つくる・食べる・暮らす

不器用でも手作りを楽しむ暮らしの記録。

餅板と納豆餅~お餅はついていないけれど

年末の断捨離で、明らかな不用品(兄弟一家のものまで…)がだいぶ減りました。

 間に合わせの家具やプラスチック収納などを処分し、残したものは大正~昭和の古道具と木材、ちょっとワクワクします。

そのままでは使えないものもあるけれど、これらを活かす方法を考えます。

 

こちらは餅板(餅のし板)です。

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父が元気だったころは餅つき機でついた餅を、この上で丸めていました(私の記憶にはないですが、その昔は、臼と杵を使用)。

餅つき後は寒風の中、手を冷た~くして、たわしで板をゴシゴシ洗っていました。

年老いて重い餅板を使って洗うのもきつくなったのでしょう、十何年もガレージの隅に保管されていましたが状態も悪い。

 

こういう思い出もある古民具はなかなか捨てられない、その気持ちは私にもあります。

それに、素材はわからないけれど立派な板は、手に入れたくてもなかなか手に入りません。

 

傷やひびや割れもあり、2枚の板を留めた角材部分は虫食いもあるので、角材を取り、表面を削ってみることに。

サンダーで磨くも、傷に入り込んだ粉や汚れはなかなか取れません。

途中から、インパクトドライバーにつけて使う研磨の道具(なんというのでしょう?)を使用、ブラシ(?)部分を板と平行にして削ると、スピードアップ!

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正しい使い方かどうかはわからないのですが、表面がきれいになり、木目が出てきます。

 

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右がbefore、左がafter,最後はサンダーで。

 

本来の餅板としても再び使えそうですが、残念ながら我が家の現状には合いません。

角材をつけたままだと、ガラステーブルにぴったりはまってローテーブルみたい?でもちょっとイメージと違う…。

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ではどう活用するか、急がず、遊び感覚でしばらく考えてみます♪

 

餅つきはしていませんが、お餅はいただきました。

映画『リトル・フォレスト』(原作の漫画は未読)で主人公が「一番のごちそう」としている納豆餅。

 

リトル・フォレスト 冬・春
 

 

「納豆餅!おいしいに決まってるのに、なぜ今まで知らなかったんだろう」と思ったら、東北地方の食べ方だったのですね。

予想通のおいしさ、おなかにたまるから、おやつというよりランチかな。

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市販の納豆と切り餅でも十分おいしかったです。

映画のようにおいしいお米で、臼と杵でみんなでついたつきたてお餅、それに手作り納豆と砂糖醤油なら格別においしいのでしょうね。

いつか食べてみたいです。

 
 
 
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