もうローズマリーを枯らしたくない!~不器用が作ったハーブ花壇
庭に突如出現したストーンサークル…、ではありません。
食用ハーブ用の花壇です。
■ハーブ用花壇を作ったわけ
我が家の畑の土は野菜類はよく育つし、庭土もそれなりですが、水持ちがよすぎるのか、乾燥気味に育てたいハーブには向きません。
だから、たいていは鉢植えにしていました。
で、正直に告白しますと、誰もが口をそろえて「植えっぱなしでOK」と言うローズマリーを何度か枯らしました(涙)。
あー、言っちゃった~、歴代のローズマリーさん、ダメな私でごめんよ~。
ハーブ用にブレンドした土を使い、水やりも土が乾いてから…とハーブの育て方に忠実に行ったつもりなのですが、季節の変わり目に弱ってしまいます。
タイムやミント、セージも鉢の中でどこか窮屈そう。
そして、1つ1つの鉢の水分量をチェックしながらの水やりは地味に大変で…。
でもフレッシュなローズマリーの香りが大好きだし、行動範囲内のスーパーや直売所ではハーブは扱っていません。
私が愛情と思ってすることはローズマリーにとっては重すぎたのね…。
じゃあ、自然のサイクルに任せられてのびのびできる環境を作るしかない、そう思ったのです。
■憧れはスパイラルガーデン
そんな時、ハーブの本やサイトで出会ったのが「スパイラルガーデン」。
渦巻き状に石を積み上げることで高低差や日向/日陰を作れ、1つ1つのハーブに適した環境が1つの花壇で出来上がるという優れもの。
これだ~と思ったのですが、スペースの問題や、きれいに石を積み上げる自信のなさで挫折。
そこで、ハーブ用に花壇を作って、
・高さを出して水はけをよくする
・ハーブに適した土を入れる
・根がのびのびできるよう、ある程度広めに
・その範囲内で高低差を作るなどの工夫する
・繁殖しすぎるものは、この枠の中にさらに枠を作って根域制限する
ことにしたのでした。
■レイズドベッドにしたかったけれど…
枕木などの木材、レンガ、ブロックなどで高さのある枠を作って土を入れたレイズドベッドは、かがんで作業しなくてすむので楽。
そして、国内外の素敵なガーデナーさんの手作りレイズドベッドが並ぶお庭は、整然としていてとてもおしゃれ♪
アンティークレンガ、木材、ロックガーデンに使われるようなゴツゴツしたおしゃれな石も検討したのですが…。
が、我が家には、花壇を作った時に出てきた大きな石が転がっている!
■庭石で枠を作って土留めに
とにかく重いので、てこの原理で転がして予定地へ集め、なんとか組み合わせました。
この作業、日差しが強い季節にはとても無理なので、2月末~3月ごろから少しずつ行っています。
3月
4月
5月
現在
枠はいびつですが(汗)、イキイキしたローズマリーの姿を見れるだけで今はシアワセ♡
他のハーブの様子はまた改めて。
■反省点
1 正方形では微妙に中心まで手が届きづらいので、使い勝手を考えると長方形か円形がよかったです。
今回は庭石があまりに重くて、とりあえず枠の形にするので精いっぱいでした。
とりあえずはこれで夏を過ごし、また涼しくなったら考えよ~。
2 防草シートなどを敷いていないので、スギナのような根が強健なものは出てきます。
気にならない程度ですが、高さを出すか、雑草対策をするかしたほうが、より使い勝手がよいかと思います。
■すでに次を作りたい…
ラベンダー専用など、小さめレイズドベッドもいくつか作りたくなってます。
不器用なのに作りたいものは次から次に…。
に ほ ん ブ ロ グ 村 テ ー マ