文机のメンテナンスとキャンドルナイト
祖父母が使っていたであろう文机です。
和室のポイントでもあり、実際に仕事や趣味の作業台としても活躍してくれる実用的なものです。
シミや落書きがあったりしますが、それも長年実用的に使われてきた道具らしくて、木のぬくもりを感じるので気に入っています。
ただ、明らかに材質が劣化してきている印象があるので、メンテナンスすることにしました。
使ったのは桐油、和の家具や家の木部の塗装や補修に使われるオイルです。
塗料を塗り込むよりも、表面にオイルを塗りこむこと(オイルフィニッシュ)で、木の呼吸を妨げずに表面をきれいにし、防虫効果や補修効果もあるそうです。
オイルフィニッシュといえばオイルステインなどが良く使われますが、あちらは「塗料」という感じ、こちらの桐油は「オイルで磨く」「補修する」という感じが強いです。
桐湯は粘度があって少量でもかなり浸透力があるので、少しずつ布にとってのばしながら均等に塗り込み、磨いていきます。
なんだかお肌の手入れみたい、ちょっと塗り込んだだけですが、カサカサしていたお肌に水分と油分が戻って潤うような印象です♪
カサカサだった脚部分も水分と木の風合いが少しずつよみがえってきました。
before
after
浸透力はありますが、塗った直後はしばらく表面が油っぽく物を置いたり触ると少しべたつくので、しばらく何も置かずに乾燥させます。
こういう物が置ける家具は気を抜くといつのまにか書類や雑多なものが積みあがってしまうので(汗)、メンテナンスを機に、作業時以外は何も置かないぞと強く誓ったのでした。
今日はお天気もよく、間に他の家事や買い物を挟みながらぼちぼちやっていたら、日が暮れてきました。
そういうば本日(22日)はアメリカでアースデイが始まった日ではないかと思い立ち、乾燥中ではありますが、ちょっとキャンドルなど置いて、夜は和室でキャンドルの明かりで過ごしました。
4月中旬に、各地でアースデイのイベントもやっていたようですね。
ハッピーアースデイ♪
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草のある庭2~いろいろ敷いてみる
ツツジが咲き、庭が明るくなりました。
ツツジの周りは先人が置いた庭石や灯篭があり、ちょっと庭園風な空間です。
しかし、踏み固められて締まった土壌なのに草は元気に生えてくる、しかも取りづらい!
なまじ周辺が「庭園風」なので、草を放置すると「自然」でもなんでもなく、ただの「荒れ庭」です…。
防草シートを敷いて砂利をまくにもお金がかかるし、荒れた土壌に砂利を敷くのも気が引けます。
ガーデニングの本で見かけたお宅が園路の周りに杉の皮の繊維を敷き詰めていたのを見て、昨年、うちでも土壌改良用に購入していたバーク堆肥で試してみました。
除草し、地表に光が届かないように厚めにバーク堆肥を敷きました。
効果のほどは?
○バーク堆肥を使うことで、固くしまった土の改良効果が見込める
○保水性があり、やわらかく、歩くとふわっとして気持ちいい
○バーク堆肥が日光を遮断するので、草がほとんど生えてこない
○砂利よりもずっと安い
○堆肥といっても植物性でしっかり熟成されたものなので、臭いの心配は全くなし
○見栄えもまあまあよい
ただ、当然ですがバークの隙間から土の表面に日光が当たると、そこから草が生えます。
が、生えてもひょろっとしたのが数本程度、するっと抜けます。
目が細かくて軽いので 風に飛ばされないかが心配でしたが、植木に囲まれているせいか
や強風でもほとんど問題ありませんでした。
それでも一年たつと多少は目減りして、小さな草が目立ってきたので、地表が現れてきた部分に補充しました。
色の濃さと厚みが戻ってきました。
砂利とは違って多少の補充やメンテナンスは必要ですが、低コストで草取り時間が大幅削減できたので満足です。
正面から見える部分だけバーク堆肥を敷き、あとは剪定枝の粉砕チップをまいたり、グランドカバーになる草や植物を育てます。
これで昨年より初夏の除草がずーっと楽になるはず…です!
草のある庭~残す草/残さない草
久々に園芸店をのぞくと、野菜の苗がたくさん並んでいます。
そろそろ菜園の準備を始めなくちゃ。
最近まで外壁リフォームの足場が畑にかかって作業ができない間に、スギナがぽつぽつ生えてきました。
草とつきあって知ったのですが、芽吹かなくても植物の種は土中で生きていて、あるものが優勢なときは、他の種は土の中でスタンバイ。
そして、その優勢な植物を駆逐すると、「チャンス!」と他の植物が芽吹くのです。
この小さな畑でも、ここ数年で次のような植生変化がありました。
球根植物 vs 雑草
↓
↓
掘り返して野菜畑に
↓
↓
↓
スギナにチャンス到来!
