菜やパンなどにも合いそうなので、こちらも近々仕込もう。
 
 
 
フェンネルの葉と言えば、ウイキョウ餃子がおいしそうで、作ってみたいと思っているところ。
 
私は、フェンネルのレシピをネットで調べていて知ったのですが、多くの人が作っているレシピの出典はウーウェンさんの本のようです。

 

ウー・ウェンの北京小麦粉料理

ウー・ウェンの北京小麦粉料理

  • 作者:ウー ウェン
  • 発売日: 2001/11/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

読んでみたいけど、図書館は休館中。
 
あ、その本は違うけれど、他のウーウェンさんの本がKindleUnlimitedの対象本になってるので、GW中にそちらから読んでみよ~。
 
 
 
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ヤグルマギク、ラナンキュラスの開花

数日前、ラナンキュラスが開花しました。
 

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ここ数日の強風で、すでに散ってしまったものも…。
 
 
ヤグルマギクも咲き始めました。

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ピンクはパッケージの色と随分違って、情熱的な濃い色です。

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可愛いから、いいんだけど♪
 
 
この場所を一面、ヤグルマギクのブルーで埋めたい、そう思っていましたが、まだ閑散とした感じ。
 
ちょっと株間を大きくとりすぎたうえ、摘芯して脇芽脇芽を増やすのを忘れちゃってた(涙)。
 
ピークのころには、もう少し見ごたえのある感じになるかな。

 

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この場所は、ちょっとした丘みたいになっていて、放っておくと草ぼうぼうになるので、過去にはこぼれ種のひまわりをたくさん移植してみたこともあります。
(注:ひまわりは移植が嫌いなので、本当はしないほうがよいです)
アジュガ・チョコレートチップをグランドカバーとして植えたことも。
 
しかし、我が家のアジュガは、ランナーでうまく広がらない。
 
一応増えるけれど、ぎゅっと数株密集するだけ。
 
そのままじゃ蒸れそうなので、株分けして少し離して植えてみたのですが、絨毯にはならず、草の勢いに負けました。
 
結局アジュガは、今では、庭のあちこちに点在してます。
 

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これはなんて品種だっけ…。昨年、縁側の下に植えたけど、埋まらない距離がさみしい(笑)
 
 
 
ズボラに庭を楽しみたい私としては、できれば、春~秋まで、このならだかなスペースに何かを群生させたい。
 
ヤグルマギクと入れ替わりに夏~秋にぐんぐん大きくなって群生してくれそうなものといえば、やっぱりコスモスでしょうか。
 
コスモスは倒れやすいし、ちょっとドライブすれば、見ごたえのあるコスモス畑がたくさんあるので、植えてませんでした。
 
5月になったら、ヤグルマギクの隙間に、秋咲きのコスモスの種を撒いてみようか。
 
私の理想は、ヤグルマギクの隙間でコスモスがどんどん成長して入れ替わる、手入れ不要の花壇!
 
…なんですが、きれいに咲かせるには植え替えも必要だろうし、そんなにうまくいかないか(^^;
 
 
この場所は隣の畑、その横のグラウンドからよく見える場所。
 
最近では、外出自粛中だから小さな子連れの親子、休校中の中高生が入れ替わりやってきて、グラウンドに設置しているバスケットゴールで遊んだりしてます。
 
我が家にとってはもちろんだけど、周りから見ても癒される空間を目指して試行錯誤は続きます。
 
できれば放任で(笑)
 
 
 
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大正時代の鏡の枠をアンティークフレームに(3)~クリムトの「りんごの木」とフレームの接点とは?

今回の鏡のフレームリメイクは、ポスター選びにも時間がかかりました。
大正時代の鏡の枠にぴったりサイズのポスターなんてあるわけないので、カットすることを前提に大きめサイズを探しました。
 
条件はカットしても絵が見切れない、そして好みのデザイン。
 
 
パリやロンドンなどのおしゃれなマップポスターも人気ですね。
 
マップポスターと言えば、我が家には某アジアの観光都市に旅行した際、気まぐれで立ち寄った地方都市の大きな地図がありまして、実はこれも候補の1つでした(笑)
 
グーグルマップも普及しておらず、携帯の地図機能も全然充実していないころのこと。
空港に観光マップくらいあるだろうと思っていたのに、ない(実は観光パンフがあったが、帰る時に知った)!
 
大通りに雑貨店を見つけるも英語は通じず、ちょっとだけ勉強した現地語と辞書を駆使して「この街の地図が欲しい」と伝えたところ、渡されたのがこの巨大地図(笑)。

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もっと小さいものはないかと一応聞いたんですけどね…。お店の人も、困ってたでしょうね💦
 
しかし、この特大サイズ、何用だろう?
 
