つくる・食べる・暮らす

不器用でも手作りを楽しむ暮らしの記録。

干し芋日和

朝晩の空気は冷たいけれど、良いお天気です。
 
昨日、ご近所さんから、さつまいもと大根をいただきました。
 
わ~~~い、こんなにたくさん♪

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さつまいもも大根も、植えたいと思いながら、今年はタイミングを逃してしまっていました。
 
大根は、こんなにあっても我が家ではぺろっと食べてしまいます。
 
おでん大根が好きなので、おでん出汁をつくって、大根と練り物他あるものをぽいぽいっとシャトルシェフ(保温調理鍋)に突っ込んでおきます。
 
大根が主役のおでん、がっつりメインでも、ちょっと副菜にも。
 
 
 
さつまいもは、長持ちするし、焼き芋におやつの素材にと大活躍ですが、お天気も良いから、本日は干し芋を作りました。
 
 
蒸し器にどんっと入れじっくり蒸します。
 

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蒸し上がったらお好みの厚さに切り分けます。
 
私はやわらかい半生タイプが好きなので、厚めに切りました。
 

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そして、干しかごに入れて外に出して3~4日、お天気によっては4~5日、様子を見てお好みの具合に乾燥したら完成です。
 
太陽のおかげで、甘みがぎゅぎゅっと凝縮されます。
 
夜露がつくとカビが生えてしまうので、夜は取り込みます。
 

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保存袋に入れて冷蔵庫で保存し、食べきれない場合は冷凍庫に入れておきます。
 
でも、このくらいだったら、取り合って、ペロリです。
 
おいしくできたら、さつまいもをくれたおばちゃんにも持っていこうと思います(お家で作ってるかな?)
 
 
この干し芋を、トースター(うちでは魚焼きグリル)で焼いて、表面をこんがり、香ばしくして食べるのが好きです。
 
緑茶はもちろんですが、コーヒーや紅茶にも合うんですよね~。
 
おいしいし、繊維たっぷりでヘルシーだし、お腹も満たされる、いいことづくめの干し芋です。
 
 
そして、このブルーの干しかご、色気はないけれど実直で、頼りになる相棒です。
 
お家でとれた野菜、たくさん買ったキノコなどを干しておくのに便利、よい仕事してくれます。
 
 
やっぱり、今年も切り干し大根を作りたいから、今からでも大根を植えようかなあ…。

捨てるもの/捨てたくないもの

今年も残すところあと一か月ちょっとですね。

 

体内時計がカレンダーと噛み合わず、パニックを起こしています(汗)。

 

年末に大掃除が大変にならないよう、今から少しずつ取り組んでいます。

 

最近は断捨離やシンプルライフを学んで、すっきりした生活を心がけてはいますが、それでも、私がなかなか捨てられないものの1つが洋服など布類です。

 

洋服の処分方法については、状態の良いものは買取サービスを利用したりもします。

 

状態がひどいものや、Tシャツなどはさっさと掃除に使って処分しています。

 

けれど、多少汚れや傷があっても素材がいいと、何かにリメイクできないかと考えてしまいます。

 

mikipan.hatenadiary.com

 

ソーイングが得意ならそれでもいいのですが、技術と時間が追いつかず、一時期は布類が山積みになってしまいました。

 

今では、即リメイクのアイデアが思い浮かばないものは処分することに決めています。

 

最近は着物について悩んでいます。

 

亡くなった祖母の着物ですが、そのまま着る機会もなく、状態もまちまちで、買取してもらうほどでもありません。

 

それに、捨てるのは簡単ですが、人が手をかけて作ったものは、できるだけ大事にしたいと思うのです。

 

今は、こちらの本を参考に、ウール地の着物でスカートを作っています。

 

 

着物を解き、洗い、アイロンをかけ、型紙を当てて裁断し、まち針でとめて縫う…、書き出してみると作業は結構あります。

 

不器用な私がスキマ時間で作業をしているので、人より時間はかかっていますが、やっと筒状になりました。

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あとはウエストと裾だけ。

 

多少の虫食いや汚れはありますし、高価なものではありませんが、ていねいに織られた模様を見ているとなんともいえない気持ちになります。

 

あと何枚かある着物と帯、時間がかかってもいいから、大事に使わせてもらおうと思います。

思い出の味、山芋鉄板

仕事で再会、新しい出会いがたくさんあり、緊張もしましたが充実した先週末でした。
 
おいしいものもたくさん食べたのですが…、話と食事に夢中で、写真を撮るのをいつも忘れてしまいます。
 
「うちでも作ってみたいけど、どんなだったかな」とか、「すてきな盛りつけ方だったなあ」と後になってから気づくのです…。
 
 
そんな反省をしつつ、本日は懐かしの味を再現しています。
 
学生時代を九州で過ごした私にとって、居酒屋で頼む定番メニューの1つが「山芋鉄板」でした。
 
すりおろした山芋をお好み焼き風に焼いたものですが、熱々、ふわふわ、とろとろがたまりません。
 
みんな大好き山芋鉄板、鰹節がおどっている熱々のうちにつついていただきます。
 
最近になって、山芋鉄板は全国区のメニューではなく、福岡の屋台や居酒屋の味だったことを知りました。
 
そういえば九州以外ではお目にかかったことがないような、いや、ほかに美味しいものがありすぎて、気づかなかっただけかもしれませんね。
 
本日は、いくつかのレシピを参考に、次の分量で作りました。
(2人前くらい)
・山芋 300gくらいをすりおろす
・白だし 大さじ1 (めんつゆでも)
・たまご 1個
・トッピング用のネギ、鰹節など
 
