つくる・食べる・暮らす

不器用でも手作りを楽しむ暮らしの記録。

窓だらけの北側廊下の寒さ対策~カーテンとカーテンボックスを簡易設置

“家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる”
 
徒然草の一節です。
 
 
明治に建てられ、昭和に増築・リフォームした我が家も夏仕様です。
 
断熱材はリフォーム済み部分にしか入っていませんし、風を通せるよう窓だらけです。
 
 
そして、数十年前にリフォームした居間周辺以外は4枚窓で、当然シングルガラスです。
 
夏に緑のカーテンを作った窓も実は4枚窓。両端2枚の窓はカーテンで遮光・遮熱、中2枚分を緑のカーテンで覆いました。
 
4枚窓のメリットは日差しが差し込んで明るいこと、そして全部開け放した時の開放感。
 
デメリットはとにかく寒いこと、そして建具や畳が日焼けしやすいことです。
 
そして、ここ数年の夏の日差しは殺人的で、いくら窓を開放しても耐えがたい暑さになります。
 
 
どうにかしたいけれど、窓数が多すぎて、リフォームの見積もりを取るのが怖い💦
 
小窓だったら、内窓を作りますが…、
北側の6m弱の廊下は、4枚の掃き出し窓+2枚の腰窓で、ほぼ全面窓。
 

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内窓をDIYで作るなんて途方に暮れるし、掃き出し窓の3枚目と4枚目の境目という変な位置に柱があります(写真手前)。
 
北側で、来客の目には触れないので後回しにしてきましたが、今年こそは本格的に寒くなる前に昨年よりマシなレベルにしようと、対策を急ぎました。
 
現代的な暖房器具は断熱された家を前提としているので、居間だけ暖かくしても、廊下やトイレが寒ければヒートショックを起こす心配もありますし。
 
 
今年は他の場所のリフォームで出費がかさんだので、できるだけ安く済ませたい。
 
窓用断熱グッズは見た目、窓の枚数が多いので出費がかさむ、寿命が数年程度という理由で今回はなしに。
 
腰窓や変な柱がある部分を木材で塞ぐことも考えましたが、冬でも換気は必要だし、夏はやっぱり開放したいのです。
 
 
 
前置きが長くなりましたが、余ったシーツでカーテンをかけ、とりあえず隙間風や冷気を遮断することにしました。
 
柱側はまた別に考えるとして、とりあえずニトリの伸縮式カーテンレール(シングル)を2本取り付け、100均のカーテンクリップでシーツを吊るしました。
 
 

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シーツは切らずに、折り畳んでいるだけです。

 

厚手カーテンにはかないませんが、窓ガラス付近の凍てつく冷気はシャットアウトできます。

 
本格的に寒くなったら厚手のカーテンに掛け替えることもできますし、断熱グッズや、なんならプチプチや段ボールを仕込んでもカーテンで目隠しできます(笑)。
 
 
ここまでくると、カーテンレールと布の隙間を塞ぎたくなり、急遽カーテンボックスも作ることに。
 
①ちょうどよい端材の杉板にL地金具を取り付け、カーテンレールの少し上の壁面に取り付け、
 

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②安くて軽い野地板を塗装して、①にビス止めしました。
 

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カーテンを閉めたところ。一応、カーテンクリップと布の隙間は隠せました。
 
それなり~な仕上がりですが、とりあえずこれでOKです(^^;
 
カーテンレールと材料費で3500円くらいでしょうか。
 
さて、変な位置にある柱部分が手付かずですが、ここはちょっと工夫してみたいと思案中です。
 
 
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