つくる・食べる・暮らす

不器用でも手作りを楽しむ暮らしの記録。

大正時代の鏡の枠をアンティークフレームに(2)~留め具を付けたが、塗装はどうする?

我が家の古株のツツジ、一番乗りは白、この後、うしろのピンクや赤が開花します。

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3年目のモッコウバラも咲き始めました♪

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この塀の向こうに垂らしたいのだけど、今年はちょっと無理かな。
 
最初から大きなプランター(家庭菜園用)に植えたのだけど、それでも根がいっぱいになったのか、思ったほど成長してくれません。
 
秋になったら植えかえてみよう~。
 
 
この除草と畑の準備etcに時間と体力を使う上、デスクワークが立て込んでいて、リメイク作業がなかなか進みません💦
 
そして思った以上に、アクリル板とベニヤ版を内寸に合わせて紙やすりで削る作業に、時間をとられました。
 
 
 アクリル板とベニヤ版がなんとか枠にはまりました!

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ベニヤ板は、910㎜×1820㎜サイズを3等分したものが内寸とほぼ一致。
 
事前の計算通り、厚さ2㎜のアクリル板と厚さ2㎜のベニヤ板3枚を重ねると、内寸の厚さともほぼぴったり♪
 
 
裏には不要になった賞状額からとってきた留め具を付けました。

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お仕事の関係で「がんばったね」と額入りで賞状をいただいたのですが、中身はファイルに入れて保管してます。
 
額自体は100均等でよく見かけるもので、リメイクしても賞状額っぽさが残りそうだったので、金具だけ再利用。
 
あとはポスターを入れるだけ♪
 
 
え?傷や釘跡があるのにフレーム部分の塗装はしないのか?と家族にも聞かれましたが、はい、今回は塗装なしです。
 
もとは、シンプルな枠に黒と赤っぽい塗装。

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赤は想像ですが、柿渋じゃないかな。
 
この元の色味が好きなので、ペンキ系塗料で塗りこめることは考えていませんでした。
 
わざわざ黒い塗装をはがしてオイルステインやワックスを塗って、ナチュラル風にする気にもならず。
 
それに、美術展などで使用されている額縁も、よく見ると傷や塗装剥がれもあるけれど、それが絵の雰囲気と合って素敵だなと思うこともあります。
 
古~い我が家には、このままのほうがしっくりなじみます。
 
 
もし塗り替えるとすれば、その時は色味もぴったりな「渋墨」にしようと決めています。
 
「渋墨」は、昔の黒っぽい板壁などに使用されている天然塗料で、柿渋をベースに 松煙・醸造アルコールなどを配合しているのだそうです。
 
我が家に板壁があれば絶対これで塗りたいし、古い柱や建具、古道具のメンテと色味の統一にもぴったりなので、使ってみたい塗料です。
 
墨系塗料は、乾燥後も触ると煤がつきそうですが、口コミでは「この塗料の上から柿渋を上塗りすればOK」とのこと。
 
今回は使わなかったけど、いろんな塗料を知ったり、使ってみるのも楽しいです♪
 
 
 
に ほ ん ブ ロ グ 村 テ ー マ

大正時代の鏡の枠をアンティークフレームに

古い鏡の枠です。
 

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鏡はすでに外して、枠だけです。
サイズは外寸:73㎝×102㎝、内寸:61㎝×92㎝。
 
 
大きくて重い上に鏡面の汚れがひどく、倒れて鏡が割れると危ないので、処分する予定でした。
 
そのまま置いておくと、古い鏡に異界の何かが映り込みそうで、怖かったんです(苦笑)。
 
でも、大きな絵を飾りたいと常々思っていた私は、シックでアンティークな木枠に惹かれ、思い切って鏡を取り外すことに。

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鏡は接着剤を使わず、はめ込んで裏から板を打ち付けていただけだったので、意外と簡単に外れました♪
 
 
すると…鏡の裏にはこれを新調した日付だと思うのですが「13.03.09」と書かれていました。

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13年って、昭和?大正?それとも明治?
 
 
この家が建てられたのは明治27年らしいので、明治13年(1880年)説は可能性が薄い。
 
昭和13年(1938年)は日中戦争開戦の翌年、太平洋戦争開戦も目前。国家総動員法が施行され、庶民の生活まで統制下に置かれるようになった時期に、家具なんて新調する余裕があるだろうか?
 