これをぐるぐる混ぜて、フライパンで焼きます。

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ふわっふわです。スキレットが欲しくなりました。
 
バターで焼く、あるいは仕上げに少し落とすと、香りとコクがでる感じがします。
 
お好み焼きソースでいただきましたが、出汁で食べても絶対おいしいと思います。
 
野菜や小麦粉抜きのお好み焼きのようなものなので、大き目に焼いてもぺろっと食べてしまいます。
 

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私はお酒はたくさん飲めない体質ですが、食べ物は酒のおつまみのようなものが大好きです。
 
こういう単品おつまみみたいなものもよく作りますが、夕食の献立としては成立しにくいので悩みます。
 
これだけではお腹がすくので、かき揚げをのっけたお蕎麦も食べました。
 
食べすぎ?
 
単品つまみ食いな夕食でした。

秋の庭仕事―ムスカリ他

秋晴れだけれど風が強かった本日、先日剪定してもらった樫の剪定くずが吹き飛んでいないか心配しましたが、枝を残したおかげで大丈夫でした。
 
大枝を取っ払ったら、いかにも剪定くずという感じが少し消えたような気が…しま…す…(あくまで主観)。
 

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樫の枝の間にまた太めの蔦が高いところまで絡まっていたので、踏台にのって取り除きました。
 
なんの蔦かは判明しませんでしたが、丈夫なので、また編んで、製作費0円のクリスマス・リースにしようと思います(製作中)。
 

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パクチーはだいぶ大きくなりました。
 
パクチーらしい葉っぱの形になりつつあります。
 
そろそろ間引いたほうがよいのかな。
 

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山東菜は、やはり植えるのが遅かったせいか発芽率悪し、次からはもっと早く植えようと反省しました。
 
気温が問題なら、プランターで室内で育ててみようかな。
 
 
そして、本日はムスカリを鉢に植えました。
 
ぴょこんと伸びた青紫の房状の花が愛らしいのですが、初めて植えるので地植えにするとどんな感じになるかイメージが描きづらかったので、まずは鉢に植えて様子を見ることにしました。
 
慣れていないと、鉢植えにしても株間の取り方や配置が難しいですね…。
 

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これから寒い冬がやってきますが、冬を越して春になったらかわいい花を咲かせてくれることを期待しています。
 
 
晩秋~冬は庭も寂しくなりますが、待つ楽しみ、春に向けていろいろ準備する楽しみもありますね。
 
まだまだ知らないことだらけ、勉強したり計画するのもまた楽しいものです。
 
 

 

樫の剪定くずで落ち葉の絨毯(実験)

今年の秋は台風や大雨の影響で、いろんな予定が後ろに後ろに流れてしまっています。
 
それが怒涛の嵐となって押し寄せる11月、しばしの小休止を挟んで年末まで駆け足です。
 
慌ただしいけれど、懐かしいあの人やこの人との再会、新しい出会いがたくさんあり、濃く、刺激的な日々です。
 
 
そんな中、いつの間にか庭仕事の師匠が、樫の垣根を剪定してくれました。
 
枝が飛び出していたところを、きれいに刈って整えてくれています。
 
なんとありがたいことでしょう!
 
さらにありがたいことに、師匠は剪定くずの処分まで買って出てくれましたが、そのまま置いたままにしてもらいました。
 

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樫の葉は腐葉土に適しているそうです。
 
樫は常緑樹ですが、春の終わりから夏にかけて葉を落とします。
 
長年それが積もって腐葉土化したためか、うちの樫の根元も土が肥えています。
 
そこで、大枝だけ取り払い、風に飛ばされないように小枝に葉をつけたまま、 樫の周りに敷いておくことにしました。
 
積み上げたり、穴に埋けこんで腐葉土にする方法もありますが、手間がかかりますし、落ち葉の絨毯で遮光され草が生えにくくなる効果も少し期待しています。
 
新築の家の庭だとゴミを放置しているように見えるでしょうが、古くて雑草やらこぼれ種の植物やらがあちこちに顔を出すうちの庭ならこれもアリかなと。
 
害虫の温床にならないかが心配ですが、師匠によれば「この程度の量なら問題なし」とのこと、問題がありそうなら穴を掘って埋め、雑然と見えるようなら堆肥枠に突っ込みます。
 
葉はまだ青々していますが、すぐに枯葉色の絨毯になるでしょう。
 
少し早起きして剪定ばさみで大枝を取り払う作業が、ほどよい気分転換になります。
 
落ち葉の絨毯を踏み分けるカサッ、カサッという音が、秋の野山にいるような錯覚で癒されます。
 
行楽に行く時間がないのは悲しいけれど…。
 
寒くなったので本日のメニューはクリームシチュー、かぼちゃとにんじんが溶け込んで、あったかい黄色のシチューになりました。
 

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