競争?共生?それとも憧れ?-生姜畑のハマスゲ
晴れたら生姜を収穫しようと、晴れ間を待ち望んでいます。
畑の生姜は、今、こんな感じになっています。
何の畑???というくらい草が茂っていますが、私の夢である自然農法ではありません。
ハマスゲは、検索すると「世界的な強害雑草(!)」と出てくる、農家泣かせの強者です。
地下茎が鎖のように繋がり、一つでも茎塊が残るとそこからどんどん増えるので、適当に引っこ抜いても無駄です。
2カ所の畑のうちハマスゲが生えるのは1カ所だけ、暇さえあれば一つ一つ手で茎塊を取り除いてます。
他の雑草は堆肥にしますが、これだけはどうやっても茎塊が生き残るので可燃ゴミに出し、ぜっっっっったいに畑の外にに茎塊を持ち出さないようにしています。
写真のような塊がごっそりとれます。
せめて食べられたらいいのになあと思ったら、茎塊は古くから香附子(コウブシ)と呼ばれる生薬として重宝され、正倉院の御殿からも見つかっているそうな。
私に漢方の技術があればねえ…。
ハマスゲ対策は大変ですが、根が張るものを植えている時はほとんど出ません。
生姜も小さいけれどちゃんと育ってくれたし、これでいいのかなと思うようになってきました。
増えすぎは困るけれど、あまり喧嘩せず、野菜を作り続けてみます。
こういう植物に出会うと、「ああ、私もハマスゲくらい強くなりたい」と思います(本気)。
そうそう、オンブバッタに食べられて丸裸だったミントですが、葉が出てきました。
ミントも強っ!
(痛々しすぎて丸裸の写真を撮れなかったのでBefore写真はナシです)
冬越しできるかもしれません!