ささやかな春の植樹祭―マルバノキ
仕事でエネルギーを使い果たした週末、時折めまいでふらっとする週明けでした。
今日も明日も雨模様、体調もいまいちだし、これから寒さも戻ってくるとのこと、先週のうちに植樹を済ませておいてよかった~。
新しくできた花壇の一角に、マルバノキを植えました。
ずっと、紅葉する落葉樹を庭に迎えたいなと思っていたところ、花壇の整備が植え付けの時期に間に合ったので、思い切って。
花壇全体をトータルコーディネートしていろんなものを植えてみたいけれど、それにはセンスも知識も技術も必要で…。
1つ1つ庭に合いそうなものを迎えながら、バランスを見て足し算・引き算していくのがよさそうです。
マルバノキは秋の鮮やかな紅葉も素敵ですが、夏も丸っこい緑の葉がきれいです。
植えたのは高さ1mちょっとのまだ若い木です。
花壇の中でも日当たりと風通しのよさそうなところを選びました。
ようこそ、我が家へ。
土壌改良には気を使ったけれど、ちゃんと根付いてくれるかな…。
様子を見ながら下草や野草も植えていきたいと思います。
庭を歩いていると、畑の隅につくしを発見!
垣根を挟んだ裏手の草地から侵入してきた模様。
1月後半に植えたチューリップ、植えるのが遅すぎたので大丈夫かなと思っていたけれど、花をつけてくれました。
あれれ?
紫を植えたつもりだったけれど、思った以上にピンクに近い色でした。
当初のイメージとは違ったけれど、落ち着いたピンクも素敵、まだ庭が閑散としているので、結果的にはこのくらい明るい色でよかったです。
体はだるかったし、まだまだ発展途上だけれど、温かくなった庭にいると心が落ち着きました。
ぼちぼちな庭仕事の進み具合
ここしばらく、軒下を通るたびに、どこからともなく声が。
「よーよー、例のあれ、どうなってるんだよー」と、直置きの鉢植えたちがからんでくるのです。
もちろん、うそです。
かわいい植物たちは、一言も不平不満をもらしません。
「例の続きをしなくちゃ」と後ろめたさを抱える私に、私自身が突っ込む心の声でした。
ごめんね、もう少ししたらフラワースタンドに置くか、花壇に植え替えるから…、そう心の中でつぶやく毎日です。
古材と2×4材で作ったフラワースタンドはまだ塗装できていません。
隙間時間を活用して、取り組んではいるのです。
まず、ひと月ほど前に、庭の師匠からミニ耕耘機の使い方を習いました。
師:「簡単だよ。まずガソリンのコックを開いて、チョークを引いて、エンジンスタート、ここがアクセル…」
M:「ま、まってください。順番に写真にとるから。で、チョークって何ですか」
師:「…。」
こんな調子なので、その日は使い方に慣れるので精いっぱい。
土が固い部分は一日では終わらず、2度、3度と耕し、土壌改良剤をすき込みました。
そろそろ何かを植えるかなと穴を掘ると、また石やガラスに遭遇するので、計画的に物事が進まないのです。
それでもなんとか、土壌改良まで済ませた状態。
ミニ耕耘機がなければ、何年かかったことやら…。
石とガラス破片などを分別、ゴミ出しの段取りも少しずつ進めています。
春の芽吹きには間に合いませんでしたが、改良の余地ありな、育てる花壇としてスタートしたいと思います。
花壇の脇の山椒の木に、小さな葉っぱがたくさんつき始めました。
試しに一枚ちぎると、ああ、よい香り~。
今年も山椒ジェノベーゼと、そして山椒塩も作りたい。
植物の成長スピードに全然追いつかない、人間の春の手仕事の記録でした。
ポン酢の調合~自作調味料と保存瓶
梅の花がよい香りです。
芽吹き前の地下活動も活発で、この間引っこ抜いたばかりの畑のドクダミの根がもう大きくなっています。
春ですね。
季節によって調味料の消費量が違います。
鍋シーズンはポン酢が、夏は酢の物や甘酢サラダ、南蛮漬けに使う合わせ酢の出番が多いです。
ポン酢と合わせ酢、そして年中使うめんつゆは、基本の調味料をさっと調合するだけでできるので、買わずに作っています。
本日はポン酢を調合しました。
みりんと酒を煮切り、そこに保存していたかぼす酢(かぼす果汁と酢を混ぜたもの)、しょうゆ、昆布を入れて完成です。
レシピサイトを参考に作ってみて、自分好みに分量を調整しています。
柑橘果汁はわりと何でもOKみたいなので、今度は庭のみかんでも作ってみたいと思います。
ポン酢やめんつゆは、空き瓶(これは太白ごま油)をよく洗って煮沸し、蓋をするか、差し口をつけていました。
最初は常備ではなく気が向いたら作る程度だったので、空き瓶利用でよいかなと思っていました。
差し口はほぼぴったり、若干緩さが気になりましたが、とくに液だれすることもなく順調でした。
ただ、繰り返し使っていると、だんだん液だれするように。
また冬はポン酢をすぐ使い切るので、口の細い瓶を洗って煮沸するのが面倒になってきました。
そこで、ついに、セラーメイトの「調味ドレッシングボトル」を購入しました。
液だれの心配がなく、分解できて、洗いやすいのもうれしいです。
自作調味料のよいところは、基本の調味料さえ在庫しておけば簡単にできる、自分好みの味にできる、重たい瓶入り調味料を買わずに済む、瓶・缶のゴミの日が楽などなど、たくさんあります。
このボトルのおかげで、調理も手入れも時短できて、常備しやすくなりました。
自家製ポン酢に使ってます(画像が暗い…。真冬はこの倍量)。
ドレッシング瓶は3つ購入したので、続いてめんつゆと合わせ酢も作ってしまいます。
剪定枝のリサイクル~ガーデンシュレッダー
なるべく物を増やさないよう心がけていますが、必要なものは買います。
庭のメンテナンスやDIYには道具も必要です。
家族と相談してこれも必要経費だと奮発し、ガーデンシュレッダーを購入しました。
2月が逃げるように飛んでいく中、またもや庭の師匠が私の留守の間に果樹や椿の剪定をしてくれていました。
本当にありがとうございます!
