アマドコロとジギタリス~雨の雫も似合う白い花
春の嵐の影響でぐずつきがちな空の下、庭の一角の白い花が雨の雫に濡れてきれいです。
姿形がスズラン似のこの植物の名を私は知りませんでした。
知人に尋ねたところナルコユリだと教えてくれました。
ナルコユリとアマドコロは、茎や花柄のつき方に違いがあるそうです。
いろんなサイトと庭の花を見比べて「たぶんアマドコロだろう」と判断していますが、実物二種を比較していないので、確実ではありません…。
とにかく、うつむきがちで控えめなその姿が愛らしく、雨の雫がお似合いです。
そして、見た目はおとなしめの印象なのですが、このアマドコロ、めちゃくちゃ強くてよく増えるのです。
秋ごろだったか、家族が「増えすぎ!」と庭の一角を占めていたアマドコロを他の草と一緒にバッサリ刈っちゃったのですが(汗)、春になったらまた元気に群生しています。
はかなげな見た目と、刈っても掘っても生えてくる強靭さ、そのギャップになんだか惹かれます(お付き合いすると大変なことも多いですが(笑))。
もう一つ、こちらは花壇を作ってから3月ごろに植えた白いジギタリスです。
青い空も似合いますが、雨に濡れた姿もまたきれいです。
この苗は園芸店の新春初売りセールで1つ100円だったもの、もっと大きく育ったピンク系は定価でした(笑) 。
そのころは花壇も未完成だったし、おしゃれなイングリッシュガーデンにお似合いなお花がうちの庭に合うか心配でしたが、白ならばとセールの勢いに乗って買ってみたものです。
こちらは寒さに強いようで、花壇ができるまで寒い庭の一角でがんばってスタンバイしてくれていました。
植えるのが遅くなったので背丈はまだ低めですが、もうちょっと大きくなってくれるかな。
まだ閑散とした花壇でひときわ目立っています。
あせらず、少しずつ、この白いお花たちにお似合いな植物を増やしていこうと思います。