つくる・食べる・暮らす

不器用でも手作りを楽しむ暮らしの記録。

冬野菜の虫対策~自然由来のニームオイルを使ってみる

9月末ごろに種まきした野菜がすくすく成長中。
 
間引菜はおみそ汁やスープに、サラダのトッピングにしてます。
 
ハーブ花壇に蒔いたパクチー

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蒔くのが遅れたにんじんも芽が出たけど、大きくなるかな。

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左からラディッシュ、春菊、小かぶ。

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手前からほうれん草、春菊、一番奥の小松菜はまばらなので追い蒔き。
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手前がスイスチャード、奥が壬生菜(みぶな)。

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スイスチャードって、発芽したての頃から茎が赤いんですね…って、当たり前なのかな。
 
さらに、スイスチャードは和名はフダンソウで、在来種は茎が白いということも最近知りました。
 
知らないこと、知りたいことばかりです。
 
 
朝、畑の大根の葉に黒くて小さなアオムシのようなものが。
 
写真を撮り忘れたけど、これは多分、アブラナ科の野菜が好きなカブラハバチの幼虫。
 
よく見ると、葉もかじられています。

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このままじゃ、小松菜や壬生菜、かぶやラディッシュ、定植したばかりのキャベツも危ない。
 
虫よけネットをかける前に、夏に購入したニームオイルの希釈液をスプレーしました。
 
 
ニームオイルとは、インドなどに自生しているニームの実から抽出したオイルのことです。

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 インドでは古くからハーブとして、欧米でもスキンケア用品やシャンプーなどに使われています。
 
ニームオイルには独特の匂いがあるそうですが、今回使用したものは他のハーブも配合されているので、実際の匂いはよくわかりません。
 
でも、その独特の匂いを虫が嫌い、希釈液をスプレーした葉を食べると食欲が減退して、餓死に至るのだそうです。
 
虫の襲来時に他の植物は食い尽くされてもニームだけは無事だったことから、農業用の害虫忌避剤として注目され始めたそうです。
 
ミミズなどの土壌を良くしてくれる動物、害虫を食べてくれる昆虫、人間などには無害です。
 
ただし、自然由来で効果は緩やかなので、食害に合う前の予防対策として定期的にスプレーするのがよさそうです。
 
それでも、できれば殺虫剤や農薬を使いたくないので、ありがたい。
 
そういえば、昨年はテントウムシダマシに葉を食べられたなすが今年は無事だったのは、ニームスプレーの効果だったのかもしれません。

 

昨年の様子と対策 ↓

mikipan.hatenadiary.com

 
さっそく、説明書通りに希釈して、スプレーボトルで吹きかけました。
 
その途端、付近にいたバッタや虫がダッシュで逃げていったように見えたのは気のせいかな(笑)
 
あれ、よく見ると、ニーム希釈液をスプレーした後の大根の葉にカメムシが(大群ではなく、一匹だけでよかった…)。
 

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あなたは平気なんですか?
匂いの強さでいえば、いい勝負なのかも…。
 
 
 
に ほ ん ブ ロ グ 村 テ ー マ

初めて見たエンツァイ(空芯菜)の花、秋の庭のあれこれ

もう枯れてしまいましたが、少し前まで彼岸花の赤とコバルトセージのブルーのコントラストがとてもきれいでした。

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コバルトセージの後ろの草がすごいですね…。
 
ここは昨年セージ類を植えた場所ですが、敷地外の法面から背の高い草の根が地面の下からも侵食してきます。
ラドンナ、コバルトセージは大丈夫でしたが、一番強健そうで法面の草と競り合ってくれそうだと期待していたパイナップルセージは消えてしまいました…。
 
とくに茅、ツユクサ、スギナがすごい勢いで、刈っても抜いてもいたちごっこです。
 
共存・共演どころか、背の高いコバルトセージまで草に埋もれそうになっていたので、さすがにセージ類の周りだけでもと草刈りしてます。
 
 
 
葉物が少ない夏場に重宝した畑のエンツァイ(空芯菜)、そろそろ片付けねばと思って覗くと、可愛いお花が咲いていました。
 
エンツァイも今年の夏に初めて育てたので、お花を見たのも初めてです♪
 
写真を撮れたのは早朝と夕方、バッチリ開くと白い朝顔のようになるのだとか。

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早朝

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夕方
そういえばエンツァイはヒルガオ科なので、なるほどなあと納得。
 
愛らしいので、もう少しお花を楽しんでから片付けようと思います。
 
 
こちらは“むかご”、山芋の赤ちゃんです。

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我が家のツツジにはいろんな蔓がよく絡むのですが、なぜか数本のツツジの根元から毎年のように山芋の蔓が生え、むかごがつくのです。
 
