つくる・食べる・暮らす

不器用でも手作りを楽しむ暮らしの記録。

コンポストボックスから生えてきた芽の顛末

家庭の生ゴミは少しでも減らしたい、刈っても刈っても生えてくる草を処理したい、それらをできれば家庭菜園に役立てたいと思い、コンポストボックスを庭に置いています。
 
よくある釣鐘型を使っていますが、虫が発生することも、悪臭に困ることもなく、順調に内容物を分解し続けてくれています。
 
入れるものは台所から出る野菜くずと刈草や剪定くずに限定し、調理した残飯や動物性の生ゴミを入れず、水分をうまく調節できれば問題は起きないようです。
 
春のある日、コンポストをかき混ぜているときに、丸っこいかわいらしい芽が生えていることに気づきました。
 
何かの種が発芽したのでしょう。
 
畑の片隅に植えてみたところ、ぐんぐん伸びた蔓が畑をはみ出し、庭木に絡まってのぼっていきます。
 

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おもしろいので伸びるがままに放っておくと、黄色い花が咲き、ぷっくりした実がつき、大きくなりました。
 

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そう、かぼちゃです。

大きな実が2つ、そして小さな実が3~4つついています。
 
捨てるはずだった種が発芽して、何もしなくてもおいしそうなかぼちゃに育つなんて、家庭菜園はこれだからおもしろい!
 
土作りをがんばっていると、こんなご褒美があるのですね。
 
土作りはまだまだ試行錯誤の連続ですが、おかげで苦手だったミミズも、今では出会うたびに「やったー、ミミズちゃんがいるってことは土が肥えてきたのかな」とうれしくなります。
 
かぼちゃの収穫までもうしばらく、何を作ろうかな、今から楽しみです。