 
大正13年(1924年)、イタリアの総選挙でファシスト党が勝利。日本も軍国主義に向かっている時代ではあるけれど、昭和13年の危機的ムードに比べれば、こちらのほうが可能性が高そう。
 
西暦表記で1913年だったとして、大正2年という説もあります。ただ、昔の人は西暦より和暦を使うことが多いんじゃないかな…。
 
↓ この倹飩箱(けんどんばこ)も和暦で新調した年月日が書かれていたけど、大正元年新調だったから、鏡も同時期の大正2年説が濃厚か?
 

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もしかするとイギリス式の表記で、09年3月13日の可能性もあるけれど…。

 

詳細不明なので、ざっくり大正時代と推測しておきます。
 
 
96年分の埃や汚れを古歯ブラシでかき出しては拭く作業を何度も繰り返す。

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そして、壁に固定するために取り付けていたであろう錆びた針金と釘を外そうとするも、うまくいかない。
 
ぎゃっ、針金の先で指をひっかき、流血!
 
針金は取れたけれど、釘は無理すると木部が割れそう…。

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 庭師匠が何かよい道具を持っているかもしれないので、後日相談します。
 
 
それでも、なんとかフレームっぽく見えてきたので、先日、ホームセンターで、アクリル板や裏から蓋?をするためのベニヤを購入。
 
 
行きつけのホームセンターにはアクリルカット用の機械はなく、木材用の機材でなんとか内寸ぴったりにカットしてもらったけれど、持ち帰ってみたら微妙な差ではまらない(涙)。
 
仕方ないので、これから紙ヤスリで削って、地道に微調整します…。
 
 
ポスターは、ぴったりサイズ、かつ気に入ったものという2つの要件を満たすものがなかなかなく、余白のある少し大きめサイズのものを選びました。
 
端をカットして飾る予定だけど、うまくできるかなあ…。
 
失敗したら、自分で描くか⁈
 
それとも絵を飾るのをあきらめて、「肖像画ごっこ」に使う⁈(←たぶん、3回くらいはやる)。
 
 
もっとスムーズに作業できると思っていたけど、古いもののリメイクは小さなトラブルの連続で、いつも立ち止まってばかり。
 
途中、「現代のポスターサイズにぴったりな、軽い素材のフレームを買えば早いよねえ」と何度も思ったのですが、汚れや傷があっても今回は木枠ありきのリメイクなので、自分を励まし(騙し?)、小傷を作りながら気長に取り組みます^^
 
 
に ほ ん ブ ロ グ 村 テ ー マ

ケマンソウの復活♪

オリンピックが延期、そして小さなところでは、恒例のゴールデンウィークの子どもイベントも中止することに。
 
延期としたいところだけれど、ウィルスの収束の見通しも立たない中、他の連休にもイベントや行事を組まねばならないし、ただでさえ忙しい学校が休校等の影響でさらに忙しくなる可能性もある。
 
残念だけど、これまでのやり方を振り返り、これからの方向性を考えるよいチャンスだと思うことに。
 
最近は、子どものお勉強サポートもSkypeで。
 
ご両親が忙しいので、お姉ちゃんは小さな兄弟のお世話も忙しそう。
 
私の地域では外出自粛要請は出ていないけれど、雨の週末は家で仕事しながら、冬物片付けや掃除、ぼちぼちDIYに励んでます。
 
 
3月初めの花壇にて、雑草ではなさそうな何かが芽を出しているのを発見。
 
この葉の形はもしやと思ってそっとしておいたら、やっぱりケマンソウ(タイツリソウ)でした!
 
まだわずかだけど、つぼみがついて、ハート形の花も咲きました。
もっと大きく成長すると枝が伸びて、たくさん花がつきます。

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赤花を買ったつもりだけど、濃いピンクにも見える?
 
 このケマンソウ、実は昨年の初夏のころに植えたのですが、日差しが強すぎたのか、花が咲く前に姿を消しました(涙)。
 
半日陰に植えるか、日除けを作ればよかったのですが
 
今回も、もっと早く気づいて移植すればよかったのだけど、花が咲き始めたので様子を見て、初夏になったら遮光ネットか何かで日除けを作ろうと思っています。
 
復活してくれてありがとう!
 
すっかり諦めていたけれど、楽しみが一つ増えました♪
 
 
に ほ ん ブ ロ グ 村 テ ー マ

菜園の収穫の在庫一掃~セミドライトマト、冷凍トマト、冷凍いちじく

急に贈答品の購入を頼まれ、久々にショッピングモールとホームセンターをはしご。
 
もっと外出自粛ムードでお客さんが少ないかと思いきや、けっこう賑やかでした。
 
 
ラナンキュラスもチューリップも我が家ではやっとつぼみがついたくらいだけど、ホームセンターには立派な開花苗がたくさん!
 
