つくる・食べる・暮らす

不器用でも手作りを楽しむ暮らしの記録。

南部鉄器の急須を多用途に使う~鉄瓶と急須の違い

ティーポットの蓋が割れました。

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長年、このポットで紅茶やハーブティー、自分用なら緑茶も淹れていました
 
新しいティーポットを買わなければ…と思ったとき、目に留まったのが南部鉄器の急須。
 

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緑茶や中国茶を淹れる時にしか使っていませんでしたが、これをマルチに使えばいいんじゃないかな⁈
 
 
急須の内側がホーローでコーティングされているので匂い移りしにくく、紅茶やハーブティーに使っても問題なさそう。

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少しずつ種類を増やしたい自家製ドライハーブ類 (ローズマリードクダミレモングラス)
鉄の急須は保温力も抜群だし、質感も気に入っています。
 
小ぶりな急須なので、重さもそこまで気になりません。
 
ティーカップや、マグカップとの相性も悪くはない…よね⁈

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…というわけで、しばらくは、南部鉄の急須をマルチに使おうと思います!
 
 
ティーポットの購入を先送りにしましたが、ティーポットより気になっているものが、南部鉄器の鉄瓶です。
我が家には南部鉄器の「急須」はあるけど、「鉄瓶」はありません。
 
不思議な古道具が眠っている築120年越えの我が家ですが、残念ながら鉄瓶は転がっていませんでした😢
 
 
急須と鉄瓶は、形や大きさだけでなく、大きな違いがあります。
 
■鉄瓶と鉄の急須の違い
 
【鉄瓶】

・直火ok

・内部がコーティング加工されていないので、湯を沸かすと鉄分が溶け出す

・内部も錆びやすいので、使用後は残った湯を放置せず、すぐに火にかけて乾燥させることが大事

※経年変化で出てしまう錆は気にしなくていいらしい。

 
【急須】

・直火NG

・内部がほうろうでコーティングされているものが多く、沸かした湯を入れても鉄分は溶け出さない

・コーティングされた内側は錆びにくいけど、やはり水滴放置は錆の原因にもなるので、湯の入れっぱなしはNG

 
つまり、我が家の鉄の急須では鉄瓶で沸かした湯のまろやかさや鉄分の溶出は期待できません。
 
小ぶりの鉄瓶があれば、白湯や梅湯もまろやかで鉄分たっぷりでいただけるし、鉄瓶で沸かした湯で淹れるコーヒーはまろやかですごく美味しいらしい。
 
それに、冬はやかんがわりに石油ストーブの直火で沸かせますしね。
私は、貧血は貧血でも、鉄欠乏性の貧血ではなく、「脳貧血」持ちで…。
(語りだすと長くなるので、このことはまた改めて…)
 
鉄欠乏性貧血ではなくても、不足しがちな鉄分を日々の飲み物から摂れるなら、いうことなしです♪
 
 
■お手入れ
急須は、お茶を淹れっぱなしにせずに、飲んだらすぐにさっと洗って乾燥させるので、錆もほとんど出ていません。

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鉄瓶は内側の錆が気になっていましたけど、湯垢や経年変化で出てしまう錆は気にしなくていいそうです。
 
むしろ、「鉄瓶を育てる」という感覚なのだそう。
 
鉄瓶がまだ熱いうちに乾燥させ、水滴が溜まりやすい部分を拭いておく程度で大丈夫そうです。
 
急須とそこまで変わらないので、たぶん私にもできるでしょう。
 
 
 
鉄瓶、欲しいなあ。
 
でも結構いいお値段がするし、最近DIYや家、庭のメンテ関係で出費がかさんでいるし…。
 
急須をたくさん使いながら、もうしばらくウダウダ悩むことにします(笑)
 
 
 
 
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