つくる・食べる・暮らす

不器用でも手作りを楽しむ暮らしの記録。

梅雨の季節の選択的除草ー閉鎖花をつけるマルバツユクサ

菜園のトマトが真っ赤に実ったので、夏の定番、トマトたまご炒め。

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ふんわりおいしくできました♪
 
 
自粛中は、普段より時間があったからDIYやセルフリフォームが進みそうなものだけど、そういう成果が目に見えるものはほとんど手付かずでしたね。
 
断捨離と掃除、雑草と土壌改良のことばかり考えていたような?
 
以前記事にした、かわいいけど手ごわいコマツヨイグサ

 

mikipan.hatenadiary.com

 

がんばった甲斐あって、除草した場所は、その後コマツヨイグサが増えてない!

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代わりにオヒシバ、メヒシバが生えてきているけど、コマツヨイグサに比べれば楽勝。
 
 
そして、マルバツユクサのこと。
 
我が家のすぐ裏は堤防で、その法面のチガヤや背の高いイネ科の雑草、スギナなどの勢いがすごいのです。
 
年に数回、市の除草作業が入るのだけど、ブロックで区切った程度では、上からは種が、地中からは強健な根が庭に侵入してきます。
 
 
中でも6月から夏にかけて元気になるのが、マルバツユクサ

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背丈のある草の陰で、すくすく成長中。
 
放っておくと、庭がマルバツユクサに飲み込まれそう。
 
コマツヨイグサと肩を並べる勢いで西日本で増殖し、関東あたりまで北上しているのだそう。
 
 
ツユクサとの違いは
 
葉がツユクサと比べて丸っこい
 
〇地上だけではなく、地下に「閉鎖花」とよばれる花をつけ、結実する
 
 
…つまり、地上部を刈り取っても、地下の種で広がるという、すごい生存戦略を持っているのです。
 
この白い苞が閉鎖花です。

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私、数年前までは人間にしか興味がないと思っていたけど、植物の世界は知れば知るほど奥が深すぎる…。
 
 
我が家の庭、私には少々広すぎるので、植栽スペース以外の場所は、草が伸びたら草刈り機で刈ってます。
 
そこにもいずれ植栽スペースを増やしたいのだけど、チガヤやヨモギマルバツユクサが出てくるということは地力も落ちているということらしい。
 
グランドカバー植物を植えるにしても、根を除去して地力を上げてからでないと、隙間からチガヤやツユクサが生えてくるでしょう。
 
 
土壌改良が必要な時期ってことか。
 
同じ労力をかけるなら、少しずつレンガを敷いたり、土壌改良したところから植栽コーナーを増設して、心地よい場所づくりに力を使いたいですもんね。
 
…そんなことを考えながら、梅雨入り前からマルバツユクサを抜きまくってました。
 
開花、結実前が勝負なのです。
 
庭から除去しても、裏手の法面にはわらわら生えてくるので、完全防除は無理だろうけど、飲み込まれない程度のレベルで共存できることを願う。
 
 

開花は7月に入ってからかな。

 

今年は早くから除草に着手したから、庭ではブルーの花の群生は見られないはず。

 

うれしいような、さみしいような…。

 
アナログな除草効果はいかに⁈
 
花が咲くころには結果が見えるだろうから、結果を踏まえて戦略会議を行おうじゃないか。
 
 
大葉も、もはや雑草化💦

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一雨ごとにどんどん広がります。
 
 
 
に ほ ん ブ ロ グ 村 テ ー マ