こんな時期もありました(気を抜くと、またこうなるかも)。
庭も同じです。
最近ではやみくもな草取りはやめ、「残す草」と「残さない草」とを分けて考えるようになりました。
球根状の根まで徹底的に取り除いています。
カタバミはかわいいし、おもしろい植物ですが、根と種と両方で飛び地していくので困っています。
クローバーのように覆ってくれればよいのですが。
背丈のある草はあまり目くじら立てずに草刈り機で地上部を刈っておしまい。
草の根があるおかげで固い土壌が砕かれ、表土が豊かになると聞いてそうしています。
そんなことを続けていたら、庭の一角でカタバミと背の高い草が減り、代わりに広がってきたのがこちら。
たぶんヘビイチゴだと思うのですが、今まで見かけなかった草です。
背丈が低くてかわいいし、地上を覆ってくれるので、こちらはグランドカバーとして残してみようと思います。
こちらのドクダミも、化粧水と入浴剤にするので「残す草」です♪
古い板と2×4材で作るフラワースタンド3~いったん完了
年度末のあわただしさ、天候不良、迷いなどで制作が途切れていたフラワースタンドですが、塗装を済ませて使っています。
土台部分を塗装し、さあ天板も…というところで悩み、結局天板は塗りませんでした。
水やりしたり、風雨にさらされることを考えれば、塗装で被膜を作ったほうが長持ちします。
ただ、古材の風合いを塗料で覆ってしまうのがもったいなくなってしまい、考えた末、塗装せずに使いながら様子を見ることに。
今現在は、こんな感じで、軒下に置いて小さな鉢植えを整理しています。
すっきり~。
この状態で鉢に水やりすれば、天板も濡れます。
水受け皿を使うことも考えましたが、蒸れそうだし、水受けに水を溜めたくないので使っていません。
妥協案として、鉢を地に置いて水やりをし、花壇の水やりを済ませて戻ってきたときにスタンドに鉢を戻しています。
慣れればたいした面倒はなく、花壇から戻ってくる頃にはほどよく水切れできています。
ハーブ類は毎日水やりするわけではないですし、他の植物も土の水分量をチェックしてから水を与えるので、そこまで気にする問題でもなさそうです。
ゆくゆくは、ここには地植えが難しそうなハーブ類や多肉植物のコーナーにし、その他の花たちはなるべく花壇へ移していこうと考えています。
before
after
DIYって、BESTなものを作るのではなく、betterを目指してするものなんだなと改めて思います。
プロの仕事ではないので、不具合は当然でてくるので、そうしたらまた自分で修繕したり工夫する。
修繕して前よりちょっと使いやすくなったり、カッコよくなってウキウキする、自分好みのいい塩梅になっていくのが楽しかったりします。
なので、いったん完了しましたが、やっぱり風雨に強いフラワースタンドが欲しくなったら天板も2×4で作りなおしてガンガン塗装するかもしれません。
もしかすると天板の古材でベンチや棚を作りたくなるかもしれません(すでにちょっとその気あり)。
来年はどうなってるかな~?
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春の採集生活(2)~たけのこのバター醤油焼き
自分で採集したものではありませんが…。
今年もご近所さんからたけのこをいただきました!
2本もいただいたけれど、たけのこは皮をむけば意外と小さいもの、あっという間に食べちゃいそうです♪
昨夜のうちに圧力鍋で水煮にしました。
ぺろっと食べてしまうだろうけれど、余ったら水煮の状態で冷凍保存もできます。
たけのこレパートリーはまだ少ないですが、たけのこご飯や煮物と並んで必ず作りたくなるのがたけのこのバター醤油焼きです。
水煮をさっとバターで炒めて醤油を絡めるだけなんですけれど、箸が止まらないおいしさです。
今日はバタバタしていたので、さっとできるバター醤油焼きに。
庭の山椒の葉をぱらっと絡めて、できあがりです。
木の芽とたけのこ、相性がいいですよね。
焦がしたバター醤油と木の芽の香りがたまりません!
ああ、大して飲めないのにお酒が飲みたくなりました(気分だけ)。
後で気づいたけれど、作ったばかりの山椒の葉ジェノベーゼとも絶対合いますね。
明日はたけのこご飯と、たけのこジェノベに決まりです!
田舎暮らしはいいことばかりじゃないけれど、旬の食べ物に関しては本当に恵まれています。
自分ではなかなか採りに行けない海や山の恵み、作っていない作物などもお互いに分け合いますし、なくても、直売所などでお安く手に入れることができます。
昔はめずらしい食材や食べ方に興味津々だったけれど(今でもありますが)、最近は身近な自然や畑にあるものに目が向き、それだけれでも充足できるようになりました。
歳を重ねたからですかね♪
以前は忙しいと余裕がなくて、四季の変化も見逃していました。
今は、慌ただしい中にも四季の変化を感じる余裕が自分の中にあることがうれしいのです。