数年前、近所に住む庭師匠に指摘されて気づきました。
 
誰も植えた覚えがないので、動物に運ばれたのか、土や堆肥にむかごが混ざりこんだのか…。
 
とにかくそれ以来、毎年むかごが落ちて芽を出し、蔓が伸びてまたむかごができるというサイクルになってます(笑)。
 
山芋はツツジの根元なので、残念ながら掘れません(涙)。
 
多分、土の中でツツジの根に絡まりながら大きくなり、そのうち腐るを繰り返し、ツツジの栄養になってくれてるんだろうなあと想像しています。
 
むかごご飯を炊けるくらいの量が収穫できるとうれしいのですが…。
 
 
 
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餅板の古材をテーブル天板に⁈②~オスモカラー「ノーマルクリアー」で天板を仕上げる

地道に続いています、餅板→テーブル計画。
傷だらけで汚れていた表面も、サンダーややすりで削ってみたら、けっこういい感じの色合いになったので、着色はしないことにしました。
 
ただ、頻繁ではないにせよ、お茶やランチにも使いたいので、水気や調味料の汚れ、カップの輪じみを気にしなければならないようでは困ります。
 
元を辿れば、つきたての熱い餅をどーんと乗せて丸めたり、真冬にたわしでゴシゴシ水洗いしてきたものだから、今さら気にすることもないんですけどね。
 
以前、SPF材で作ったコーヒーテーブルの天板は、オイルステインを塗っただけでしたが、カップを置く時はコースターを使っていたし、特に汚れや輪じみもついていません。
 
ただ、今回は劣化も著しい古材なので、これから長く使うためにも、表面をコーティングしておきたい。
 
バリア機能を考えれば、一番いいのは水性または油性のニスでしょうが、あのツヤっとした感じがせっかくの古材の風合いを損ねてしまいそうで…。
 
・木の風合いを活かせる
・水気や汚れから保護するバリア機能
・ツヤっとしすぎない
にこだわった結果、やはり辿り着いたのは、オスモカラー「ノーマルクリアー」。
 

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「3分ツヤ」で、ツヤっとしすぎないのもうれしい♪
 
 
最初、お値段の割には「容量少な!」と思いましたが、口コミで見ていた通り、少量で本当によく伸びるので、実際はとてもコスパがよいです。
 
この後、ダイニングテーブルの天板も作り直す予定ですが、そちらも余裕で塗れます♪
 
一度、SPF材の端材に試し塗りしたところ、見た目では塗ったかどうかわからないくらい透明な仕上がり。
 
…だったのですが、放置されていた古材になるとまた話は違ってくるわけで。
 
餅板そのものの色と風合いが残るだろうという予想は大きく外れ、かなり濃い色合いになりました♪
 
塗る前のものと比べるとこれくらい違います。
 

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昔昔の小学校の机や床をワックスした時のような色合いですね。
 
もともと、こんな色だったのでしょうか?
 
イメージとは違ったけれど、いい色味に仕上がって(戻って?)満足です♪
 
ツヤも「3分」がほどよい感じ♪
 
2枚とも塗って、24時間以上乾かします。

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オスモカラーはドイツ発の自然塗料、今回のような透明のコーティング剤だけではなく、素敵な色の塗料も使ってみたい♪
 
 
奥行きが合う文庫本棚の上に仮置きしてみました。

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ブログの更新もできそうですね

 

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少し高さを上げて、棚かラックの上に置いて、カウンターテーブルとして使うのもアリですね。
 
脚をつけたら完成です~。

 

 
 
 
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朝活は種まき~初めてのキャベツ発芽♪と試行錯誤の混植栽培

穂紫蘇の季節。
 

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明日は天ぷらにしようかな、時間があれば塩漬けも作りたい。
 
 
朝方は涼しく、汗もでないので、朝活しやすくなりました。
 
最近は、秋冬に向けて種まきをしています。
 
一週間前に蒔いた源助大根。
 

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隣にはにんじんも蒔きましたが、時期が遅れたので、発芽すればラッキーくらいな気持ちで見守ってます。
 
