つくる・食べる・暮らす

不器用でも手作りを楽しむ暮らしの記録。

年長者からのお裾分けー小アジの南蛮漬けとスズメバチの巣のこと

不器用な私には、DIYと庭仕事の心強い師匠がいます。

 

古い我が家の修繕方法や庭木の世話の仕方を教えてくれたり、草刈りや剪定を手伝ってくれるご近所の初老のおじさんです。

 

地域の、とくに高齢のお宅のお手伝いを進んで行う師匠は、私だけでなく、みんなに頼りにされています。

 

その師匠が先週、釣果の小アジをお裾分けしてくれました。

 

新鮮な小アジをさっそく捌いてからっと揚げ、さっぱりいただける南蛮漬けにしました。

 

たまねぎと、うちの菜園のにんじん、ピーマンもたっぷり入れて。

 

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頭からしっぽまで丸ごとおいしくいただきました。

 

小アジを持ってきてくれたときに、師匠がうちの庭木にスズメバチが巣を作っていることに気づきました。

 

距離を置いてそっと撮影したため写真がぼけてしまいましたが、これ以上は恐くて近づけませんでした。

 

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ご近所には高齢者も小さい子どももおり、攻撃性の強いスズメバチの巣を放置するのは危険なため、 師匠のアドバイスに従って市役所で業者を紹介してもらい、巣の撤去をお願いしました。

 

撤去の日は私は不在でしたが、家族によると「あっという間に終了、プロはすごいね」とのことでした。

 

ミニスズメバチという種類だったようです。

 

費用の半額は市が負担してくれましたが、こういう制度があることも、今回初めて知りました。

 

自分だけでは気づけないことを気づく目を持ち、判断や対応が難しいことを長年の経験をふまえて教えてくれる年長者の知恵には学ぶことがたくさんあります。

 

海の幸や山の幸、そして知恵の幸をお裾分けしてくれる師匠、いつもありがとうございます!

 

それにしても、スズメバチの巣ってどんな作りになっているのでしょう?

 

恐いけれど、ちょっと気になります。

かぼちゃのポタージュで温まる

台風18号の備えや対応に追われた連休、冷たい雨に濡れたせいか、どうやら風邪を引いてしまいました。

 

くしゃみと鼻水がひどく、体の中からゾクゾクします。

 

張り詰めていた緊張がとけたせいでもあるのでしょう。

 

とにかく体の芯から温まりたい、やさしいホッとするようなものが食べたいと思ったときに目についたのがかぼちゃでした。

 

mikipan.hatenadiary.com

 

収穫していたこのかぼちゃで、ポタージュスープを作りました。

 

ほぼ放置で育てたせいかちょっと甘みが少なかったのですが、そういうときはポタージュにするのが一番です。

 

たっぷりの炒めたまねぎも入れるので、甘みがぐんとアップします。 

 

いつもは皮も一緒に入れてしまうのですが、今回は皮がちょっと固くなってしまっていたので実の部分だけ蒸して使いました。

 

軽く蒸した実をバターでたまねぎと炒め、スープで煮込み、ブレンダーでなめらかにすれば、ポタージュの素ができあがりです。

 

これを牛乳や豆乳でのばして、味を調えて完成です!

 

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期待通りほっとする味、温まるし、元気が出ます!

 

心なしか体のだるさも収まっていくのがわかりました。

 

ごちそうさまでした!

 

意外と簡単で、行程さえ覚えればいろんな野菜で作れるポタージュ、私はかぼちゃと大根の葉っぱがお気に入りです。

 

体は疲れていましたし、まだ片付け他してしまいたいこともありましたが、私にとっては料理は気持ちを切り替えるリセットのための時間でもあるので、心身ともにスッキリしました。

 

雨の中の遅咲きひまわり

庭の隅のひまわり、今年の夏はポツポツとしか咲きませんでした。
 
しかし、このところの忙しさで気づかないうちに、こんなことになっていました。

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もう9月半ばなのに、雨の中、風で倒れそうになりながらも満開です。
 
