大正時代の鏡の枠をアンティークフレームに
古い鏡の枠です。
鏡はすでに外して、枠だけです。
サイズは外寸:73㎝×102㎝、内寸:61㎝×92㎝。
大きくて重い上に鏡面の汚れがひどく、倒れて鏡が割れると危ないので、処分する予定でした。
そのまま置いておくと、古い鏡に異界の何かが映り込みそうで、怖かったんです(苦笑)。
でも、大きな絵を飾りたいと常々思っていた私は、シックでアンティークな木枠に惹かれ、思い切って鏡を取り外すことに。
鏡は接着剤を使わず、はめ込んで裏から板を打ち付けていただけだったので、意外と簡単に外れました♪
すると…鏡の裏にはこれを新調した日付だと思うのですが「13.03.09」と書かれていました。
13年って、昭和?大正?それとも明治?
西暦表記で1913年だったとして、大正2年という説もあります。ただ、昔の人は西暦より和暦を使うことが多いんじゃないかな…。
詳細不明なので、ざっくり大正時代と推測しておきます。
96年分の埃や汚れを古歯ブラシでかき出しては拭く作業を何度も繰り返す。
そして、壁に固定するために取り付けていたであろう錆びた針金と釘を外そうとするも、うまくいかない。
ぎゃっ、針金の先で指をひっかき、流血!
針金は取れたけれど、釘は無理すると木部が割れそう…。
庭師匠が何かよい道具を持っているかもしれないので、後日相談します。
それでも、なんとかフレームっぽく見えてきたので、先日、ホームセンターで、アクリル板や裏から蓋?をするためのベニヤを購入。
行きつけのホームセンターにはアクリルカット用の機械はなく、木材用の機材でなんとか内寸ぴったりにカットしてもらったけれど、持ち帰ってみたら微妙な差ではまらない(涙)。
仕方ないので、これから紙ヤスリで削って、地道に微調整します…。
ポスターは、ぴったりサイズ、かつ気に入ったものという2つの要件を満たすものがなかなかなく、余白のある少し大きめサイズのものを選びました。
端をカットして飾る予定だけど、うまくできるかなあ…。
失敗したら、自分で描くか⁈
もっとスムーズに作業できると思っていたけど、古いもののリメイクは小さなトラブルの連続で、いつも立ち止まってばかり。
途中、「現代のポスターサイズにぴったりな、軽い素材のフレームを買えば早いよねえ」と何度も思ったのですが、汚れや傷があっても今回は木枠ありきのリメイクなので、自分を励まし(騙し?)、小傷を作りながら気長に取り組みます^^
に ほ ん ブ ロ グ 村 テ ー マ