早春の断捨離(2)ダウンジャケットの羽毛リサイクルについて
続きます。
数年悩んだダウンジャケットの手放し方に、少し光が見えました。
グリーンダウンプロジェクト
以前、羽毛リサイクルについて調べた時は大手メーカー数社のものだけが対象で、地方都市には回収窓口がなかったのです。
これならわが町でもOK、ダウン率50%以上のものは破れや汚れがあってもリサイクル対象です!
私のダウンは15年ものと、比較的新しいもの (といってもお下がり)の2着、いずれも今は部屋着&作業着です。
15年物はおしゃれ+寒さ対策で買いました。
だいぶ色褪せポケットの内側が破れても、寒い日の野外活動や庭仕事に重宝してます。
それで状態のよいうちに手放し損ね、作業着コレクションが増えつづけるという悪循環に(苦笑)。
また、羽毛の原料となる鳥の扱いを知り、できれば手元にあるものは「使いきる」か「リサイクル」したかったのです。
羽毛の生産と課題については、検索でもたくさんの情報を得ることができます。
羽毛に限らずウールやシルクなどの動物由来のものは、いや植物由来でも、命あるものの製品化と消費にはいろんな課題がつきものです。
単純に動物愛護か否かという問題だけではなく、生産‣流通・廃棄の方法、働く人の労働条件や生活、ファストファッション流行の背景、リサイクルの難しさなどなどが複雑にからみあっています。
私もその一端、それらの製品に助けられて生きてます。
どこから問題を解きほぐすか…と考えた時に自分の足元から始めたい、難しいけれどそのことを意識して物とつきあいたい。
私にとってはリメイクもその一環、楽しさや節約も大事ですが、お気に入りを使い切りたい気持ちも大きいです。
もちろん心地よくおしゃれもしたい、年相応に。
さて、15年物は長年の使用と洗濯でタグの文字も薄れ、「ダウン70%、フェザー30%」と読めるような、読めないような(汗)。
回収できるかどうかのギリギリライン?
回収してもらえなかったら?
春夏はカバーをかけてクッションに、秋冬はまた作業着として活躍してもらいます!
早春の断捨離(1)~いらない服が減ってきた?
温かくなってきたので、洋服を整理しています。
ここ数年の断捨離でいらない服はだいぶ減らせたつもりですが、活躍できていないものはまだあります。
まだ肌寒い日もあるので、3月末に処分完了を目指してリストアップと記録を。
私の洋服の手放し方は5パターンあるようです。
大事なものはできるだけ「循環させる」か「使い切る」 ことを心がけています。
1 買取サービス等利用~体や趣味に合わなくなった状態の良いもの
・ジャケット(リネン)
・春夏用のパンツ
2 自治体の回収~痛みが激しくリサイクルできそうにないもの
・コート(肌寒い日のワンマイルウェア)
厚手ロングと薄手のショートトレンチで十分。
3 掃除やDIY(塗装)に使って処分~時に「作業着」というオプションも
・スカート(部屋着)
こちらの素敵なサイト様を参考に作ったもの。
毛玉がひどくなり処分決定、次作はお出かけ用のクオリティを目指す!
・カットソー
・無印レギンス
・レッグウォーマー 庭仕事で穴が開いたので、靴磨きに。
4 リメイク候補~死蔵になりやすいのでスピード対応必須
・Vネック(カシミア) →大事に着ていたのに部分的に痛みが(涙)。
レッグウォーマーに。
・ワンピース →ボタン紛失で買取不可?クッションカバーに。
・スカート →20年近く履いても全然へたれない冬の定番部屋着。茶系は似合わない
と気づき(遅)、裏地が破れたのを機にお役目終了。クッションカバーに。
5 資源としてリサイクル~長くなるので別の機会に。
不平不満もこぼしたけれど、どれも機能的で、楽しい気持ちや思い出をくれました。
ありがとう。
~番外編~
数年前のハロウィン(業務)で、徹夜で作った100均フェルト×オーガンジーのワンピ。
姪に譲ろうかと保管していたけれど、最近の若者の仮装はもはやハロウィン超え(!)