寒がりの人間は、もう気の早い冬支度を始めているというのに…。
 
遅咲きになったのは、理由があります。
 
このひまわり、畑の一角にこぼれ種から芽吹いた物が、雑草と一緒にぐんぐん育っていたものです。
 
そのままでも野性味あふれてよかったのですが、せっかくならと空きスペースに植え替えたのです。
 
30~40cm丈のころに根を崩さないように慎重に掘り返して、移植しました。
 
まだ小さいから大丈夫だろうと思ったのですが、水をやってもうまく根づいていないのか、しばらく葉っぱがしおれたままでした。
 
植え替えた後で、「ひまわりは移植を嫌う」ということを知りました。
 
ああ、かわいそうなことをしてしまった…、このまま枯れるのかなと思っていました。
 
葉っぱが元気を取り戻すまで毎日水やりし(ひまわりが気になって、早起きになりました)、枯れ草や堆肥を入れた土で根元が乾燥しないようにマルチしたり、とにかく回復して欲しいといろいろ試しました。
 
最初のほうの葉はだいぶ枯れてしまいましたが、しばらくすると、新しい元気な葉がつきはじめ、背丈もぐんぐん伸び始めました。
 
ご近所のひまわりに比べると成長も開花も一足遅れましたが、回復してこんなに花をつけてくれて本当にうれしい!
 
もう移植しなくてよいように、ここをひまわりの場所と決めました。
 
咲き終わった後の茎や葉は、来年のために緑肥としてすき込みます。

バジルの収穫とドライバジル作り、そして来年の抱負

今年はフレッシュバジルが少量あれば充分かなと思って、苗を1本だけ買って鉢植えで育てていました。

 

が、バジルはトマトのコンパニオンプランツによいと聞き、挿し木でトマトのそばに地植えしてみたところ、そちらのほうがわさわさと元気に育ってくれました。

 

トマトとバジルは、料理はもちろん、畑でも相性抜群なんですね。

 

夏中、とれたてのトマトとフレッシュバジルの組み合わせを堪能しました。

 

今年はジェノベーゼソースを作るほどの収穫量はないので、春は庭の山椒の葉(新芽の香りが最高です!)、夏はもさもさ繁った大葉で作りました。

 

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けれどバジルもそろそろ終わりの季節、花も咲いてきたので、残った葉を摘み、少量でも作りやすいドライバジルにしました。

 

本当は天日干しがよいのでしょうが、今回はちゃちゃっと電子レンジで作りました。

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あっという間に完成、色も黒っぽくならず、香りもよく残っています。

 

少しですが、これで秋冬の間もバジルの香りを楽しめます。

 

ああ、さっそくバジル風味のガーリックトーストが食べたくなってきました、この調子では、ドライバジルもすぐなくなりそうです。

 

今さらですが、もっとたくさん育てておけばよかった

 

今年はちゃんと秋にバジルの種をとって、来春は種まきしてたくさん育てるぞと心に誓ったのでした。

ちょっと気の早い秋冬支度ーウールの冷え取りグッズ

9月に入り、暑さが和らいできました。
 
庭ではちょうちんのような形が愛らしいアブチロン(チロリアンランプ)が、まだまだ夏の雰囲気を感じさせてくれますが、朝晩は肌寒さも感じるようになりました。

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学生時代の衣替えもそうでしたが、季節の変わり目は早く次の季節のファッションを楽しみたくてウズウズします。
 
冷え症の私は夏でも基本的に冷えとりソックスをはいています。
 
今年はあまりの暑さに裸足の日も多かったのですが、それでも通気性のよいシルク&コットンの冷えとり用のレッグウォーマーは手放せませんでした。
 
履き忘れると、足の内側からじんじんと冷えてくるのがわかるほどです。
 
こんな体質ですから、秋冬の足元は基本的にモコモコしています。
 
冷え取りレッグウォーマーに加え、冬はさらに暖かさを追求し、ウールのセーターをリメイクして、レッグウォーマーやカバーソックスを自作しています。
 
くたびれてきたウールセーターの袖をちょきんと切って、吐き口にゴムを通せば、簡単レッグウォーマーの完成です!
 
基本的に家用ですし(時々近所のお買い物にも…)、縫い目は気にせず、ざくざく縫っています。
 
家族や友人にも作ってあげたところ、とても喜ばれました。
 
黒の薄手のウールは肌触りがふわふわ、秋口から春先まで大活躍です。

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赤のウールは、袖山の形もそのまま、長いから膝もカバーしてくれてぬくぬくです。

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こちらは厚手で丈夫だったので、身頃から足底をとって縫い付け、カバーソックスにしました。f:id:mikipan:20170907225638j:plain
 
寒さが厳しい日も、これがあれば足元ぬくぬく、上半身薄着でも大丈夫です。
 
最近ではお気に入りのウールのセーターがへたってくると、リメイクしたくてウズウズします(笑)