 
3日前に植えた小玉キャベツも無事発芽しました~、カワイイ。
 

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実は、キャベツを自分で栽培するのは初めてです。
 
我が家では、大きなキャベツ一玉はなかなか食べきれません。
 
それに、結球するキャベツや白菜は自信がなくて、いつも結球しない葉物ばかり育てていました。
 
でも、キャベツ大好きなので、ミニサイズを少なめに、種まき時期を2回に分け、収穫期をずらしながら育ててみることにしました。
 
今回は8ポット分、10月頭に様子を見てもう少し種を蒔いてみます。
 
 
本日は、スイスチャードと壬生菜(みぶな)の種を蒔きました。
 
壬生菜は京都の伝統野菜らしく、水菜の一品種ですが形や味がちょっと違うらしい。
 
どこかで食べたことはあるかもしれないけれど、育てるのは初めてです。
 
若くて柔らかいうちは水菜のようにサラダにできるし、炒め物や鍋物にもよさそうなので、こちらにしてみました。
 
種を蒔いたばかりで全然わかりませんが、畑1号の一番奥の畝に。

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春に植えたマリーゴールドは、虫よけになりそうなのでそのままに、空いているところに植えつけました。
 
 
今までは一区画/一作物にしていましたが、我が家には少量多品種を育てられる混植のほうが合っているようです。
 
明日は奥から2番目の畝に小松菜、ほうれん草、春菊などを植える予定ですが、虫よけ効果が高そうな春菊を小松菜とほうれん草の間に植えてみます。
 
芽出しが難しく、時間がかかりそうなにんじんの畝にも、収穫までの期間が早いラディッシュや小かぶを植えておこうと思います。
 
にんじんの強い香りが、虫が付きやすいアブラナ科ラディッシュや小かぶを守ってくれるといいのですが。
 
コンパニオンプランツや混植作物の相性もあるようなので、いろいろ試してみようと思います。
 
 
こちらは、家族ぐるみで仲良くしてもらっている、中国出身のRちゃんのパパからいただいた種。

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さすが中国、スケールが違います!
 
10月に蒔く予定のスナップ豌豆の種(右)と比べると、その差が歴然。
 
十六ささげとインゲン…かな。
 
 
裏面も中国語で書かれているので読めず、日本での蒔き時などの情報も当然ありません。
 
7月ごろにいただいて、その時期が慌ただしかったのもあって、今年は蒔き時を逃してしまいました。
 
大事に保管して、来年植えてみます。
 
楽しみ!
 
 
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いちじく豊作♪~フィロ生地でいちじくパイを試作

今年は、例年よりいちじくが豊作です。

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一番好きな食べ方は、そのままむしゃむしゃ。
 
それでは消費しきれないので、思い立って、いちじくのパイを作りました。
 
 
昔から、ケーキ屋で選ぶのはふわふわのケーキよりも、素朴系のタルトやサクサクのパイです。
 
でも、自分で作るのが面倒で、パイ皿やタルト型も持っていません。
 
それに、バターたっぷりのパイはサックサクでおいしいけれど、カロリーも気になりまます…。
 
今回は、前から気になっていたフィロ生地で、いちじくのパイを試作してみました。
 
フィロ生地は、地中海地方や中東の料理に使われるパイ生地です。
 
カルディでも買えるらしいですが、簡単なので作りました。
 
バターや卵を使わないのでヘルシーで片付けも楽です♪
 
 
フィロ生地は小麦粉(今回は薄力粉:全粒粉=6:4)、塩、植物油、水と、材料もとてもシンプル。
 
材料をこねてしばらく寝かせ、4等分し、麺棒でぺらぺらに伸ばしたものを重ねて層にします。
 
アーモンドクリームはアーモンドプードル、薄力粉少々、ベーキングパウダー少々、きび砂糖、塩、メープルシロップ、水。
 
こちらも卵やバターは不使用です。
 
 
タルト型がないので、17㎝くらいのお皿を使い、フィロ生地の表面に薄く植物油を塗り、4層にしました。

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そこにアーモンドクリームを塗り、

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フレッシュないちじくを盛ります。

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縁をくるくる丸めて成型完了。

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でも、欲張っていちじくを盛りすぎたため、焼いたら果汁(花の塊だから果汁って言っていいのかな?)があふれ、一部焦げました(汗)。

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完成。

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ちなみに、使った甘味料はアーモンドクリームに砂糖大さじ1、メープルシロップ大さじ1弱だけ。
 
素朴で甘さ控えめが好みな私には、いちじくの甘味とアーモンドクリームで十分♡
 
甘いのが好きな人は、甘味を足したり、クリームやアイスを添えるとよいでしょう。
 
ナチュラルな甘みとサクサクの素朴な生地の組み合わせで、パクパク食べられます♪
 
お好みでシナモンやナッツ類を混ぜても◎です。
 
 
2人分として作ったはずなのに…、試食と称してほとんど私のお腹の中に。
 
砂糖を減らしても意味ないじゃん(汗)。
 
いちじくはたくさんあるし、かんたんなので、また作ります。
 
 
フィロ生地はお菓子にもいいけれど、野菜やキノコたっぷりのパイ包みなどにも絶対合います。
 
ギリシャ料理、中東料理もチェックしてみよう!
 
 
 
 
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