そんな思い出の地図、色使いがかわいいし、賃貸住まいの時はそのまま貼ってました。
 
残念ながら折り目がとれないし、なにしろフレームより大きくて(!)、せっかくの地図が見切れるので断念。
 
 
最終的に選んだのはクリムトの「りんごの木」。

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余白のある70㎝×100㎝のものを見つけて、フレームに合わせてカット。
 
本当は、左右にも余白を残したかったけれど、そこは妥協するしかない。
 
でも、フレームとの相性もイメージ通りで、私的には満足♡

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クリムトの作品は、官能的で美しい女性が印象的だけど、どこか退廃的で死を感じさせる作品、神話や寓話が題材となったものが有名ですね。
 
 
人はリアルに描かれるのに、それ以外は平面的で、その妖しさと不思議さに魅惑されそう。 日本の尾形光琳などの影響もうけているらしいと、初めて知りました。
 
でも実は、風景画も多数残されています。
 
ウィーン大学の天井画事件等で疲れたのか、まだ保守的だった帝政オーストリア時代の古都を離れてから、風景画を描き始めたそうです。
 
 
点描風の筆致や色使いが素敵な「りんごの木」と「農家の庭」と迷って、こちらを選びました。
 
 
そして…、

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購入してから気づいたのですが、「りんごの木」が描かれたのは1912年、つまり大正元年
 
おお、フレームの新調時期と一致した!!
 
なんだかうれしいシンクロ♪
 
 
食器棚を撤去して広くなった壁に、鮮やかな「りんごの木」が映えます。
 
すっきりしたばかりなので、あまりごちゃごちゃさせたくないけど、上にウォールラックを取り付けて、ロンドンの蚤の市で購入した旅の思い出を飾ろうかなと思案中。
 
 
あ、フレームの釘はついたまま…。庭師匠に道具を借りに行きたいけれど、自分が感染源の可能性を考えて、小さなお孫さんがいるお宅へのお邪魔は控えます。
 
リメイクに完成なし⁈でも、一応、完了。
 
***今回のリメイク金額***
□アクリル板 4,274円
□ベニヤ版   875円
□カット料金  140円
□留め具     再利用
□ポスター   2,459円
    合計:7,748円
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庭の山椒の葉で~木の芽味噌の焼きおにぎり

山椒の葉(木の芽)が美しい季節。

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山椒大好きな私は、毎年、葉も実もいただいてます。
 
いや、今年はすっかり忘れかけていたのですが、ご近所さんからにんにく味噌をいただいて、あ、木の芽味噌を作りたいんだったと思い出した次第。
 
雨が降ったり、忙しかったり…、タイミングを逃していましたがやっと摘みました♪
 
このにんにく味噌、おいしくてご飯が進みます!

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もちろん、にんにくもご近所さんの自家栽培。
 
私も、今年こそ忘れなかったら、にんにくを育てたい(毎年時期を逃している…)。
 
 
さて、木の芽味噌。
 
木の芽は片手に一握り、お味噌100g分を作りました。
 
料理酒、みりん、砂糖を混ぜ、アルコールを飛ばして白みそと合わせます。
 
軸をとって葉だけにして、すり鉢でゴリゴリ。
 
よい香りを撒きちらしながらゴリゴリ。
 
混ぜておいた他の材料を少しずつ合わせながらゴリゴリして完成です。

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ああ、先週、買い物でタケノコを見かけたとき、買っておくんだった…。
 
私の買い物はもともと週一回、自粛中はできればもう少し減らしたいくらいだし、もちろん、わざわざ買いには行かないのだけど。
 
うちはどちらかというと河口のほうに位置しているので、山の恵みが近くにある人はうらやましいです。
 
 
でも、作りたての木の芽味噌を早く食べたかったので、焼きおにぎりをつくりました。
 
ちょっと焦げたよい香りの甘い味噌がたまりませんね♪

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残りの葉で、山椒ジェノベーゼも作ろ♪
 
実は昨日の夕飯は、昨年漬けた実山椒の醤油漬けで下味をつけたから揚げでした。

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 実もつぶして入れています。
 
今回はちょっとピリリが足りないくらいだったけど、山椒が香っておいしいです♪
 
 
実山椒の醤油漬けは、下味に、冷ややっこに、ソースに大活躍してます。
 
簡単だし、もうすぐ仕込みの季節なので、昨年の分もそろそろ使い切ろうかと。
 
しつこいくらいの山椒尽くしでした!
 
もうしばらく続くとおもいますが(笑)。
 
 
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