剪定枝の山。
そして昨日、お天気が崩れないうちに例の剪定枝を粉砕してみました。
はじめは枝が粉砕されずに、つぶれただけで出てきたりしましたが、枝の太さに合わせて段階的にアジャスターを調整すれば大丈夫です。
そのことがわかってからは、スピードアップ。
あっという間にすべて粉砕完了です!
今まで剪定枝は市のゴミの日に手作業で細かくしてゴミ袋に詰めたり、枝は長さをそろえて束ねたりとけっこう手間をかけていました。
昨年は手作業でこんな試みもしました。
春の嵐にも飛ばされない、よい感じの落ち葉絨毯となっています。
けれど、剪定のたびにこの手間をかけられる余裕は、残念ながら今の私にはありません。
市町村によってはガーデンシュレッダーの貸出があるようですが、これも残念ながら私が住む街にはありませんでした。
せっかくなので、庭師匠や、いつも野菜をくださるご近所さんが必要な時には使ってもらおうと思います。
もう1つおまけにうれしいこと、この作業がよい発散になるのです。
私のちっぽけな、でもごちゃごちゃ悩んでいたことの8割くらいはスカッと吹っ飛びました。
私も剪定の仕方を勉強しているので、もう次の剪定作業が楽しみになりました。
道具置き場の整理もしなくちゃ。
早春の断捨離(2)ダウンジャケットの羽毛リサイクルについて
続きます。
数年悩んだダウンジャケットの手放し方に、少し光が見えました。
グリーンダウンプロジェクト
以前、羽毛リサイクルについて調べた時は大手メーカー数社のものだけが対象で、地方都市には回収窓口がなかったのです。
これならわが町でもOK、ダウン率50%以上のものは破れや汚れがあってもリサイクル対象です!
私のダウンは15年ものと、比較的新しいもの (といってもお下がり)の2着、いずれも今は部屋着&作業着です。
15年物はおしゃれ+寒さ対策で買いました。
だいぶ色褪せポケットの内側が破れても、寒い日の野外活動や庭仕事に重宝してます。
それで状態のよいうちに手放し損ね、作業着コレクションが増えつづけるという悪循環に(苦笑)。
また、羽毛の原料となる鳥の扱いを知り、できれば手元にあるものは「使いきる」か「リサイクル」したかったのです。
羽毛の生産と課題については、検索でもたくさんの情報を得ることができます。
羽毛に限らずウールやシルクなどの動物由来のものは、いや植物由来でも、命あるものの製品化と消費にはいろんな課題がつきものです。
単純に動物愛護か否かという問題だけではなく、生産‣流通・廃棄の方法、働く人の労働条件や生活、ファストファッション流行の背景、リサイクルの難しさなどなどが複雑にからみあっています。
私もその一端、それらの製品に助けられて生きてます。
どこから問題を解きほぐすか…と考えた時に自分の足元から始めたい、難しいけれどそのことを意識して物とつきあいたい。
私にとってはリメイクもその一環、楽しさや節約も大事ですが、お気に入りを使い切りたい気持ちも大きいです。
もちろん心地よくおしゃれもしたい、年相応に。
さて、15年物は長年の使用と洗濯でタグの文字も薄れ、「ダウン70%、フェザー30%」と読めるような、読めないような(汗)。
回収できるかどうかのギリギリライン?
回収してもらえなかったら?
春夏はカバーをかけてクッションに、秋冬はまた作業着として活躍してもらいます!