つくる・食べる・暮らす

不器用でも手作りを楽しむ暮らしの記録。

段取り上手になりたくて~春の菜園作業はスキマ時間を有効活用

子どものころから畑や自然に囲まれて育ちましたが、自分でじっくり育てるようになったのはここ4~5年。
 
昔は「自分が育てなくても、周りにいっぱいあるし」くらいに思っていました。
 
でも、都会生活ではその環境はとても贅沢だったこと、田舎暮らしを再開してからも植物は自分の都合優先ではうまくいかない、そんな当たり前のことに気づくところから始めました。
 
ペースがつかめなかった頃は「休日にまとめてやろう」と考えていたので、休日は大忙し。
 
一気に仕上げようとか、完璧にやろうとか思わず、ゆるく、ちょこちょこ進めるほうが、結果、いろいろ回せる気がします。
 
 
昨日は畑の一画に堆肥と元肥を入れるだけ、作業時間は朝の30分。
 
うちの小さな畑でも、全区画で一気にこの作業を行うと、労力も時間も想像以上に使います。
 
畝まで作る時間はなかったけれど、ここまでやっていれば、次の時「今日は畝だけでOKね」と思えます。
 
合格ラインが甘すぎますが(汗)、「こんな私でも結構できてるじゃん」と思うことで意欲を沸かせる戦略です。
 
 
今日の作業は、移動時間に園芸店に立ち寄って種を買うだけ。

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でも、これで「種買いに行って、整地して、畝立てて…」と半日~1日がかりの作業にならずにすみます。
 
半日~1日作業できる日はウキウキしているのですが、それでも段取りをよくすることで、1つ1つの作業に気持ちを向けられます。
 
 
最近、手帳には方眼紙と付箋を常備してます。
 
右は3月までの畑、左は3月以降の計画、どこに何を植えるか、日当たりや連作障害のことも考えながら計画中。

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5月に植えるナ夏野菜の位置を悩み中
私の場合「暇な時間に考えたはずのアイデアを忘れ、何度も計画を練り直す」といった無駄時間が非常に多かったので、ぼーっと楽しい時間に考えたことを次に活かせるようにしました。
 
アナログな方法ですが、今のところ自分に合っています。
 
方眼紙にしたのは、まっすぐ線を引くのが苦手な他、
・あれー、畑一角何㎝だっけ(何度も測っているのに、複数あるとすぐ忘れる)
・イメージではぴったり収まるはずだったのに、植えてみたら窮屈だった
DIYのイメージ図がテキトーすぎて誤差が出まくる
・ホームセンターに立ち寄る時間ができたのに、欲しい木材のサイズを思い出せない
 (結局出直すか、誤差をカットしなおすハメになる)
…といった失敗を繰り返す自分を改善するためです(笑)。
 
本日もこれのおかげで必要な種をさっと選べ、ほかの野菜やお花に目を奪われる余裕も確保できました(笑)。
 
 
わさわさ育った春菊でチジミを作りました。

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レンコンと山芋のチップスも一緒に
いや、自分でも気づいています、春菊を入れすぎだということに。
 
焼く前から「粉はどこ?」という感じでした。

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でも見た目と違って、玉ねぎの甘味やごま油の風味で、春菊の香りや独特のほろ苦さが苦手な人でも大丈夫そうでおいしいです♪