夏野菜の苗ももう出回ってる~、ゴールデンウィーク前くらいまでに畑の準備をすればいいやとのんびり構えてたよ~。
 
 
畑の準備の前に、冷蔵庫や冷凍庫に残っていた昨年の収穫の在庫を一掃中。
 
また、新たな収穫を楽しみに、在庫はおいしいうちに食べきっちゃおう。
 
 
■その1 セミドライトマトのオイル漬け
1瓶残ってました(汗)。冷蔵庫の中でオイルが固まっちゃったけど、品質に問題なし。

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近場のスーパーには置いていないし、あると濃縮したトマトのうまみが味わえるので便利。
 
鯛の切り身でかんたんアクアパッツァ、あさりと合わせてボンゴレビアンコに~。
 

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■その2 冷凍トマトでトマトソースやトマト煮込み
夏の暑いときにトマトをコトコト煮込む気には到底なれないので、秋~冬まで冷凍庫で眠ってもらいました。
 
ストーブの上で一気に煮込んで、パスタやピザ、そしてチキンのトマト煮込みに。

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■その3 冷凍イチジクでおやつ
今年はたくさん採れて食べきれなかった分を冷凍。
 
我が家ではジャムが朝食に登場することもあまりなく、一気に作るのも面倒だったので、食べる分だけちょこちょこジャム風に煮込んでは使ってました。
 
食べきる分だけ毎回作るほうが面倒そうですが、朝の準備や洗濯をしながらストーブにかけて放置しておくだけなので、テキトーな私にはこっちが楽。

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そのジャム風を冷凍パイシートで包んで焼くだけ。
 

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甘さはかなり控えめですが、好評でした!
 
旬の時期は、フレッシュのままで。これもおいしかった♪

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そして、今年もたくさん採れたらワイン煮にしてみようと思います。
たぶん、すぐなくなるだろうなあ(笑)。
 
 
だいぶ冷凍庫がすっきりしました。あとはバジルの冷凍ジェノベーゼが一袋。
週末、ピザにしていただこう。
 
 
育てたり、加工したりの手間は少々かかるけれど、これらがあることで、忙しい時期や買い物に行けない時にもずいぶん助けられました。
 
今年は大根の塔立ちが早くて、切り干し大根を作り損ねたのが残念!
 
 
私の場合、「毎年必ずやらなきゃ」と思って義務にすると面倒になるタイプなので、その時その時、できることを楽しみながらやるようにしようと思います。
 
 
 
 
に ほ ん ブ ロ グ 村 テ ー マ

旬の庭採れツワブキできゃらぶき&肉巻き

我が家のツワブキです。
 

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気が付いたら庭のあちこちに広がっています。
 
フキノトウができるフキではなくて、艶々した常緑の葉が特徴です。
 
秋にかけてかわいい黄色い花が咲きます。
 
食用としてではなく、観賞用として我が家の庭に何十年も植えっぱなしのものですが、食べられます。
 
 
フキよりツワブキのほうが好きって人もいるらしい。
 
 
食用として栽培・出荷されているものに比べたら、植えっぱなし・ほったらかしの我が家のツワブキは細めですが、春の恵みをいただいてみましょう♪
 
葉が込み合ったり傷んだりしているものもけっこうあったので、お手入れしながら収穫。
 

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茎には細かな産毛で覆われているので、よく洗ってからアク抜きの下処理を。
 
1 皮をむきやすくするために30秒くらい茹でて、水にとって粗熱をとってから皮をむきます。

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2 熱湯に塩を入れて、1分半~2分くらい茹でます。
 

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3 水に浸して、3時間から一晩くらいおいて、アクを抜きます。
 
 
今回作ったのは定番のきゃらぶき
 

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そして、ちょっとがっつりめのおかずにしてみようと、肉巻きにしました。
 

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コロナウィルスの影響でお花見も自粛ムードですが、春の行楽弁当のおかずにもぴったりです。
 
春の味です、しっかりめにアク抜きしたけれど、昔からよく食べている産地の人などは、アクが残ってるくらいが好きだという人もいるらしいです。
 
炊き込みご飯やちらし寿司に混ぜ込んでも、おいしそう。
 
皮むきが少々面倒ですが、アク抜きまでしておけば、いろいろ使えます。
 
 
ごちそうさまでした♪
 
 
 
 
に ほ ん ブ ロ グ 村 テ ー マ