書きながら気づいたけれど、この「徹夜で」という部分に執着していたのね、私。
今度こそ、記念撮影してさようなら。
楽しい思い出をありがとう。
シンプルなおいしさのネギだけチジミ
温かい日が増え、ほぼ休耕中の畑の隅の山東菜もだいぶ大きくなりました。
春撒きの分は間引きが大変なくらいたくさん芽が出ましたが、アオムシと人間で半分こ。
秋は台風や行事で畑仕事ができず、遅れて11月半ばに撒いたら、発芽したのはほんのわずか。
山東菜は白菜の原種らしく、白菜とレタスの中間的な食感で、色々使えて便利です。
大きくなると結球して漬物に使われるそうですが、うちでは柔らかいうちに外葉から摘んでいただいています。
もう少し待つと軸のシャキシャキ部分が育って美味しいのでしょうが、待ちきれずにおひたしや炒め物にしています。
親戚からりっぱなおネギをいただきました。
うちのネギは小さいので、こんな大きな白ネギをいただくとテンションが上がります⤴
ネギを主役にしたくて、週末ランチにネギだけのチジミを作りました。
ネギは一人につき1本、贅沢?に。
他には何も入れず、卵もなしでネギの甘みを堪能します。
薄切りネギ、小麦粉、片栗粉、だしの素少々を水でといて、ごま油で焼きます。
片栗粉を入れて、油多めで焼き付けると外はカリッと、中はもっちりになります。
シンプルに酢醤油で、お好みで七味を振っていただきました。
サクサクで、ネギが甘くておいしかった~。
途中でチーズを足そうか迷いましたが、ネギを堪能したいので入れなくて正解でした。
ネギだけレシピと言えば、どこかで読んだ『美味しんぼ』で、山岡さんが遭難中(うろ覚え)に作った台湾のローピン(これもうろ覚え)なる料理が忘れられません。
食べ物がなくイライラしていた人たちも、小麦粉、ネギ、塩、ごま油だけでごちそうを作った山岡さんに感心して冷静さを取り戻す、確かそんなストーリーでした。
そういえば、中国出身の友人が、餃子のついでにちゃちゃっと似たものを作ってくれたこともあったっけ。
次はレシピを聞いて、そちらも作ってみます。
断捨離とリメイクの狭間で~玄関のミニ鏡(アイアン塗装編)
続きです。
なぜ私はこんなものを取っておいたのか…。
一番の理由は、このアイアン塗料を使ってみたかったからです。
左からブラック、アンティークゴールド、プライマー(下地塗料)です。
窓枠やサッシを塗り替えたくて塗料を探している時に、この塗料を知りました。
鉄の質感は古い家にもなじむので、サッシは無理でも、いろいろ塗ろうと思います。
しかし、いきなり大物に手を出して失敗すると目も当てられません。
小物で試そうとして目についたのがこの鏡(兼温度計&カレンダー)、凝った装飾との相性がよさそうだなと思ったのでした。
まずは、養生テープで鏡やガラス部分をカバーし、プライマーを二度塗りします。
乾かす時間があるので、仕事や家事の隙間時間にちょこちょこ作業しました。
次に、とろみのあるブラックをしっかり塗り込みます。
なめらかに塗るよりも、スポンジ等でポンポン乗せたほうが、鉄の質感がでるそうです。
細筆で2度塗りし、仕上げに鉄っぽさを意識してポンポン厚塗りをして、完成!
おおお、鉄っぽい…、アイアン「風」です。
この「~風」ってどうかなと思っていましたし、表面だけ木目調プリントなどはあまり好きではありません。
でも、フェイクではありますが、これ、塗る作業も含めて楽しいです!
そして、本物のアイアン小物を買うよりお安く手軽に部屋の雰囲気を変えられます。
500mlの小さいサイズでも、小物なら いくつか塗れそうです。
アンティークゴールドも早く試してみたいな。
リメイク候補は、洗面所の古い鏡(異界のものが映りそうな感じのやつ)、額縁、椅子の脚でなどです。
断捨離のスピードは落ちますが、必要なお気に入りを選ぶのも手間と時間がかかるので、できる範囲でリメイクや手作りも楽しみたいと思います。
これがツアーの記念品であることに気づく人は、もういないでしょう、多分(笑)。
断捨離とリメイクの狭間で~玄関のミニ鏡(切断編)
庭の花壇は、私だけでは数か月かかるところを、師匠のご指導により少し前進しました。
すぐに結果が見えないことに取り組むと、つい目に見える成果を欲してしまうもの。
そんなわけで、ちょっと横道にそれ、空き時間に小物リメイクをしています。
インテリアは、我が家の古さに合う感じのスタイルに惹かれます。
しかし、古くても素敵なものとそうでないものが混在しているので、断捨離を進めてきました。
が、まだまだ課題は山積です。
例えばいつもは勝手口の横にあるこの鏡、かなり前のツアー会社の記念品です。
古い柱にもよくマッチして…って、これ、断捨離対象でしょ!
鏡以外はプラスチック、温度計と手動で切り替えるカレンダー付と多機能だけど、使わない…(苦笑)。
以下は家族との対話です。
Q:これ、どう思う?
A:なんだっけ、それ。
Q:思い出の品か何かなの?
A:さあ、覚えはないなあ。
Q:必要?
A:身だしなみチェックに便利なんだよね。靴箱と棚の隙間にぴったりサイズだし。だから取っといて。
Q:温度計とカレンダーは?
A:温度計はともかく、カレンダーは使ってないね。というか、ダサいね。
Q:これじゃなきゃダメ?
A:ちょうどよい鏡があればいいけど…。
家族には必要そうなので、インテリア的にもOKな代用品を探しましたが、見つかりません!
断捨離やシンプルライフの基本は「なくても困らない」、私もそれに大いに賛同しているので、何度か処分しかけました。
しかし「もしかすると、自分好みにリメイクできるかもしれない」という心の声を断ち切れなかったのです。
本日、プラスチックも切断できるジグソーで、不要なカレンダー部分を切断しました。
カレンダーとはさよなら、上部をこれから塗装します。
このリメイク、吉と出るか凶と出るか(←大げさ)。
イメージが湧かなければスパっと処分できるのですが、こんな風に断捨離とリメイクの間で心の針が振れることもしばしばで。
まだまだ修行が必要です。